4月〜6月
2006年04月07日


 4月に入ったというのに毎日のように小雪が舞っている。一体今年の春はどうなっているのか。流氷も接岸したと思ったらあっいう間に沖に去り、近年にない早い海あけとなったが、4月に入ると突然、流氷が舞い戻ってきた。すでに漁の支度に入っていたオホーツク沿岸の漁師さん達はボンデンの引き揚げに躍起となってるのだろう。

 本州では桜が満開だという。北海道の桜は何時になったら開花するのか見当もつかない。気象台では例年通りだというが、この調子では大分遅れそうな予感がする。気象台の予想は当たったためしがない。とにかく今年は低気圧の本道通過が多すぎる。これも異常気象の一部なのかなと思ったりしている。

2006年04月17日


 先週はようやく春らしい日が続いたおかげで積雪量も毎日5,6pのペースで減っているようだ。しかし、昨日からまた寒波が押し寄せてきて今朝、起床してみると5pあまり雪が積もっていた。せっかく咲いた福寿草も今日は萎んだままだった。

 4月の下旬ともなれば降れば雨と思うのだが、今年は必ず雪である。それでも日中、太陽が出ると強烈な日差しなので晴天が続くことを願って止まない。早く自転車を乗り回したい気分である。

2006年05月01日


 母親が亡くなって10日あまり過ぎた。96歳の大往生であった。入院して1ヶ月も経たない間に逝ってしまうと、残された者としては少し寂しい感じがしないでもない。

 明治生まれは心身共に強靱である。激動の日本を100年近く生き続けてきたということはただ頭が下がる思いである。あの世というものがあれば毎晩出てきてやると言っていたが、残念ながら未だに出てこない。早く出てきてあの世の話を聞かせてもらいたいものだ。

2006年05月17日


春爛漫
 
 北の地にもようやく春の日差しが指すようになり、最近は咲いて気温も氷点下に下がることなく、最高気温も夏日にもう一歩という季節になった。

 今年の雪解けは遅く、5月に入ってからようやく平年の気温に戻ったという感じである。毎年この季節になると花が一斉に咲きほころび北海道で一番きれいな時節となる。

   
 見後に咲いた紅白のつつじ    桜は現在五分咲くらい      家近くの蛇の枕(水芭蕉)

   
巨大な雪捨て場(融けるには後1ヶ月?)    アスパラもようやく地中から顔を出し始めました

2006年05月25日


 仏壇を入れるケースを通販で購入したが、開けてみると前面に不具合があり、交換してもらうことになった。今日それを引き取りに業者が来た際、玄関に飾ってあったカティサークを空段ボール箱でひっくり返されてしまった。

 「2年間の力作が・・・・」と思っても「覆水盆に戻らず」のことわざにあるように、暫し、壊れたカティサークを眺めるばかりであった。

 弁償すると云うが、同じカティサークのキットは販売元のデル・プラドはすでに倒産してしまっているし、完成までの手間は一体どうしてくれるのだと言いたいところだが、ここは我慢して同等品のキットを購入して弁償するということで話がついた。

 しかし、現在はバウンティ号を制作中なので2隻を同時進行するという羽目になりそうである。「二兎を追う者は一兎をも得ず」というようにいつまで経っても完成しないという憂き目にあうかも知れないが、ここはイチバンやるしかないだろう。

  
見るも無惨な姿になったデル・プラドのカティサーク

2006年06月05日


 先週一週間は北海道にも梅雨がきたのかと思うくらい、長雨が続いた。気温も20°前後で、時には霜注意報が出る始末である。最低気温がマイナスなった日もあり、この季節としては珍しい寒さである。5月下旬の28°になった日が懐かしい。

 本州では未だに梅雨入りしていないようだが、梅雨前線が偏西風の影響なのか、南北に延びているのが今年の特徴のようだ。東西に延びれば北海道はカラッとした青空が広がるのだが、今年は無理かも知れない。
 

2006年06月18日


 近くの公園に行くと池には白とピンク色の蓮の花が今年も見事に咲いていた。このタイプの蓮は道内ではあちこちで見られる様で、自生なのか移植したのかは不明。

 芝生の所々にはタンポポの色を濃くしたきれいな雑草が生えていた。名前は不明であるが最近よく見かけるようになった。

 散歩していてこのような花に興味が出てくるのはやはり歳のせいかもしれない。若い時は見向きもしなかったことに感動する今日この頃である。

    

2006年06月20日


 先日から我が家の近くに携帯電話のアンテナ工事が始まった。これで我が家から半径500b以内に3本のアンテナが立つことになる。

 しかしドコモは今まで基地局が少なく、我が家では室内では圏外で通話するには外に出なければならなかった。

 この基地局が稼働すればその心配はなくなるわけで文化の真空地帯から一歩前進ということになる。

 どのように立ち上がるのか興味があるのでアンテナが立ち上がるまでを追ってみたいと思う。

2006年06月22日


 今日で基礎部分が完成し、台座まわりには厚い鉄板が敷き詰められた。ここには恐らく重機が入るものと思われる。

 それにしても基礎部分には随分と時間が掛かるものだ。コンクリートの養生もある関係でここまで来るまで1週間以上経っている。

 しかし、最近は天気が悪く、今日も小雨模様の天気で明日からの工事が心配である。

 今月は快晴の日はほとんどなく、オマケに気温も低いと来ているので、農作物に影響が出始めている様な気がする。

2006年06月23日


 小雨の中いよいよタワーが立ち始めた。現場の職員に聞くと5段組で40bの高さになるという。今日は一段目だけ立ち上げ1/1000o以内の誤差で垂直を出すという。素人には一寸考えられない誤差である。

  
  一段目が横たわっている。      これを60トン級のクレーンで持ち上げる

    
        台座に設置中           2方向から測定して垂直を出すという。
                           まるでロケットの設置を見るようである。

2006年06月24日


      
二段目を設置。クレーンで吊り下げてよくピッタリと接合するものだと感心する。このカゴは北海道ドコモが制作したとのこと。クレーンの先に付けて自在に動き回れます

       
三、四段は下で組んで一気に二段分を持ち上げました

      
最上部の五段目は三方向にアンテナを設置しました


ほぼ完成したタワー。これで40bというとクレーンは50b位伸ばしている計算である。
驚くことに、これだけの作業を3時間も掛からないで終了しました。



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