●12月12日 第26巻配本

 船室の壁ができたので早速オイルステインで染めたが、これが大失敗。今までラッカー系の塗料しか扱ったことがな
いということが災いして、ものの見事にマダラに染めてしまった。この工程が終わらないと屋根ができないので練習のつ
もりで最後まで制作してみた。マダラになった原因は材質が異なると染まり方も異なるということ。糊が付いていると染ま
らないことがわかった。そこでラッカーで塗ることにしたが当地ではあまり種類がなく、チョコレート色に少しの白色を混ぜ
て塗り上げた。結果はご覧の通りの見るも無惨な船室となった。

    
  屋根の構造はよくわからないが、あらかじめ白色で着色した条板2段重ねで周りを囲み、その上に船室用の条板を
貼り付け、厚さを調整した。黒い筋はこれから始める甲板材のつもりで練習してみた。条板の片方にマジックでこすって
貼り付けるといい具合になった。
 屋根はクリアラッカーで3回程度ヌリヌリするといいツヤがでたよう
だが、目止めが必要だと思われる。

 鶏小屋に色を塗ったら、これもご覧通りの失敗作。やはりキャンデ
ィーの棒ではうまくいかないようだ。25ミリの幅に柱を15本も立て
るというのは老人には難しい。次は本数を減らして挑戦する予定。

 いずれにしても基本になるよい部材を探さねばと思い、隣町のDIY
に探しに出かけたところ、うまい具合に檜材を見つけることができた。
厚さは1ミリ厚から各種揃っていた。できれば0.5ミリ厚が欲しいと
ころだが・・・・。

 これで船室は木目を生かした壁ができるかも知れない。オイルステ
インもマホガニー(赤すぎる)でなくオークチークが実物に近いと
見た。




●12月19日 第27巻配本 12月26日 第28回配本

 今回は船室のやり直しを試みた。まずは内枠から作り始める。檜は木質が柔らかいので工作しやすい。今まで道具
といえばカッターナイフくらいしか持ち合わせていなかったが、DIYに行くといろいろな道具が揃っているのには驚いた。

 早速、目の細かいノコギリ、デザインカッター、曲尺、ノギス、分度器等を買い揃えた。よく「弘法筆を選ばず」という
が、道具は適材適所で使い分けると工作がし易く、精度も上がるということを今更ながらわかった。

  
    前部船室と中央部船室を切り取る。大きさはキットの大きさをそっくりに整えた。角は45度に切り
    落として接着したため、内側に補強材を入れた。ベニヤより薄いので船室には梁を渡す予定。

  
    次に化粧板の作成に取りかかったが薄い檜材がなく、結局はスリスリして削ることにした。偏減り
    防止と厚さ調節のため表紙用の厚紙の間で削ると調子がよかった。これで厚紙と同じ厚さになった。

  
    次に削った部材を20ミリの短冊を作り、瞬間接着剤で張り合わせた。化粧板の形については
    諸説プンプンであるが、キット通りのデザインを踏襲する。これから型紙に合わせて切り抜く作業が
    あるが、年末から正月にかけてこんなことしていたら、それこそ顰蹙(ヒンシュク)を買うことになる。

  
    後部船室は平面図とは異なり側面が直線になっていたのを檜材で太らせて曲線になるように修正
    した。これで少しは平面図の形に似てきた感じがする。甲板もやや傾斜をつけてみた。
    このあと着色して化粧板を貼る予定。

 

 今回の化粧板も裏側一枚を削り落とした。この化粧板もこのあと着
色する予定であるが、前回、オイルステインで失敗したので、今回は
アサヒペンのジェルカラーニスが手に入ったので、このタイプで挑戦
する予定。

 今日の午後には29号が配達されると思うが、甲板材を張ることに
なっているらしいが、船殻後部の形がいまいちの感じなのでそこの
部分を修正してから作業に入る予定にしている。

 


◆1月15日 第27,28巻の続き(1)

 年末から2週間以上かけて船室(前、中、後)と鶏小屋を毎日、それこそ家族のヒンシュクを買いながら制作した。今回
は意外と時間がかかり、現在でも船室全部の完成とはいかないが、後は屋根の色塗りと糊付けで船室の制作は終了す
る予定。

