2010年6月12日
2010ブルーインパルス旭川旭川
 道北では2回目となるブルーインパルスの展示飛行が披露された。これは13日に開催される陸自第2師団60周
年・旭川駐屯地58周年の創立記念行事の一環として旭川駐屯地を中心に実施された。

 当日は混雑が予想されるので、前日の12日の予行を見物するため旭川まで出かけていきました。この日は快晴で気
温も上がり、見物するには一寸暑すぎる感じでした。

 我々は駐屯地に隣接するスーパーの屋上に陣取り、14:50から行われる予行を自動車の中で待つこと40分、南西
の方角から定刻通りブルーインパルスの編隊が見え始めました。トレール隊形で一斉にランプを点灯したので位置がす
ぐに判明した。恐らくRJCAへ到着したことを知らせたのではないかと勝手に想像。

 当初はその隊形で飛行場を一度パスするのかと思ったが、すぐに編隊を崩して最初の機動(演技)に入った。彼らは
今朝、松島基地を発進し、一旦、千歳基地に着陸。その後、千歳リモートで石狩川沿いに旭川駐屯地へ飛来したと思わ
れる。

 報道によると10種類ほどの展示飛行を行ったという。内容は市街地のせいか、垂直系機動は無かったのは残念で
あったが、久し振りのブルーインパルスの演技に感動した。この日はイックンも札幌から駆けつけ、嵐山に陣取った。本
人の話だと少し撮影ポイントが遠かったらしい。それでも陸自の広報が撮影していたということなので絶好のポイントで
あったことは間違いないようだ。

 今回の写真のほとんどはイックンから提供です。今回持参したデジカメの液晶モニタでは太陽光線が強くて見ることが
不可能でした。晴天時の屋外撮影はファインダー付きのデジカメが必要だということを痛切に思い知らされました。

  
嵐山から飛行場と旭川市街を望む
  
 RJCAの管制塔はいつの間にか新しくなっていました     スーパー屋上の駐車場満車状態です

★デルタターン
  ルーズな隊形から次第にデルタフォーメーションを組み始め、隊形が整ったらスモークを出しながら180度タ
ーンを行います。

★大雪山を背景に演技するブルーインパルス
シーリングがもう少し良ければ大雪山をバックにした、いい写真がとれたはずなのだが・・・・・・

★「さくら」と名付けられたパターン
東京オリンピックのF86による「五輪の輪」を彷彿させるパターンです

  
環境問題でカラースモークは禁止になったのが残念です
  
増槽を付けたまま演技をするブルーインパルスは初めて見ました
  
垂直系の課目はこれくらいしかありませんでした
  
ダイヤモンド隊形でRJCAをパス
  
トレイルから左右に一斉に散開し、チェンジオーバーターンに入る

★Vフォーメーションで360度ターン
これだけ広げた隊形で一糸乱れずに旋回するとは感心するばかりです


デルタ隊形で旋回


  
レベルキューピッド(水平のハート型)が始まります
  
各種機動中の最低高度は300m位でした

増槽を付けているためか水平でロールをしたり背面飛行は行いませんでした

      20分程度の演技も終わりブルーインパルスの編隊は旭川空港の方角へ消え去りました。
      千歳からの飛来なのに何故か増槽を付けたままです。明日の本番終了後はまっすぐ松島
      基地へ帰投する予定なのかも知れません
      願わくば最後は1機ずつ飛行場を翼を振ってパスして貰いたかった。


スーパーの屋上の見物客も三々五々帰り始めましたが、降り口は長蛇の列でした。
今回は市街地の真上で演技をしたため、これを知らない市民は相当ビックリしたようです。
そのため相当気を遣った飛び方をしていたというのが実感です。


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