 2003年10月28日〜11月1日
今年3回目の旅行である。当初「立山黒部アルペンルート通り抜けと峡谷鉄道トロッコ列車の旅」を予定していた が人数が少なくて催行中止となった。この旅行はいろいろな乗り物に乗れると思い、申し込んだのだが・・・・。
これで今年の旅行は打ち止めと思ったが、せっかく行く気になっている気持ちはなかなか納まらないので、どこか面白 い旅行はないかと探したら「まるごと四国一周と小豆島5日間」というツアーを見つけ申し込んだらうまい具合に受け付 けてくれた。今回は10月28日出発、11月1日帰着する4泊5日の旅行である。
10月28日 旭川空港〜羽田空港〜高松空港、小豆島へ
久しぶり旭川空港からの出発。ここは駐車料金が無料で夜間はゲートが閉まるので自動車の置き場所としては最高 である。この空港も施設は整備されて何年にもなるが、便数が少なくて利用はイマイチである。せめてナイトステイして朝 8時台の1便があると非常に便利であるのだが・・・・。JDA時代に一時ナイトステイしていたが、経費がかかりすぎて中 止してしまった経緯がある。
9時45分発のJAS190便に搭乗して羽田に向かう。道内は晴れていて、途中、札幌市内や千歳空港がよく見えた。先日の地震の時に火災を起こした石油タンク基地も見えたが、どのタンクが火災を起こしたのかは上からはよく確認できなかった。
羽田で13時発の高松行きのJAS395便に乗り換え、ほぼ定刻通りに到着。着陸時はやけに揺れたが、無事高松空港に降り立った。
左側が新ターミナル(出発)右側が旧ターミナル(到着)

旭川空港のA300 3万1千フィートの飛行 空港にYS11が展示されていた

新装なった高松港 小豆島の「とのしょう」行きの切符売り場 乗客専用の高速船
瀬戸内海は上空からは何回も見たが、船で見るのは初めてである。高松港を出港するとすぐに屋島が見え、大小の 島々が目に飛び込んでくる。それにもまして縦横に走り回る船舶の多さにはビックリした。あれだけの交通量であれば衝 突事故が起きるのもうなずける感じある。
瀬戸内海を見とれているうちに小豆島の土庄港に到着。降りて直ぐ港の近くにある「平和の群像」を見学。「二十四 の瞳」の大石先生を中心とした子供達の像である。この島はさすがオリーブの島というだけはある。周りはオリーブだら けであった。

なんと言えない幻想的な風景 平和の群像
その後、島の反対側にある本日の宿泊場所の「リゾートホテルオリビアン小豆島」へ向かう。島が小さいだけあって 道路幅もやたらと狭く、こればかりは北海道の勝ちというところか。

ホテル玄関 部屋から見えた観音像 リゾートホテルらしくテニスコートが20面あるとか
夕食は洋食、和食のフルコースと焼き肉コース、すしコースなど盛りだくさんのメニューである。我々は和食のフルコー スを選択し、食卓に座る。するとお品書きが最初に配られ、先付けから一品ずつ出される本格的なコースであった。1万 円は軽く取られそうな食事である。これで旅行代金10万円でおつりがくるとはパック旅行の良さであろう。
それは豪華な和食のフルコース
このホテルは外観は小さいようであるが中は意外と広く、名が示すとおり長期間スポーツ等を行うリゾートホテルであ る。外の施設もゴルフ場、テニスコート、プールと盛りだくさんである。小豆島の中でも結構のグレードの高いホテルでは ないのかなと思ったりしている。おそらくシーズンになれば大阪近郊からも結構お客さんが来るのではないかと推察され るホテルであった。
10月29日 寒霞渓、二十四の瞳映画村、オリーブ園、栗林公園、道後温泉へ
今日の予定は小豆島観光と高松の栗林公園、そして四国の西端の松山の道後温泉まで一気に走った。四国の東端から西端まで観光しながら1日の行程とは四国も意外と小さいという感じである。
最初の見学地は寒霞渓という美しい渓谷である。バスで一旦、山の頂上まで上がり、そこからロープウェイに乗って景観を楽しむというコースである。
最近は足腰が弱くなって、高いところがすっかりダメになっているというのにロープウェイである。何とか座席にしがみついて約5分間の空中散歩となった。これで大好きな飛行機はなんでもないのだから不思議である。
渓谷はこの時期になってようやく紅葉が始まったという感じで、皆さんは「きれい!きれい!」と感嘆の声を出していたが、こちらは「早く着け!着け!」と腹の中で叫んでいたものだった。つかの間のロープウェイの観光が終わると下の駅にはすでにバスが待っていた。
次の観光は映画でおなじみの「二十四の瞳」の舞台になった岬の分教所である。本物の分校は確かに岬の少し手前に建っていたが、現在は資料館として使用しているらしい。我々の見学は映画の撮影に使用した映画村の方である。
この映画は今まで何回か制作されているらしいが、我々が見たのは最初の高橋秀子主演の映画であった。当時と比 較すると景観が相当変わっているらしい。この後、小豆島の名産であるオリーブ園を訪ね、フェリーで土庄港から高松 港へ向かう。

