10月〜12月
2003年10月06日


 4日に教え子達の同期会のため、初めて都市間バスに乗ってみた。そういえば4日は和寒〜士別間の高速道の開通日でもあった。途中のPAを眺めるとまだ午前中というのにバスや乗用車で一杯であった。開通のセレモニーに参加する車なのかなと思った。これでJHの赤字もまた増えることだろう。

 札幌までは往復割引で5千円出して10円のおつり。時間は2時間半。JRは特急で2時間。ただしS切符で7120円。時間差30分を2130円で買うか、難しいところである。しかし初めての高速バスに乗ってみたが、なかなか捨てたものでない。行きの乗客は6割位で、帰りはなんとたった7人。おまけに士別で3人降り、終点名寄には4人しかいない状況である。これでペイしているのか、はなはだ疑問である。これで便数が増えれば言うこと無しである。

 札幌駅ビルが完成して初めてその景観を見たが昔の駅前と比較するとその変貌ぶりに驚かさせられた。地下街を歩いていると完全に方向わからなくなり店員に何回も聞く始末。とんだお上りさんである。そごうがつぶれて、その後に入ったビックカメラを初めてじっくりと歩き回る。近くのヨドバシカメラと同じ位の客入りだった。良くあんなに売れるものだと感心する。

 久しぶりに同期会で教え子に会い、話に花が咲いた。聞くと彼らも50歳を過ぎており、どちらが先生かわからない教え子がいたのには参った。ようやく23時過ぎには部屋に戻りぐっすりと眠りにつき、翌日、朝一番のバスに乗り帰宅した。久しぶりに楽しい一日を過ごさせてもらった。

2003年10月21日


 このごろ急に朝夕が冷え込むようになった。今朝も氷点下で今シーズン2度目である。それでも日中は15度位まで上がったようだ。明日は雨らしいので週末には初雪が降るのかも知れない。

 この寒い中、痩せこけたキツネが家の周りをうろついている。これほど人家に近づくのは珍しい。この前から道路を横断しているのは時々見かけてはいたが、今日はゴミ袋を漁っていたようで、自動車が近くを通っても我が物顔で何かを食べていた。食べ終わったら座り込んで毛繕いを始めた。もしかしたら神社山で越冬するつもりなのだろうか。

 エキノコックスの元凶なのであまり近くには住んでもらっては迷惑であるが、かといってどうやって追い出すことが出来るか方法がわからない。罠を仕掛けてキツネの襟巻きを作ってやるという、できもしないことを考えていた一日であった。

  
      何かを探したようだ     おいしそうに食べている      満腹して一休み
       我が家の部屋から撮影。3メートル位か

2003年11月02日


 9月の九州旅行に次いで、またまた10月28日〜11月1日の日程で四国旅行に行ってきた。前回よりも1日多いが、それでも室戸岬方面を見ることが出来なかった。

 しかし、各県必ず一カ所以上は見たので今回の「まるごと四国一周と小豆島5日間」という謳い文句には間違いがなかったようだ。

 それにしても今の時期、気温にこれほど差があるとは思わなかった。北海道は雪が降るというのに四国は汗をかくほど暖かくてハンカチを離せない程である。おまけに旅行期間中は快晴続きで最高の旅行であった。

 お遍路さんの姿もあちこちで見ることができたが、意外と若い人も歩いているのにはビックリ。八十八カ所を歩くと1400q位になるそうだが、若いときの健康なときに歩けと言われても、当方としては願い下げである。改めて信仰とは力があるものだと感心した。ガイドによると88万円でへりで回るという手もあるそうな。これなら参加してみたいと思ったりしたが、御利益はなさそう。今回の旅行記はいつものようにサイトで公開する予定である。

  
         四国一周のパンフレット                 最初の到着地、高松空港

2003年11月08日


 先月に「みぞれ」らしきものが降ったが、今日になって白いものがはっきりと見えるようになった。これから来年4月までなが〜い冬眠生活入ることになる。旅行にも行きたいところだが、帰ってみると家が潰れていたら大変だな思うとおちおち出かけることもできない。旅行は春先までお預けの形かなと思ったりする。