  鶏小屋は前回、木工ボンドでゴテゴテにして失敗したので、今回は瞬間接着剤で作ってみたところうまくいったよう
だ。グラフ用紙に張り付けながら接着を行い、後でスリスリしてグラフ用
紙を剥がした。柵は1ミリ角棒を真ん中より裂いて0.5ミリにした。しか
し、20ミリ幅に14本立てるのが、この年では精一杯というところである。
 
 もう少し若ければ目も良かったし、手も震えることもなかっろうにと思う
が、いずれにしても趣味の世界なので何も無理をすることはない。自己
満足の世界であるから「これでいいのだ」と自分に言いきかせる。

船室の制作の続き

  
      装飾板のデザインはキットのものを踏襲した。    ベニヤでないので補強材を入れた。

  
     屋根は白色の部分の枠(厚さ3ミリ)を作り、その中に屋根材をはめ込む方法をとった。屋根
     材は船殻に使用した条板を半分に裂いて使用した。枠には1ミリの下駄を履かせて屋根材が
     1ミリ程度出るように工夫した。

  
     仮に屋根を船室に載せたみた。いい感じ    後部船室も大幅に改造した。側面を直線から
     に出来上がった。白点はスリスリの粉。     曲線へ。屋根の縁は条板で囲い、角を丸くした。
                                 出入口の屋根は庇をつけた。屋根も傾斜を
                                 緩くつけた。このデザインは旅行記の写真を
                                 参考にした。

  
       条板を屋根枠に入れるのに一苦労。     鶏小屋と後部船室。条板は生地の状態。

 中央船室と後部船室を比較するとどうも縮尺が違うようだ。出入口
の大きさが全く違う。後部船室の高さが大きいのである。カティサー
クに関するサイトの写真を見ると後部船室の高さは大人の腰の高さ
である。ここまで作ってやり直しはもうイヤ!。モデルシップであるか
らこれも許容範囲とあきらめる。

 29号で前部甲板に条板張ることになっているが、未だになぜ甲板
を船体に接着せずに張るのかわからない。後で何か仕掛けをするか
も知れないのでそのままにしている。

 この後は船室に屋根を接着してニスを塗って完成させるつもりだ
が、屋根の色を何色にするか、思案中である。このまま生地を生かし
クリアニスを塗ってもいい味がするし、博物館のカティサークの写
真を見るとネズミ色(生地の経年変化の為?)に見えるし、決心がな
かなかつかない。

 どの色を塗ってもいいと思うがチーク、オークでないことは確かである。ちなみに船室はジェルカラー(オーク)を使用し
た。このニスは素人にはもってこいの塗料である。ガーゼにしみ込ませてヌリヌリすれば色むらもなく塗ることができた。
おまけに瞬間接着剤の上からもむらなく塗ることができたことは好都合であった。

◆1月23日 第27,28巻の続き(2)

 鶏小屋と全船室が一応完成した。出来上がったものを見ると「日光の手前」イマイチという感じであるが、作り直しは
何回でも可能なので、また折りをみて再制作するかも知れない。

  
        前作の屋根部分白枠が広すぎた。      今回の屋根部分。条板は前のが欲しかった
                                  のだが・・・・。

  
      鶏小屋は難しい。塗料がはみ出しているので   鶏小屋を所定の場所に置いてみた。
      軽くペーパーがけして完成させる予定。      船尾船室の入口が出過ぎている。要修正

  
前部船室と後部船室。ハトメを入れると見映えが良くなった。

  
       周りの枠はもう少し狭いかな?             船体に仮置きをしてみる。
      実物の写真を見ると後部にも入口がある
      ようなので後で付け足す予定。



●1月9日 第29巻配本〜2月20日 第35巻配本

  
船首部分と主甲板の条板張りが終了。
条板の縁は177ページの写真とロープ展示会の作り方を参考にした。
しかし、この細工には相当な時間を費やした。
船室の穴は将来バラストを入れるためにあける。