オリーブ園 園内から見た瀬戸内海
 高松港からバスで10分ほど乗って、まもなく栗林公園へ到着。
さすが殿様の持ち物らしく素晴らしい庭園である。現在は県の持ち物らしく、県職員?の庭師があちこちで手入れに余念がないようだった。
ここ栗林公園は名前のような栗林はなく、公園内はすべて松林であった。
このフェリーに乗船した 途中豪華客船(日本丸)が横切る
これは、殿様の頭にイガグリが当たって「栗林を全部切ってしまえ」ということで、栗林全部を切ってしまった。その代 わりに松を植えたということである。(この話はマユにツバを付けて聞いていました)この庭園を池泉回遊式庭園という。
栗林公園を散策した後、高松を出発し、瀬戸内海に添って高速道を松山へひた走る。沿線の街は結構工業地帯が続く。北海道もこの位の密度で工業地帯があれば人口も増えると思うのだが・・・・。
夕方には例の坊ちゃん温泉で有名な道後温泉本館の隣にあるホテル葛城に無事到着。それぞれ無料入浴券を手に握り、三々五々、道後温泉本館へ入浴しに行く。ホテルの内風呂の方が断然、快適であるが、話の種に一度は入っておかなくてはならないということでたくさんの温泉客が入浴に来ていた。
夕食は一般的な食事でまあまあである。改めて日程表を眺めると今回の旅行の宿泊地はすべて温泉地であることを旅行2日目にして初めて知った。
10月30日 石手寺、松山城、内子、宇和島、あしずり温泉郷へ
温泉にも入り、気持ちのよい朝を迎える。早起きは習慣になっているので、起床してから散歩をかねて温泉街を通って カラクリ時計の仕掛けを見に行く。行ってると朝が早いのでまだ作動はしないと近くのコンビニの店員言われ、ガッカリし てホテルへ帰る。
今日は温泉近くの石手寺をお参りしてから松山城へ向かう。松山市は四国4県の中で一番人口が多いらしいが、都 市の景観らしさは高松市であることがわかった。
 51番札所 石手寺
 松 山 城
 松山城は松山市のほぼ中央の小高い丘にあり、お城への上り下りはロープウェイかリフトを利用する。ここからの街の眺めは素晴らしく、遠くに瀬戸内海を望むことができる。
松山の観光を終えて、瀬戸内海に別れを告げ、今度は一気に南下して太平洋側にある足摺岬へ向かう。途中「もくろうと白壁の町並み」として古い町並みを保存している内子町に立ち寄る。この町並みは実際に人が住んだまま保存されており、家を建て直すことはなかなか難しいらしい。近代的な住まいに住めないのは一寸可哀相な感じがしないでもない。
お城への交通機関
内子町から高速道に入り、終点の大洲市に向かう。高速道はここで終わり、ここから細い国道を走り続け、宇和島でサ ンゴの土産物店に寄る。土佐清水から足摺への道は大変なカーブの連続である。このスカイラインは以前、有料であっ たというが、現在は無料。「歩きお遍路さん」は旧道を歩くらしく、歩いている人は一人も出会わなかった。山道を一気に 下るとそこに足摺岬温泉郷があった。
10月31日 足摺岬、四万十川遊覧、桂浜へ
 今回宿泊した足摺岬のホテルはどうもお遍路さん用のホテルみたいで、それほど大きなホテルではなかった。
しかし、食事は高知名物の鰹のタタキが食べ放題であった。久し振りのタタキをお腹一杯食べ、幸せであった。
朝、ふと窓から外を眺めるとあちこちのホテルからぞろぞろと岬の方へ歩いて行く人達を見かける。聞いてみると「岬の日の出」を見に行くとのこと。天気は曇りだったので果た ホテル海上館 岬への案内灯台 して見ることができたのかなと思ったりして・・・・。
本日は岬へ来た道をそのまま引き返して中村市へ向かう。ここでは四万十川遊覧ということで川船に乗って漁師の魚取りを見物する。先月旅行した九州の柳川ドンコ舟は手漕ぎであったが、ここ四万十川では船外機であった。
中村市の四万十川は河口にもかかわらず非常にきれいな水である。普通、河口に近くなれば濁っている川が多いが1 メートル以上の深さでも川底を見ることができる。遊覧船で四万十川名物の沈下橋を見たかったが、船頭さんによるとさ らに上流に行かないと見られないと聞かされる。残念。
四万十川遊覧を終了して、バスは一路、高知へひた走る。沿線は瀬戸内海側とは大分違うようだ。車窓からショウガ の収穫が見ることができた。ショウガ生産量日本一とバスガイドの説明。柑橘類もミカンだけでなく、いろいろな種類の柑 橘類や野菜を栽培しているらしい。
高知市に近づくと海岸線もなだらかになり桂浜に到着。ここで久し振りに龍馬に会えた。景観は前に来た時とはほとんど変化はなかったが、櫓を組んで龍馬像の顔を身近に見物できるようになっていた。
 桂浜では闘犬場の土佐犬に睨めつけられて、本日の宿泊場所である三翠園を目指す。
ホテルに着く前にパック旅行必須のおみやげ屋に案内される。ほとんどの観光客はただ見物するだけで買う人はまずいない。しかし、今は取ることを禁止されているサンゴとか亀はどうやって仕入れているのだろうか。 日本サンゴセンター 黒潮観光市場
 桂浜を見物した後、懐かしい高知市内を走る。途中、はりまや橋や土佐電が謝って走る「ごめん」行きの電車を見ながら本日の宿泊場所である三翠園に到着。
到着して驚いたのはこのホテルの敷地内に元土佐藩主山内家の大門と下屋敷長屋が残っており、内部は幕末の資料を展示してあった。
ホテル本館 車窓から見たはりまや橋

