4月〜6月
2021年04月03日


道北はようやく春らしくなりました
 遅い北国にもようやく春の兆しが見えてきました。3月下旬頃から気温が冬日を上回る日が多くなり、雪解けもハイペースで進んでいるようです。しかし、昨年と比較すると残雪は比較にならない程残っており完全に雪が無くなるのは今月中旬あたりになるのではないかと思われます。

 それでもあちこちに土が顔を見せ始め、土が出ているところではすでにフキノトウも顔を見せ始め、春一番に開花する福寿草も元気よく育っています。おまけに今年はお母ちゃんが散歩している途中でサクラの剪定作業の人からサクラの枝を貰ってきた。これで一足早い花見が出来ると楽しみにしていたら、昨日あたりからどんどんと開花し始めてきました。この開花の早さには驚きで、サクラの木本体は未だ固いつぼみの状態なので、我が家は1ヶ月程早く花見を見ることができました。

 これからは農家の人達も春の農作業で大変な時期になりそうです。精一杯頑張って秋の豊作に期待して貰いたいものです。

公園の池も氷が融けつつあります。3,4日後には水面が顔を出すことでしょう。

 
雪の無いところでは早速フキノトウや福寿草が咲いています。

我が家ではエゾヤマザクラが一足早く開花しました。

2021年04月11日


北帰行の休憩
 今年の北帰行は雪解けの時期と渡りり移動の時期がうまく一致したのか士別中の田んぼに小白鳥の群れが羽根を休めている。例年は多寄にある天塩川の古川に「白鳥のお宿」という沼地があり、そこにいろいろな渡り鳥が大集合するのが通例であるが、今年は渡りの時期と雪解けのタイミングがうまく一致したのかあちこちの田んぼに白鳥が落ち穂を啄んでいるのを見ることができる。

 例年はこの時期は雪も消え、田んぼも乾いているので折角の落ち穂も水がないと食することが出来ないので自然と多寄の沼地に集まるのだが、今年は雪解け水があちこちにあるので白鳥たちは最高のご馳走をむさぼり付いているのが微笑ましい光景である。シベリアはまだ真っ白な風景なのでこれから少しずつ北へ移動して行くに違いない。落ち穂を食べられるのも美深(米作の北限地)までなのでここで腹一杯食べて元気よく北帰行を続けて貰いたいものです。

腹を空かせているのか夢中になって落ち穂を漁っています。
この位の集団になると鳴き声がうるさい。もう少しおとなしく食事しろと言いたい。
まだ頭の黒い幼鳥もあちこちで見受けられました。
田んぼが乾くと一斉に次のえさ場に移動すると思われます。
最近の田んぼは暗渠を入れているのであっという間に乾いてしまいます。

2021年04月12日


雪も融け春の兆しが見えてきました。
 道北の地にもようやく春の兆しが見えるようになりました。朝夕は未だマイナスの日もありますが、日中はストーブがいらないくらいの暖かさになりました。つくも水郷公園の池もすっかりと氷も融け青い水面が見えるようになりました。

 昨年と比較すると雪解けは10日以上遅かったようで農家の人達は残雪の中、畑起こしを行っています。少々の雪には関係なく暦どうりの農作業が始まったことがわかりました。

 この残雪の中、サクラのつぼみも大分膨らんでいるようで、もしかしたら数年前と同じく残雪の中の開花となるかも知れません。コロナ禍によって道内を旅行する人も少なく、恐らく今年のゴールデンウィークは大変寂しいものになるに違いありません。間もなく当地方でもワクチンの接種が始まるらしいですが、今のところ市からなんの案内状も来ていません。当市のような過疎地には人がいないとでも思っているのかな?


公園の花時計も雪の中から顔を出しました。
好天気に誘われて、早速早速散歩する母子の姿が見えます。


2日前のアメダス。今日辺りは積雪ゼロとなっていることでしょう。


里は消雪となりましたが、雨竜山脈は未だに厳寒期の模様を呈しています。
ビニールハウスではストーブを焚きながら何かを作っているようです。
また春一番の鯉のぼりが元気よく泳いでいました。


後は側壁工事を残すばかりとなりました。

2021年04月13日


残雪の中、早くも農作業が始まりました。
 最近は好天気に恵まれて一気に雪解けも進み、ところどころに残雪を残すのみとなりました。農作業も暦通りに進んでおり、あちこちで畑起こしの作業を見かけるようになりました。