  
後部甲板の枠は5ミリの条板ではなかなか曲げられないので縦に三等分して
張り付けた。スリスリすれは境目は目立たないようだ。

  
ハッチは中心部をヤスリの幅に分割してその間に条板を挟んだ。

  
ハッチの中心が少しずれたようだ。アバウトな性格丸出しである。
完成写真では枠の下に蓋を張り付けているようだが、あれでは海水が
貯まってしまうのではないかと思い上部に変更した。

  
キットの操舵装置では納得できないので舵輪を基準にして176ページの写真を
参考に自作した。これに(CUTTY SARK)という銘板をはめられればよいのだが・・
何しろ20ミリ×10ミリの箱であるから書けないかも知れないが、挑戦する価値はある。
この箱の材料は折箱に使用されるエゾマツで、チョッと柔らかすぎの部材である。

  
今まで作成した小物を置いてみる。結構いい感じなってきたようだ。

 これからの予定(配布物と平行作業)
 ・時間をかけながら甲板をスリスリして磨き上げる。
 ・後部船室の改良
   枠の幅が広すぎる。
   後部に入口をもう一つ作る。
   入口の修正(現在のままでは入ることができない?現在は後部楼甲板の縁と同じ)。もしかして再配布かも。
 ・鶏小屋の再々作成。(現状でもいいかな?)
 ・前後部楼甲板に縁の取り付け。
 
 今までの失敗
 ・甲板に条板を張るときは下地ベニヤを張り付けた段階でで凹凸を取るべきだった。原因はフレームの高さの
  不揃いを整えないで組んだのが影響した。しかし狂いは条板の厚さの範囲で、スリスリで何とか修正できた。

 ・条板を貼るとき片側に黒のマジックでピッチを表現したが、切り口はあらかじめボンドをしみ込ませていなかった
  ため滲んでしまった。

 とにかくキットの部品はあまりにもアバウトのしすぎである。これからも結構自作する部分が出てくるかも知れない。
今から危惧しているのは滑車とか銅板がどのようなものが送られてくるか?。何しろ10万円の買い物であるから
それなりの部品を配布して貰いたいものだ。もしかして1000キロ離れた伊東屋まで「買い出し」に出かける羽目
になったら大変かも?。(内心は東京へ遊びに行ける理由になるが・・・・・・)

◆2月28日 第29〜35巻の続き

  
 船尾の船室明かり取りと思われる天窓は未だに材料が配布されない。そこで2ミリの檜材で自作することにした。いず
れ蓋をする予定。しかし天窓の位置はキットのままだと少し後に寄り過ぎる感じがするのだか・・・。
また、建造当時には有ったのかどうかは不明であるが、後部の出入り口も自作した。
 船室の周りの枠が広すぎたので条板を陥入させて幅を狭くした。とにかく独断と偏見で作るのは面白い

  
            鋸目を入れた分短くした。            後部甲板は条板分、前に出した。

 船室の出入口と後部甲板の位置が同じでどうして入るのかと疑問になり、出入口を少し短くし、甲板も少し前に出して
踊り場を確保した。これで正面から出入りできるようになると思い作業を進めた。完成したのが右の写真で出入口の前
が少し余裕を持たせることができたのだが・・・・・

 ところが、ナナなんと!出入口のドアは正面でなく左右の側面に2枚有るらしい。せっかく苦労して広げたのが無駄に
なってしまった。また暇を見つけて出入口を再作成する羽目になるかも知れない。しかし、後部甲板の縁には飾りの付
いた手摺りが付くはずなのでこのまま少し待つことにする。

 しかし後部甲板には左右舷に階段があり、甲板に上がって反対側に行きたいとき船室の後を回るか、いちいち2枚の
ドアを開け閉めして行き来していたのかと思うと不思議な感じがする。
  
