10月〜12月
2021年10月12日


今年のビート工場操業始まる
  士別市内で一番大きな生産企業である日本甜菜糖士別工場が8日から操業が開始しました。すでに5日からビートの集荷が始まっており、来年1月までの4ヶ月間24時間休み無しの操業で町も活気が出るものと考えています。

 ビートの集荷は上川、留萌、空知の各管内の29市町村から、1日に延べ550台のトラックがビートを運び込んで来るという。今年のビートの作付面積は昨年より30ヘクタール増え4468ヘクタールとなったが、ビートの受け入れは前年度より少ない26万トンを見込むという。砂糖の生産は4万トンを見込むという。

 原因は言わずと知れた今夏の猛暑と干ばつの影響が収穫減に陥ったものです。このことは畑作全般に影響を与えてしまいましたが、唯一米作だけは豊作になったようです。そのため米価が1俵当たり2500円も安くなるそうです。豊作貧乏もいいところです。少雨の影響を受けなかったのは灌漑用水がうまく調整されたための結果でした。これとて、もう少し雨量がなかったらお手上げになっていたかも知れません。何しろ当地方の水瓶である岩尾内湖の水量がたった1%まで下がり、もう少しで干上がるところでした。

 いずれにしても今年の農産物は高温少雨のため収穫高は総じて減少傾向ですが品質は収量が少ないながらも品質がよかったのは何よりでした。これに懲りず来年も健全な営農活動を進めてもらいたいものです。

我が家の隣にあるビートが昨日工場へ運び出されました。
結構な量でした、この畑も3年の連作なので果たして来年もビートを
栽培するのか気になるところです。


煙突から白い蒸気を吐き出して操業が始まりました。
24時間操業なので工場内に自家発電の設備があります。


道北各地からダンプ、トレーラーが三々五々工場内に吸い込まれていきます。


ビートの一時保管所。真冬になると覆いを被せて凍結を防ぎます。


2,3日前から雪虫が飛び始め、間もなく初雪の便りを聞く時節になりました。
長躯シベリアから飛来した小白鳥が湿気った田んぼで骨休みをしています。


この集団は一気に飛んできたようで暇さえあれば寝ています。
食っちゃ寝の連続で体力が回復すれば本州の越冬地へ
向かうものと思われます。春の北帰行にまたお会いしましょう。

2021年10月18日


今年もやって来ました冬将軍
 今年もついに昨日冬将軍が襲来して来ました。2018年は11月18日、2019年は11月6日、2020年は11月4日といずれも10月には初雪はありませんでした。それでも次第に初雪が早くなりつつあり、今日の初雪は例年近くの10月17日でした。例年の初雪は23,4日頃なので少し早めの初雪と言えます。

 昨日の寒波は全国的なもので本州も暑い秋から一気に肌寒い秋になったようです。今回は道内一帯が一斉に初雪を迎えたようで周りの山も真っ白く冬化粧の姿に変わりました。気象庁によると11月中旬のような気候で日本海には冬特有の筋状の雲が発生しているようです。

 これから半年の間、雪と仲良く暮らすことになりますが、出来るだけ降雪は控えて貰いたいものです。骨身に応えます。とにかく老人が暮らす環境ではないようです。開拓精神のある若人よ!道内に住んで老人を助けて下さい。

紅葉と雪とのコントラストが素晴らしい。


大根の葉もうっすらと雪化粧です。


近々冬タイヤに交換しないとドカ雪が来たら身動きできません。

2021年10月20日


昨日は今季初めての冬日となりました
 17日の初雪に引き続いて昨日の最低気温が-2.1℃となり今季初めての冬日となりました。ここ3,4年は初雪、冬日とも例年より遅くなってたので、今年のように10月に初雪、冬日を迎えるのは久し振りのことでした。確かに今年は雪虫が飛ぶのが早かったので予想はしていましたが、こんなに早く初雪や冬日を迎えると考えもしませんでした。あの37℃の酷暑から一気にこのような季節になるとは長い人生の中でも初めての経験です。

 これから本格的な冬に向かうのだが、それがいつになるのか知りたいものです。出来れば11月は小春日和のようなお天気が続くことを願いたいものです。根雪は是非是非12月に入ってからにして貰いたいと神頼みをしたいものです。

17日の初雪で雨竜連山も雪が消えるとなく、このまま冬に向かう感じがします。


コロナ禍でも結構な人出があったつくも水郷公園も10日をもって今年の
営業は終了しました。あれほど賑わったキャブ場も誰一人もいなく寂しい限りです。


紅葉もこれから葉が落ちて公園も長い半年間の冬眠に入るようです。

2021年11月15日


冬になるとANIMO通過が多くなります。
 10月頃から北米航路の一つであるY114ルートを通過する航空機が多くなります。ANIMOポイントから旭川VORを通過するコースはちょうど我が家の45度ぐらいの角度で毎日のように飛行しています。

