趣味のコーナー(1)
ホバークラフト編

    
    冬、つくも公宅横の田んぼで。遠くに校舎の体育館の屋根が見えます。当時は1軒も住宅がないのが
    この写真でわかりますね。(左)つくも公園の池で(中、右)

 このホバークラフトは今から三十数年前に制作したものです。設計から制作まで一人でやりました。現在はおもちゃ
でこの種のものがありますが、当時は船体を持ち上げるだけでも大変な苦労をした。全長は80センチ、全幅50センチ
くらいだったと思いますが、一番苦労したところはスカートの設計であった。バイクに乗るときに用意してあった合羽の
生地を利用して作り、これが大成功に結びつきました。裏側の写真がないのが残念ですが、ここにも試行錯誤の工夫が
随所にありました。本を買い込んだりして、設計には随分と苦労した覚えがあります。

 操縦はプロポの4チャンネルを使用していたと思います。エンジンは浮上用に15、前進用に30を使用し、エンコンが
利くようになっていました。ラダーは2枚連動で動作します。速度は飛行機並みとはいきませんが、相当なスピードが出
たような気がします。このホバーには相当遊ばしてもらいました。何しろ飛行機のように飛ばせば墜落ということもなく、
なかなか壊れなかったものですから・・・。

 とにかく飛行機とは違い、運動面は二次元のみですので操縦は簡単であったと記憶しています。危ないと思えばリフト
用のエンジン出力を押さえるだけでブレーキになります。走行場所もどこでも走行可能で水上、グラウンド、雪原と地面
効果があるところはすべてOKという代物でした。浮いているのでドリフト走行などは朝飯前でしたが、欠点としては急坂
を上り下りができないのが玉にきずでしたが、勢いをつけると少々の坂でも駆け上がることは可能でした。

    
    前面から見る。      旋回は外に振られる。        全速力で走行。完全に浮いています。

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