 船首後部甲板縁には檜棒を半円に削って張り付け着色した。

 細かい部品は試行錯誤の連続である。しかし想像しながら、自己流
に作り上げることも又楽しいものである。 ボケ防止にはもってこい
の趣味である。

  ◆3月1日
 操舵装置に立つための格子状のスノコを作ってみた。1ミリの角
 棒で作成したが、これだけ小さくなると作業が難しい。
           
                               この後、4×4本位に切り取れば丁度よい大きさになるかな。

◆3月6日

 帆船模型の掲示板を参考にボートと操舵装置に「CUTTY SARK」の文字を入れてみた。最初はどのようにして文
字を書こうかと思案していたが、とてもじゃないがあの大きさの文字を書く自信がなかった。

 現在のラベルライターは性能が高くなっており、小文字は6P位の文字を打つことができ、文字種もたくさんある。使用
したライターはキングジムの「テブラ」という機種を借りてきて作成した。うまくできたようだがテープに打った文字なので
少しテカリが気になるが、手書きよりは余程出来映えがよいようだ。

   
左のような銘板を作成し、テープを貼り付ける。それを操舵装置に貼り付けた。
少し曲がっているのはご愛敬です。
文字の大きさはすべて6Pの大きさで、丁度いい具合である。

ボートにも仮に貼り付てみた。
費用は白文字の透明テープ代1000円のみで終わったので大助かりである。



●2月27日 第36巻配本〜3月13日 第38巻配本

 久し振りに船体本体の制作を行う。やはり細かい作業より大きなものが楽しい。今回はブルワークの貼り付けまでの
作業である。

  

 今回の作業は船体側を2ミリの幅で削ることになっているが、この作業を側面に沿って均一に削るのは難しい。そこで
規定の幅より少し大きく削り、条板を側面に貼り、付属のヤスリで厚さを整えた。丁度ヤスリの厚さ分までスリスリすると
ブルワークがピタリと収まった。これで接着面も平滑になり凹凸もなくなって後の作業がやりやすい。
       
 削り方の留意点として船首方向は外側へ。船体中央部はやや内側に傾けて削るとよい。これでブルワークは少し
内側に傾いて張り付けると断面図同じになり、見映えもよいようだ。

 ブルワークの接続に補強材は使用しない方法で直接、瞬間接着剤で処理した。何しろ補強材が丸見えなのは格好が
悪い。また化粧板は貼り付けずに直接白ラッカーを塗った。テクニカルカードには木目を生かすやり方と博物館のように
仕上げるのは制作者の自由ということであるが、白を塗ったのでこれからは博物館仕様で作業を進めることになる。従
って船腹の色もは黒一色になる。しかし、飾りとしてはマガジンの写真のような木目を生かすというやり方にも未練があ
るのだが・・・。

  
        ブルワークは船首方向は外側、中央部は内側、船尾方向は垂直に張り付けている。

 下地がしっかりしているので、今回パテを塗る必要がなかった。このままでも銅板と黒色を塗れば船体の外側は完成
と思うのだが・・・。右写真のブルワークの影を見るとわかるが、若干のシアーラインをつけてみた。甲板の中央部をこれ
以上削ると下地が出るので、このくらいで我慢した。本来、フレームを組む段階でキチンと調整しておかなかったツケが
今になって影響が出てきている。

甲板の色は木目を生かすため透明のジェルカラーで仕上げた。
この塗料はあまりテカリもなく、しっとりした調子で仕上がるので最高。



●3月20日 第39巻配本〜4月24日 第44巻配本

◆4月27日
 しばらく振りに造船作業を行った。今月の上旬に2週間ほど海外旅行に行ってきたため作業が出来なかった。おまけ
に歩きすぎで膝を壊して座ることも出来なかった為、開店休業を余儀なくされた。

 今回は3日間ほどで一気に遅れを取り戻した。
  



 化粧板を割ったらどうも幅が不揃いなので写真のように輪ゴムでまとめ、サンドペーパ
ーで凹凸を軽くスリスリをして、船体に貼り付けたときの隙間をなくすようにした。この材は
柔らかいものと堅いものが混ざっており、直線、曲線部分の使い分けを行うのに好都合
である。
 


