10月〜12月
2004年10月03日


 今朝は最近になく冷え込んだ。3度というからそろそろ霜が降りる季節になったようだ。今月末にはもう初雪である。

 紅葉も次第に山から里へ急速に広がってきており、行楽地は来週あたりから見頃になるのではないかと思う。

 スポーツの秋といっても北海道では寒すぎる季節である。近くの高校では「ウォークラリー」と称して30q歩く行事が1日遅れで実施されていた。学校の規模が小さくなって以前の1学年程度の生徒が健脚を競う。とにかく暑くもなく寒くもない絶好の日和で何よりであった。


2004年10月13日


 朝夕は相当冷え込んできた。やはり来るべきものが近々来るのだろう。それにしても今年の花の咲き方は異常である。いまだに枯れようともせずに健気に花を咲かせている。例年だとすでに花は落ちているはずである。気候が暖かいのだろうか。
  

 今日から製糖工場の操業が始まったらしい。煙突からモクモクと白煙が上がり、風下にいると甘い匂いが漂ってくる。今年のビート(砂糖大根)は豊作だそうで、37万トンが工場に運び込まれるという。そのうち砂糖になるのは6万トンというから率の良い商売かも知れない。しかし、操業も2月には終了するというから半年で1年分の稼ぎを行う、優雅な企業である。


2004年10月26日


 先週から今週にかけて自然災害が連続して発生している。台風23号の大洪水、中越大地震の大災害など今年は何かと災害の当たり年のような気がする。

 災害に遭った方々には心よりお見舞い申し上げたい気持ちで一杯である。とくに地震に遭われた地方はこれから冬の寒さに向かって生活も大変だろうとお察しする。

 新幹線も開業40年で初めて脱線事故を起こしてしまった。奇跡的なのは一人の犠牲者が出なかったことである。この事故からいろいろな教訓を得たような気がする。しっかりと原因を確かめて他の新幹線にも応用すべきであろう。

 報道についてもちょっと考えさせられる場面が多々あったようだ。とくにレポーターという人達の言動である。あまりにも重ね言葉が多すぎる。おまけに堂々と新幹線に給電している変電所を発電所と説明しているニュース番組もあった。是非、正確な報道をしてもらいたいものだ。

 今のところ道北は台風が1回通過しただけで済んだのは、まだいい方かも知れない。しかし、初雪も例年通り2,3日前に降り、今日も雪である。もしかして今年は豪雪だったりして・・・・。考えるだけでもゾッとする今日この頃である。

 これから長い冬に入るが、そろそろ開店休業していた「リアルロボット」と「バウンティ」の制作に入ろうかなと思っている。ロボットの方はもう一匹?増えたようだし、バウンティの方も図面がようやく昨日届いた。早くバインダーが来ないと資料が綴れなくて散逸してしまいそうなので今のところ箱を積み上げているだけの毎日である。


2004年11月02日


 今年最後の旅行に先月の27日から今月1日まで山陰山陽の観光地巡りをしてきた。出発する時は15センチくらいの雪が積もっていたが旅行中にその雪もすっかりと消えていた。しかし、帰ってきた北海道は寒かった。

 旭川から羽田で向かい、広島までA300とMD80を乗り継いで、広島に到着後、直ちに平和公園を見て回りホテルに入った。その後、宮島、秋吉台、津和野、萩、出雲、宍道湖、松江、鳥取、天橋立、姫路城、倉敷と山陰山陽をぐるりと一巡して、また振り出しの広島に戻り、昨日の夕方帰着した。約1500qをバスで一周したことになる。

 これで沖縄、九州、四国、中国の各県のほとんどを回ったことになる。次は関西か中部地方あたりを計画しようかなと思っている。
平和公園安芸の宮島錦帯橋
萩 東光寺秋吉台出雲大社
松江城鳥取砂丘天橋立
姫路城倉敷 美観地区振り出しと上がりの広島空港



2004年11月21日


 今日は朝から快晴で気持ちの良い日であった。15日には20センチほど降った雪もすっかりと溶け、軒先に少し残るくらいになっている。16日は今冬初めての真冬日になったが、その後は毎日最高気温が7〜8度で推移している。1日でも積雪が遅れるのは除雪をしなくてもいいので有り難い。

 13:40頃何気なく南東の空を見ると相当高い位置に飛行機雲を発見。最近このコースを定期便が飛ぶのをよく見かける。新しい航路が引かれたのかと思い調べたら、北見枝幸沖にアニモ・ポイントがあることが判った。そのポイントから旭川のVORを目指しているように見える。時刻表を見たらどうもNH7便らしい。サンフランシスコから成田への直行便である。あのような飛行機を見るとまた海外旅行に行きたくなる気持ちになる。

 おまけにSS(宇宙ステーション)のオービタル・トラッキング・チャートを見たら17:00少し前から道北をかすめるようなので、外に出て雲一つない空を見上げると北西から北東に向かってSSが飛んでいくのを見ることができた。SSを見るのは久し振りである。このくらいの時間は薄暮で星は1等星ぐらいしか見えていないのでスーッと移動していくSSを簡単に見つけることができた。太陽に照らされて非常に明るく見えた。快晴に恵まれた今日は珍しいものを二つも見ることができ、幸せ一杯の一日であった。また機会があれば写真を撮ってみたいものだ。


2004年12月14日


 今日の午後3時少し前に珍しく地震で我が家が少し揺れた。ちょうどパソコンに向かって「貧乏ゆすり」をしていたら、突然パソコンラックがグラグラと揺れ始めた。「貧乏ゆすり」がそんなにひどいのかと思ったら、次に椅子が持ち上がる感じになり、ユサユサと揺れ始めて、初めて地震だと感じた。(なんと鈍いこと!)

 当地方は震度3ということで久し振りに有感地震の襲来である。その後、2度ほど軽い余震を感じた。震源地が苫前付近ということで大きく揺れたのであろう。震源地の近くでは5プラスを記録したらしい。ニュースで見ると地割れとか崖崩れ等の被害が出たようだが、幸いにも死者は出なかったのは幸いであった。

 今年は日本国中、自然災害の多い年であったような気がする。台風、地震の被害がとくに酷かった。おまけに浅間山の噴火のおまけまで付いたりして、とんでもない2004年であった。士別地方も被害はそれほどではなかったが、台風で木が倒れたり、屋根が飛んだりしたが、まさか地震まで経験するとは思いもよらなかった。来年は災害のない年であるよう神様にお願いするより仕方がないかも知れない。


2004年12月20日


 今日は初めて、最低気温−16.5度を記録した。近くの木々は空気中の水分が凍って真っ白けの状態である。今冬は12月に入ってもそれほど寒くなく、また積雪も例年になく少ないようである。それでも雪の方は現在40センチの積雪はあるようだ。今夜は低気圧が通過するので、間もなく気温もプラスに転じ、雨になりそうである。すでに12月に入って、雨の日がすでに何回もあり、今冬は暖冬の気配である。しかし、この積雪も単に雪雲が士別に入らないだけで、近郊の町は結構雪が降っているので、いずれこのツケはこの地方にも回って例年通りの積雪になるような予感がする。

   
街中の木々が白一色になりました

 それにしても今日の沖縄と北海道の気温差は40度以上もあるということは、いかに日本という国は南北に長いかということがこの気温差を見ても実感できる。今は夏場のオーストラリアからのスキー客が多くなっているらしいが、どこのスキー場も雪不足で困っているらしい。




戻る