 
うっすらと雪化粧した我が家の庭

2003年11月23日


 本格的な雪模様になった。8日以来、雪とは無縁であったが、一晩明けると周りは一面銀世界。30センチ位の積雪であろう。今冬初めて除雪車が朝早く通っていった。

  
            神社の森                 まるで雪まみれの人間のようです

 今年は初雪も遅れて内心ホクホクであったが、やはり雷様はそのツケを一夜にして返してくれたようだ。せめて分割払いにしてもらいたいところだが・・・・。しかし、地面がまだ凍っていないので根雪にはならないかも知れない。夫婦で家の周りの除雪に精を出す。融雪槽も今年きれいに掃除したので快調そのものである。

 除雪作業は冬場の運度不足の解消になるので考えようによっては体にはよいのかも知れないが、やはりなまっている体には非常にきつい作業である。

2003年12月09日


 天の底に穴が開いたのか毎日の降雪で見る間に白一色の銀世界が広がった。11月の月末に一度降った雪もほとんど融けて、もっけの幸いと思ったのが運の尽きで、3日から今日まで間断なく降り続いている。しかし、今日は小雪がほんの少しパラついただけで除雪しないで終わった。

 当地のアメダスには積雪量を計測する機器がないので周りの市町村と比較すると優に50センチ以上の積雪はあると思われる。やはり年間の降雪はあるようで、降る時期が遅いか早いかの違いのように思える。

 この時期の雪は湿っているのでテレビのアンテナにうず高く積もっている。近所のアンテナを見るとまともなものはほとんど無く、ほとんどが折れていたり、傾いたりしている。せめて垂直偏波であれば、あれほど折れることがないと思うのは私一人ではないだろう。

 おまけに我が家の屋根は雪が降ってもすぐに落ちるように急勾配にしているが、どうしても屋根のてっぺんの雪がしっかりとまたがって残っている。あの雪が落ちるときは雪崩である。何かいい方法はないものだろうかと、毎年この時期になると頭を悩まさせられる。

 最近の高速道は少しの吹雪でもすぐに閉鎖するようだ。やはり玉突き事故を恐れているのかも知れない。昔は吹雪で前後左右まっ白けの中を走ったことがある。どっちを向いて走っているのかわからなくなり、危なく道路から逸脱しそうになったことがある。

 そういえば独身時代は年中バイクを乗り回していたが、ある時、吹雪で視界が全く効かない状態の中で走行中、道路から逸脱しないように自動車のわだちの跡を走行していたら、突然フワッと宙に浮いてドスンと落ちた。道路から逸脱したのである。落ちた前をよく見ると1台の自動車が落ちていたという笑えない経験をしている。早い話、道路脇に落ちた自動車のわだちの跡をまじめに走行していたのである。

2003年12月17日


 昨日、久し振りに映画を見に行く。今年になって4本目?の映画鑑賞である。車で約1時間、シネコンに到着したが朝一なのでほとんどの観客はいない。今回は「ラスト サムライ」。平日なので場内はたった10人程度の観客だった。そういえば前回の「SWAT」は確か3人だったと思う。閉鎖しないように祈るばかりである。

 今回の映画は一応指定席ということだが、あの人数であれば何処に座ってもいいような感じである。とにかくシニア料金千円というのは有り難い。会員になると800円だそうな。

 前回懲りたのに耳栓を持っていくのを忘れた。何故あんなに音量を上げなければならないのか不思議である。それでも次第にその音量に慣れてくるのだから人間の体は不思議である。

 しかし、いつも映画を千円で見られるというのは映画ファンにとっては有り難い。何十年も劇場へ行かなかったのは料金が高かったためということがわかった。これからも機会があればどんどん行こうかなと思うこのごろである。



戻る