 以前から船尾の形が気にくわなかったので、写真のよう
に削り込んでしまった。

 結局フィラー部分まで削り、苦労して貼った下張りの条板
は跡形もなくなってしまった。



 キールは木工ボンドで固定したが、どうも心許ないので、船首部分、キールに4カ所の
穴を開けて、木ネジで固定した。これでそう簡単には外れることはない。

 化粧板を貼る前に一応付属の水性パテを全体に塗って整形したが、このパテは一寸く
せものであることがわかった。一般に水性塗料は一旦、硬化すれば水には溶けないが、
このパテはすぐに元のように柔らかくなり、剥がれる恐れがある。そこで、元々化粧板が
不要な位にきれいに仕上げてあったので、パテはほとんど削ぎ落としてしまった。

 下地と化粧板の間にパテを厚く塗ってあると本州のように湿気のあるところでは化粧板
が剥がれ落ちたり、化粧板の端がめくれてしまうことも考えられるので注意が肝要だ。

  
               船体の全景                        船首部分

 今までの制作したものを仮に置いてみたら、結構船らしく見えるようになった。さらに化粧板の下の銅板を張る部分に
ラッカーを塗ってみたら一層見映えがよくなった。これでカティサークのイメージが何となくわかるようになった。

  
           船尾部分操舵箱が反対です                  船体中央部

 船体上部の色塗りをする予定であるが木目を生かすか、黒のつや消しを塗るか悩ましい時期に来たようだ。



●5月1日 第45巻配本〜6月5日 第50巻配本

◆6月6日
 4月の上旬から約2週間海外旅行に行って来たために更新が遅れてしまった。おまけに膝を壊して約1ヶ月間座ること
もできない状態で制作は中止せざるを得なかった。

 6月2日から今までの遅れを取り戻すことを決意し、一気に銅板張りの前まで作り上げた。銅板張りは全部揃ってから
貼る予定である。

  
 まずは前部に設置されるトイレの制作。キットを切り抜き合わせてみると何となく寸法が違うではないか。しかし、説明
書をよく見るとブルーワークのカーブに添うように大きさが違うらしい。なるほど完成したトイレを甲板に置くとピッタリと収
まった。珍しく芸の細かいものが配布されたようだ。屋根と側面の飾り材は船腹に貼った化粧板を利用した。この位の
厚さが適当ではないかと思う。

 

 トイレ、砲門の内側、ダビットは白ラッカーで仕上げた。
 
 砲門はあらかじめ瞬間接着剤で糊付けをしてブルーワークに差し込む方法を 
 取った。

 

  

 ここで大問題が発生。砲門をブルーワークに仮付けしたところ、高さが合わないことが判明した。ブルーワークをかさ
上げしても良いのだが、今度は前後の甲板の高さと合わなくなってしまう。またこの砲門の高さでなければ大砲の高さと
合わないという難題にぶつかってしまった。

 そこで窮余の一策として砲門の足を右写真のように切り取ってしまった。このダイキャストの材質は意外と柔らかく、ニ
ッパーで簡単に切断できた。切り口はヤスリで削り平滑にすれば終了。これで大砲が砲門から出なくなってしまったの
で、大砲は船首にでも置いてキャッチャーボートのようにしようかな、と思ったりする。

 本来この砲門は甲板の水抜き用に作られたのではないだろうか。それであれば、あまりにも開口部が高すぎる感じが
する。このキットはカティサーク建造時のものをモデル化したのかも知れない。そうでなければ船体を黒くしなかったり、
手の込んだ砲門の蓋にあのような模様を付けることはない。当方はあくまでも現存のカティサークに似せていこうと、こ
こで決心した。悩んでいた船腹の色も黒で塗装することを決定。


                      今まで作成した小物を乗せた全体写真

 今後の予定は小物の改造や銅板の貼り付けをする。しかし配布される銅板(真鍮?)はあまりにも金ピカすぎるので、
古色感を出す方法を考える。舵の取り付けは一工夫必要である。今のままでは船尾より飛び出すかも・・・・。
結局、船体後部を削ることになるかも知れない。また、ブルーワークと砲門の上部には手摺りが付くと思うが、50号に付
いてきた条板であれば砲門の枠が飛び出すことになり、枠を削る羽目になるかも知れない。

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