この大門からホテルに入る 下屋敷長屋(現在は資料館) 立派な庭園でした
長屋内部(展示室)には藩船の模型や武家の生活道具など、幕末の資料を展示してありました
 今日、宿泊したホテルは今回の旅行で一番の宿泊場所であった。設備といいサービスといい高知市内のホテルでも一流と見たが、もしかしてまだ上があるかも・・・・・。
しかし、初日に宿泊した「リゾートホテルオリビアン小豆島」も素晴らしいホテルであった。
旅行会社は最初と最後に良いホテルをセットしたに違いない。 夕食もご覧の通りの豪華版である
11月1日 金比羅さん参拝、脇町・うだつの町並み、徳島空港から帰途へ
いよいよ四国旅行も5日目を迎え最終日となった。本日の行程は金比羅さん参りと唯一徳島県の見学箇所である脇町 のうだつの町並みを見て徳島空港から帰路につく。一応これで四国4県はすべて回ったことになるので四国一周したこと になる。看板に嘘はなかった。
最初の見学場所は金比羅さんである。高知から高速で北上したため、残念ながら大歩危、小歩危の景観を見ること ができなかった。昔「南風」の車窓から見たのでよしとしよう。
金比羅宮は讃岐のこんぴらさんの名で親しまれている。正式には金刀比羅宮(ことひらぐう)というらしい。本宮は琴平 山(象頭山)の中腹にある。下からでも屋根が見えるので簡単に行けそうだが、石段は本宮まで785段さらに奥社まで 数えると合計1368段の石段があるとのこと。この段数では足腰が弱い私にとって「トンデモ ハップン、アルイテ ジュッ プン」である。結局、土産物屋で待つことにしたら、途中まで来いというのでついて行ったら本宮の絵のある写真屋でし た。この写真を1枚購入したので気持ちは本宮をお参りした。?
待つこと40分。全員が集まったところで昼食となる。メニューは当然、讃岐うどん。コシがあってとても美味しかった。

結局お参りしたのは女組だけ 体重90キロでは乗車拒否される? ここから本格的に登るらしい
 金比羅さんのお参りも終わり、いよいよ香川県から徳島県へ向かい、最後の見学地脇町へ向かう。
この町はよく「うだつが上がらない」ということわざの語源もなったうだつを見ることができる。
さすが、うだつを名所にしているだけに高速道の料金所にもうだつがあった。
うだつのある料金所 吉野川沿いの中央構造線
以上で四国一周の旅行も無事終了し、徳島空港へ向う。ここ徳島空港は滑走路の端が海に突き出ている珍しい飛行 場である。恐らく延長工事で海側に突き出たのであろう。
徳島空港の周辺空域にはぎっしりと空港が詰まっている。近くに高松、関空、大阪があり、管制も大変だろうと思う。地 図を広げると飛行場に隣接して新明和工業があるらしい。US−1(水陸両用機)はここで製造しているのかな?
旅行団はこの空港で解散し、羽田で全道各地の空港へ散ることになる。我々の乗るJAS機も次々とJAL仕様の塗装 に変わっているようである。徳島空港を定刻15:00に離陸。乗り継ぎで羽田17:55発199便で旭川に向かう。21時少 し前に無事、我が家に到着した。

徳島空港ターミナル 記念にこのバスのチョロQを買いました 羽田行きのA300−600R
国内旅行も沖縄、九州、四国と南の方から順次旅行しているので次回は山陰山陽方面を予定にしようかなと思ってい る。
ーおわりー
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