 恐らく偏西風の関係でこのコースを飛行するのではないかと思いますが、それでも北米コースの9割以上は釧路沖の太平洋コースを飛んでいます。米国の東海岸と日本との最短コースは我が家を通過するコースなのですが気流の関係で余り利用していないようです。

 それでもこれからの時期はよくこのコースを飛ぶのが茶の間からよく見えますので暇があれば窓の外を見ています。先日もこのコースを行き来する飛行機が次から次へと到来し、我が家の上空で交差する飛行機を2度も見ることができました。いずれも同じ会社の飛行機なのでディスパッチャーの運行計画に同意しているものと思われます。

 退屈な時にはフライトレコーダーを見ながら海外旅行に思いを馳せるのも楽しみの一つです。80歳を越えた今、旅行は夢のまた夢であることには間違いありません。しかし、船旅に夢中だったとき軽く80歳を過ぎた老人夫婦の元気な姿を思い出す今日この頃です。


ANIMOポイントを通過した航空機が3機います。AAL61、ANA11、CKS814が
通過しました

 
茶の間から見物できる北行きと南行きの航空機です。


拡大するとこの程度まで見えます。

2021年11月26日


一気に冬景色になりました
 今年の初雪は例年通り10月下旬にありましたが、その後はたまにミゾレみたいな雨が2,3回あり、ごく普通の季節を迎えた感じがしました。11月に入ってからも気温は高めに推移しており、時折小春日和を思わせる日が続いておりました。

 ところが24日の朝起きてみると白一色の銀世界が広がっているのにビックリ。せいぜい4,5pの降雪と思いきや20p近くの降雪があったという。その後、連日連夜の降雪で今日現在なんと70pを越える積雪量となりました。隣町の朱鞠内では90pを越える積雪になったという。名寄でも70pを越え、全国放送で吹雪模様の様子を流していました。

 例年では降雪があってもすぐに消えてしまい、根雪までには暫くは間があるのですが今年は一度のドカ雪で根雪になったようです。これから約5月間は雪の中の生活を送っていかなければならない考えると気が滅入ってしまう毎日です。
晩秋の趣だった11月も下旬になると一夜にして真冬の景色になりました。
このような大雪は余り経験したことがありません。
上写真21.11.22 下写真21.11.24



とにかく見事な降雪量です。神社山の木々にも重い雪が積もり、今にも枝が
折れそうな感じします。老木のためいつ倒れるか心配です。


現在我が家前の道路が通行止めになっています。
神社山の木が雪のため折れそうになっているので通行止めにして4,5本伐採するらしい。

2021年12月02日


ようやく道路が開通しました
 今回の降雪は士別では11月27日に最高72pの最大積雪量を記録しました。今回の降雪はどこでも積雪の新記録続出でしたが、その後、気温も上がり現在は20p程度の積雪になっています。

 今回の降雪は湿った雪だったなので木々にとっては最悪の降雪となりました。我が家の隣にある神社山の木々も数本市道へ倒れていまいしばらくの間交通止めが続いていましたが、ようやく月曜日の夕方には後片付けも済んで車がと売れるようになりました。おかげさまで車の騒音もなくなり静かな日を送ることが出来ました。

 しかし、たった4,5本の木を片づけるのに5日間も掛かるとは恐れ入りました。さすがお役所仕事ですね。あいにく土日に掛かったので遅くなったのかも知れません。作業は月曜日の一日のみの作業でした。神社山の木は余り手入れをしていないのでこれから毎年何本かは倒れるような気がします。


道路側に倒れたエゾマツ。自動車に乗っからなくてまずは一安心。


クレーンを使用して倒れそうな木を伐採しています。

 
    4,5本は伐採したようです。         月曜日の夕方ら通行できるようになりました。

2021年12月08日


真冬に向かって舗装工事!?
 70pも積雪があった高速道路の現場はどうなっているか偵察して来ました。11月18日から3日間の降雪でビックリした後は高速道の工事も早々に切り上げたのではないかと思って偵察に向かった。

 士別〜多寄間のほとんどの工事は終了していたが1箇所だけ中士別の現場のみ工事用の機材が道路上に置いてありました。機材をよく見ると舗装工事用の車両らしきものを4台ほど発見した。すでにこの区間は舗装用の砂利が敷き詰められており、すぐにでも舗装工事が始まってもおかしくはないのだが、まさか真冬に向かって舗装するとは考えにくい。