 今年も昨年と同じように豊作の年になって貰いたいところですが、天候だけはどうにもならいことなので、好天気が続くように神に祈るより仕方がないのかも知れません。−祈!豊作−


冬を無事乗り越えて元気に育つ秋まき小麦です。


未だ雪が残っているのに春耕作業が始まっております。


今年は一体何を植えるのかな?秋の収穫が楽しみです。


昨年と同じ時期に「移植栽培」のための育苗ハウスが完成しました。

2021年04月25日


春の点描・風景
 4月も下旬に入りようやく本格的な春爛漫の陽気となった道北地方ですが、未だに朝夕は肌寒く、今日も朝方から雪模様となっている日曜日となりました。それでも昨日は最低気温2度、最高気温17.1度で心地よい一日でしたが、今日は打って変わって寒〜い一日となってしまいました。

 このように4月下旬は三寒四温が暫く続き、5月に入ると時には初夏の便りを聞くようになります。以前にも30℃以上の真夏日なるときがありました。昨日郊外を一回りしてきましたが、確かに雪は消え、フキノトウも間もなくフキに変身する準備に入ったようです。これで厳寒の道北地方にも新緑を迎える準備が整えられてきたという感じがする今日この頃です。


一部にまだ残雪がありますがGWに向けて開園の準備ができたようです。
コロナ禍であまり外出しないようにという注意が出ていますが、はたして
どの位の人出になるか気になるところです。


10日前の新聞に士別市多寄町に飛来しているオナガガモなどの渡り鳥の大群が
来たということで観察しようと多寄へ行ったら残念ながらすでにシベリア方面へ飛び去った後で
沼地には小白鳥の群れが一休みしてるのみでした。もしかしたら別の沼地かも知れません。
この白鳥をよく見ると幼鳥ばがりで人が来ると餌をねだりに近くまで寄ってきます。
餌やりは是非ともやめて貰いたいものです。


頭から首筋にかけて灰色なので幼鳥であることを一目でわかります。
間もなくリーダーに従って北帰行を始めると思われます。

今年もいよいよ高速道の工事が再開されるようです。
 士別〜多寄間の構造物の工事も終わり、これからいよいよ残された盛土工事が始まるようです。今年も同じ場所に同じ建設会社の現場事務所が設置され工事の準備は進んでいるようです。もしかしたら本線と接続する工事も併せて行うかも知れません。




新しい工法を採用している言うが素人にはサッパリです。

2021年04月27日


珍しく水郷公園にオナガカモが来訪
 以前、新聞に多寄町の沼に大量のオナガカモが羽根を休めている記事があったが、たまたま我が家の近くの水郷公園の池を見たら、普段は見たことない野鳥を発見した。

 この野鳥はもしかしたら新聞に載っていたオナガカモの夫婦かも知れないと思い、図鑑で確認したら間違いなくオナガカモであることが判明した。ここの池は普段はめったに野鳥を見ることはないのだが、たった一対のカモが餌を漁っているのは珍らしく、いずれ仲間と一緒にシベリアへ旅立つことでしょう。

 そういえば以前にカワウが2羽飛来して池の小魚をほとんど食べ尽くして1週間くらいでどこかへ飛んで行ってしまったことを思い出した。この池の主は5,60p大の大きなコイで来訪者がカッパエビセン(ボート乗り場で販売)を大量に与えるので夏になるとメタボのコイがうようよ泳いでいるを見ることができます。


ご夫婦仲良く餌を探しています。

 
雄のオナガカモ                    雌のオナガカモ
結構長い時間潜ることが出来るようです。

2021年04月29日


今年のGWは寂しいお休みとなりました
 第4波のコロナ禍の感染によって国も都道府県も必至なって沈静化を模索しているが、国民は巣籠もりに耐えきれなくなったのか外出が多くなりつつある。不要不急の外出は控えるようにとの掛け声もむなしく、感染は広がるばかりで果たしてオリンピックの開催が出来るのか心配です。

 水郷公園の来訪者も例年と比較すると目に見えて少なくなっているようだ。おまけに天気も余り良くなく、さらに気温が低いのが影響しているのかも知れない。今年のGWは最近経験したことない寂しさであるようだ。


GW初日はご覧の通りの寂しさでした。


それでも足こぎボートはのみ何とか稼働しているようです。


この寒さでもBBQをやっていました。


少し離れたとこでもやっていましたが、まだ焼き肉の煙は上がっていません。

 
ゴーカートも1台だけ寂しそうに走行していました。

2021年04月30日


遂に人生最後のPCが逝ってしまいました

つなぎの中古PC。この位の大きさが使い勝手が良いようです。

 2013年に人生最後のPCと思って当時としては最高スペックのPCを購入して今まで快適に使用してきましたが、昨年頃から突然立ち上がらないという現象が2回ほど出るようになった。