 おそらくは試験舗装でもしてるのではないかと思われるが、あの積雪量を考えるとよく決心したものです。今回はその後の好天気でほぼ積雪量ゼロに近づいているから、このような作業が可能になるのではないかと思われます。もしあの豪雪の後、引き続き降雪が続いたら優に100p以上の積雪量になったに違いない。そうなると除雪しながらの作業になるので大変な工事とになったのではないかと思う。

 これからはいつ大雪に見舞われるかと心配なので工事もそろそろ冬ごもりに入った方が得策と思われます。


中士別の工事区間で舗装工事の車両が駐車してました。
まさかこれから舗装工事をするとは思えませんがもしかして舗装のテスト工事かも知れません。
この景色を見ると70センチも積雪があったのかと思うくらい雪がありませんでした。


この日はまだアスファルトフィニッシャーは稼働していないようでした。


グレーダーで整地を行っているようです。
社名を検索すると確かに舗装会社に間違いないようです。


切土現場の遠景。未だ相当の土砂を運び出さないと開通しないようです。
70センチもあった積雪もご覧通りほとんど消えつつあります。

2021年12月28日


歳は取りたくないもの。年賀状印刷失敗談!?
 2021年の年も押し迫り、間もなく寅年の幕開けが迫る中、我が家は静穏に新年を迎えようとしています。恒例の年賀状も2年振りに出すことになり、秋口にレーザープリンターを更新しました。

 以前のレーザープリンターは5,6年も前の製品で最近は仕上がりに汚れが目立つようになり、修理をお願いしようと見積もりを聞いたら結構な値段を言われた。それではこの際、新しいプリンターを購入しようと考え、リコーの一番安いプリンターを発注しました。

 以前のプリンターと比較すると一回り小さくお手頃な価格だったのですぐに飛びついたものでした。しかし、最近のプリンターは本体を安くしてインクとかトナーで儲けようとしているのにはビックリ。以前のトナーは一色3千円程度だったものが今回のプリンターのトナーは一色7千円もするのには驚きでした。4色分も購入すると軽く本体の購入価格を超えてしまうのには驚きでした。
 
 届いたプリンターは確かに小さく、スピード、印刷も満足できるもので、これは良い買い物をしたものだと微笑んでいましたが、年賀状を印刷する段になってどえらい失敗の連続で、以下は老人の戯言として読んでいただければ幸いです。

今回購入したリコーC260L

 
  ようやく仕上がった年賀状              260ページを越えるユーザーガイド
                               一通り読むだけでも大変な量です
失敗談

 プリンターを購入してからA4の再生紙ばかり印刷していたのが、今回初めて官製葉書の年賀状を印刷することになり、ユーザーガイドに従ってプリンターの設定を葉書モードにセットしてテスト印刷をしたらうまい具合にきれいに印刷出来た。これで本番の印刷が出来ると思い年賀葉書を50枚ほどセットして印刷実行。

 出来上がった年賀状を確認したら“愕然!”。なんと1年前の丑年の原稿を印刷してしまったのでないか。2年間喪中の葉書を出していたのでうっかり丑年の葉書を印刷してしまったです。おまけに印刷の仕上がりがイマイチなのである。それは定着が悪くトナーが剥がれてしまったり、4分1程度の葉書の裏にトナーがこびりついてしまったのです。

 とにかく間違って印刷したわけで、1枚5円の手数料で新品と変えて貰うことになりましたが、高い勉強代と思って諦めるより仕方がなかった。こんな間違いは今までなかったのでつくづく歳は取りたくないものと考え込んでしまった一幕でした。

 しかし、葉書印刷時のトナー定着がうまくいかない原因が解決しない限り2度目の印刷は出来ないのでPDFのユーザーガイドをPCから読んで理解しようするのだがページめくりが面倒くさい。やはり昔人間(化石人)は紙に印刷いたものでなければ中々理解できないのです。そこで両面印刷機能を生かして印刷しようとしても両面印刷が出来ないのです。恐らく本体の機能ボタンをあちこちいじくり回している間におかしくなったらしい。

 結局工場出荷時のリセットボタンを見つけてようやく260ページのユーザーガイドを印刷することが出来た。ヤレヤレである。そこでユーザーガイドをよく読んで見ると定着不足は用紙の厚さが影響しているらしいことが原因らしい。そこで用紙の厚さを厚目にして印刷したところ、うまく印刷することが出ました。バンザーイ!!。

 これでようやく24日には無事年賀状を投函することができ、年末の最後の仕事も無事終わらせることが出来ました。あと何年生きていられるかわかりませんが、寿命の蝋燭は確実に減っていることは間違いないので、できる限り消さぬよう頑張りたいという決意の年末でした。



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