 ある日、朝一番にパソコンのSWを入れてもリセットしてもだんまりとという手の付けようがない状態になった。その都度マザーボードに刺さっているあちこちのカード類を抜き差ししたり、CMOSをクリアしたりして何とかその場をしのいだのが、遂に29日はそれも効かなくなってしまった。

 仕方がないので市内唯一のパソコン修理屋さんを呼んで見て貰ったがやはり原因はわからずしまいで、店に持ち帰って原因を確かめて貰うことにした。暫くしてどうやらマザーボートが逝かれているらしいことが判明した。新しくパソコンを購入するにしても時間がかかるし思案にくれていたら、サードウェーブの中古品があるので載せ替えれるものは全て入れ替えてつなぎとして使用してはどうかと提案された。

 CPUはi3シリーズなので何とかとネットサーフィンは普通に出来そうなので光学ドライブ、SSD、HDDを等を載せ替えて現在使用している。しかし、新品を購入するか、このまま中古品で我慢するかは歳が歳なので微妙な時期で考えどころでもある。とにかくしばらくは現状維持で頑張ろうと思う今日この頃である。

 ただし、つなぎとは言え唯一使い勝手が悪いのが画面表示である。今までWQHD(2560×1440)でアプリを何枚も表示できたのが今回からFullHD(1920×1080)の狭い範囲の表示しか出来なくなり非常に使いづらい操作となったのが残念である。これも慣れの問題かも知れないので我慢壁機でしょう。なお、日記がこれが原因で遅れています。あしからず…。

2021年05月06日


今年のサクラは例年より遅い満開でした。
 今年のサクラの開花は途中まで順調でしたがDWに入ってからの天候不順で昨年より若干遅れ気味となりました。また市内のサクラの剪定があちこちで実施されて今年は花数が少なくなったのも寂しくなった原因と思われます。

 それでも街路樹として何とか体裁だけは整っている感じがします。来年に期待したいところです。


いつもの知人宅のサクラは満開です


市内でも1,2番を争うサクラの開花です。


街路樹の中で一番開花が早いサクラです。


剪定によって丸坊主になった神社下の桜並木。

2021年05月08日


早くも水田に水が入りました

 種まきから30日が経つとハウスの苗もだいぶ育ってきました。ここからいよいよ、苗を田んぼへと移すわけですが、その事前準備が土をかき混ぜて表面を平らにする「代掻き(しろかき)」が始まりました。

 今年の田植えは例年と比較して若干早い感じがしますが何とも言えません。何とか昨年並みの収穫を望みたいものです。

苗床の稲も元気よく生育している感じがします。


一面大海原が出現したかのように見えます。


代かきもGPS任せで運転手も新た方向に顔を向けています。
恐らくタブレットを見ているのでしょう。

2021年05月19日


夏がキター! 今日の最高気温は25.2℃の夏日
 今月の初めは最低気温が0度近くまで下がり、いつになったら春らしい日和となるか心配していたが中旬頃から一気に上がり始め、ついてに本日念願の夏日を迎えることになった。

 北海道が夏日を迎えると本州は梅雨となるので今年の梅雨のは間は長くなりそうな感じである。これで道北も新緑の季節に入り気持ちの良い日が続くことになります。恐らく6月に入ると間もなく春ゼミが鳴き始めて一層夏らしくなると思われます。


中旬に最低気温が氷点下になりストーブに火を点けました。


この時期のセイヨウタンポポの咲き方は異常です。見渡すかぎり黄色一色になります。


空はすでに夏空の積乱雲が立ち上がり、木蓮の花も満開です。
今年も我が家の近くの畑にはビートを栽培しています。荒起こしから苗植えまでたった3日間で
終了したのにはビックリしました。会社組織は作業が早いです。

2021年05月21日


いよいよ田植えが始まりました
 今年も田植え時期が来て、市内では一番早い田植えが、上士別地区の農家3軒があの広大な水田で田植え作業を始めました。一往復するとすぐに苗の補給をしなければ間に合わないという広さです。

 最近は苗を運ぶ軽トラック一台と田植機の操作に一人とたった二人であの広大な水田に田植え作業を行っています。この位の省力化を図らないとなかなか利益が上がらないでないかと思われます。

 この時期になると最低気温も10度を下回ることがなくなり、苗もしっかりと根を張って分けつ期を迎えることになります。この後は天気任せなので好天気が続くことを願いたいものです。


たった一人で田植機を操作しています。位置情報をGPSからの信号で
自動的に走行してしています。


一気に8列?の苗を植えているようです。


お母ちゃんが育苗場から軽トラで苗を運んできます。
この積み卸しの作業は大変な感じがします。手伝いがいるようですが…。


きれいに苗が田んぼに移植されました。


秋にはこの何倍かの大きさになって美味しいお米が出来上がります。
我が家の米も最近は上士別米を購入していてます。

 
最新のGPSを使用した田植機たった一人です    こちらは従来の運転手付きの田植機です。 

2021年05月23日


16年越しの高速道の工事が始まりました
 今年も2005年着工の高速道の工事が再開されました。士別〜多寄間12qをこれほどの時間を掛けても未だに完成しない高速道は全国的にも珍しい工事例でしょう。これでも工事途中に休工期間があったわけもなく毎年ちまちまと工事が進んでようやく構造部分は完成して後は土盛り工事と舗装・付帯工事を残すのみなりました。

 工事期間が長くなったお陰で土盛り部分はしっかりと固まったので良かったのかも知れません。よく即製で構築して開通後路肩が崩れるということは皆無かも知れません。このペースで工事が進むとすればあと4,5年後には完成するかも知れません。そうであれば残念ながら完成時には自動車で走行できないことになると思われます。理由は恐らくその時にはたぶん免許証を返納していると思われるからです。

 しかし、遅々として進まない工事でも次第に高速道路らしくなってくるのは楽しみです。少しでも早く完成することを願って工事の進捗状況を見守りたいと思います。

 
切土現場から盛り土用の土砂が運ばれ始めました。
取り下ろしを見ると重量オーバー気味の土砂ですね。


土盛り現場の整地が始まりました。


いろいろなタイプの重機があるようです。


この腕の長いユンボで盛土の法面を整えていきます。

2021年06月15日


今年の工事は士別〜多寄間全面に渡っての盛り土工事です
 昨年までに構造物が全部完成したので今年はいよいよ盛り土工事の最盛期に入りました。この工事も今年1年で終了するかは不明ですが、チラシに入ってきた工事現場を見ると士別〜多寄間が全て盛り土区間になっています。

 一気にこの区間の盛り土が完成するとは考えにくいですが、できあがりが楽しみです。


盛土現場A、B地区がまっさらな土地からの盛土になります


10年以上放置されていた士別ICの接続工事が始まりました。


取り付け道路からの建設になります。この先に士別ICがあります。


今年の工事区間のチラシ。全面に渡って始まるのがわかります。


残りの土盛り工事は建造物の回りに集中しています。


当初は1車線のみの土盛りですがこれから土盛りの幅を広げていくようです。

2021年06月29日


ようやく夏が到来!
 6月も下旬になり、ようやく北の大地にも夏が訪れたようです。11日に今年最初の真夏日になりましたが、その後20日には一気に13℃台まで下がり、一時は冷害の前触れかと思われました。しかし、その後は盛り返して27日から今日までの3日間連続30℃を越す真夏日となりました。これでようやく北の大地も夏らしい季節になったと思われます。本州方面は未だに梅雨明け宣言はなく、沖縄では大変な豪雨に見舞われているようです。あまり被害が出ないように祈りたい。

これだけ寒暖の差が大きいと身体がついて行けません。

今年も農作物は豊作か!?
 散歩がてら田舎周りを偵察してきた。全ての作物は順調に生育している感じで、このまま好天気が続けば豊作は間違いないところでしょう。

 先日田植えが終わったと思っていたら、すでに分げつ期も終了し株数も多くなっています。すでに一部の田んぼでは水を抜いて、土にヒビが入るまで乾かす作業の「中干し」に入っています。中干しは稲の成長を調節するために必要な作業だという。素人目には稲が枯れてしまうのではないかと気を揉んだりしています。

 後は防除がありますが、稲の花が咲く時期まで一休み入ると思われます。畑作の方もようやく芽を出してどんな作物であるかがわかるくらい成長しているようです。また秋まき小麦もそろそろ色づいてくる気配がします。
水を抜いて中干しを行っています。この時期蛙はどこへ避難するのかな?
最近は田んぼの生き物がいなくなりゲロゲロの合唱を聞くこともかなわなくなりました。

畑作はビート・豆類・タマネギ・その他が順調に成長しているようです。



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