10月〜12月
2023年10月07日

珍しく笹が枯れました!?
田舎道をドライブするとあちこちで笹が枯れているのを散見しました。
この現象は数十年に一度の珍しい現象らしい。

 資料によると今夏、道内の広範囲でササが一斉に開花する珍しい現象が確認されている。ササは「長寿」で、数十年から百数十年に1度開花し、実を付けた後に枯れるが、そのタイミングや各地で一斉に開花した理由は分かっていない。過去には枯れたササ原が林に生まれ変わったケースがあった一方、専門家は実を食べるネズミの大発生やササの葉の減少に伴うエゾシカの餌不足など、生態系への影響を懸念している。

 「ササが咲いた」という情報が道内で出始めたのは今年6月。道内各地を巡ったところ、渡島、後志、石狩、空知、留萌、宗谷、オホーツクの各管内で開花を確認した。東大北海道演習林(富良野市)によると、上川管内でも十勝岳や旭岳周辺で咲いたという。道内でこれほど大規模な開花は記録上、例がないとみられる。

 ササはイネ科に属し、開花する際は茎にあたる「桿(かん)」を伸ばした先に稲穂のような花や実を付ける。根を伸ばし、一つの株が最大3ヘクタール広がる。道内のササはネマガリダケで知られるチシマザサ節(5種)とチマキザサ節(6種)に大別されるが、今回開花したのは道内のササの約半分を占めるクマイザサを中心としたチマキザサ節であることが分かった。クマイザサは道内外で一斉開花の記録がなく、全国的にも珍しいという。

 数十〜百数十年に1度しか咲かないササが、道内各地で時期を合わせて開花した理由は不明だ。ただ、(1)株ごとにばらばらに咲くよりも花粉の交換が大規模に行われ、ほかの株と受粉した方が実を付けやすい(2)捕食者が食べきれないほどの大量の実を付けるためなどと推測する。その上で「子孫を残すため有利となるよう、生存戦略として一斉に開花しているのではないか」とみる大学教授もいる。

 また別の教授は、ササの種ごとに一定の開花周期があるとの見方を示す。インドから日本に移植したタケが07年に開花した際、インドでも同時期に同じ種のタケが開花したという。「環境が影響していると言われてきたが、遺伝子が関係していると考えざるを得ない」と強調する。

 一方、ササが枯れた後、ササ原に戻るまで20〜30年かかるとされ、この間に木々が成長する可能性もある。1974年に札幌市内でチシマザサが開花して枯れた後、一帯はイタヤカエデの林となった。

 またこの現象は生態系に影響を与える可能性を指摘する。道外では過去にササの実を食べるネズミが大発生したことがあったり、ササの葉を食べるエゾシカの冬場の餌が減り、大量死や樹木の食害につながる恐れも考えられるという。

 結論としてこのこれらの笹枯れ現象の結果として間もなく鹿や熊が自然減少するのではないかと思われますが如何でしょうか??。
2023年10月12日

最後の収獲は大豆とビート
 今年の農作物最後の収穫は例年通りの大豆とビートでした。今年の天候は異常な高気温に晒されて寒冷地向きの農作物はそのほとんどに影響を受けて大豊作とは言えない収穫となりました。それでも米作は豊作の部類に入りましたが品質があまりよくなかったということです。

 ビートも砂糖の需要が伸び悩んで精糖化は3割程度減産するということでした。そう言えば今年のビートの作付面積は素人目に見ても少なくなっている感じがしました。それに反して畑作では豆類の作付けが多かったのが今年の特徴だったようです。来年は今年の影響を受けてビートの作付けが増加するような予感がします。

 最近の温暖化によって北海道の作付けの種類も変わりつつあるようです。たとえばサツマイモがうまく育ってみたり、中にはマンゴやバナナを育てている強者もいるらしいです。温暖化が続けば北海道でも一般化された作物になるかも知れません。米作も南方の作物だったものが品種改良により道北まで美味しいご飯をいただける時代になったという事例もありますから…。


道北の最後の収穫は大豆とビードが残りました。


大豆はコンバインによって脱穀まで行うようです。


製糖所は9日から操業を開始しました。
2023年10月16日

水郷公園も長い冬眠に入りました
 4月下旬から始まった営業も9日の体育の日をもって半年間の冬眠に入りました。今年の来客はどの位か不明ですが、あまり手こぎボートの利用は多くなかったような感じがします。確かに手こぎボートの数は一頃の半分以下になっているようです。ただし、人気のスワンとクジラの足こぎボートはいつも満員の状態だったようです。

 手こぎボートは漕ぎ方を知らない若い人が多いく、後ろ向きに座ったり、反対側に漕いでバックしたりして、今まで経験したことな人が多くて人気がなかったようです。来年まで倉庫でひと休みということでしょう。

この時節になると公園も寂しくなります。


ボート類が撤収されました。後方のサイクリングセンターの建物は
営業を中止して2年になりますが未だに取り壊す様子がないようです。
2023年10月22日

来た〜!初雪
 昨晩21時頃から雨から急に雪模様となり今年の初雪となりました。最近は11月に入ってからの初雪が多かったのに今年は例年通りの10月中の初雪となりました。あの暑かった夏と比較すると少し早かったような感じがします。

 最近は11月に入ってからの初雪が多かったのですが、これで例年通りの季節になったのかも知れません。気温も0.1℃まで下がりもう少しで冬日になるところでした。果たして今冬はどのようになるか気になるところですが、とにかく降雪が少なくなることを願っています。

 
昨晩の降り方を見ると相当な積雪量になるかと思いましたが、
その後あっという間に融けだしてしまいました。
2023年11月07日

これは珍しい飛行ルート!
 久し振りにFlightfadarを見ていたら珍しいコースを飛んでいる航空機を見つけた。いずれも北海道の上空を飛行したもので、最近では余り見たことのない飛行を見物しました。



 この時の米軍と思われるKC130という給油機で横田基地からまっすぐ根釧地方を一周し釧路沖で複雑な飛行をした後、青森沖で航跡が消えました。恐らく三沢基地へ着陸したものと思われます。

 このような飛行はちょうどこの時期に自衛隊と米軍の共同演習をこの地区で行われていたので米軍機の空中給油か対空兵器の目標として飛来したのではないかと思われます。それにしても釧路沖の複雑な飛行と低空飛行の目的がなんなのか知りたいところです。



 ウクライナ・ロシア戦争の影響でロシア空域を飛行する航空機が軒並み減少していますが、北米へ飛行する最短ルートもオホーツク海を飛行するため現在は千島列島の南側を飛行するのが大部分になります。

 それでもたまに中国機が北海道上空を通過し、オホーツク海を縦断することがあります。先日も青島を出発した中国南方航空機が我が家の近くを飛行し紋別近くのY116の航路をBISIVを通過してアンカレッジを目指しているのをフライトレーダーで見物していました。天気が良ければ機影や航跡を見ることができたのですが、この日はあいにくの曇りで見物することができませんでした。早く戦争が終了して我が家の上空が賑やかになることを願ってやみません。
2023年11月13日

冬将軍到来!
 今冬は平年通りの10月21日に初雪が5〜6pほど降りましたが 、その後、小春日和が続いておりましたが遂に第二波の降雪が襲来しました。11日から降り始め、12日にはそれこそ天の底が抜けたような降雪となりました。

 このような豪雪は最近経験したことのない降雪で道内でも隣町の朱鞠内の積雪量に並ぶようなものすごさでした。12日には早速今冬最初の除雪車が出動し道路は何とかきれいになりましたが、家の周りはすっかり雪に囲まれてしまい、除雪で大変なことになりました。除雪は父ちゃんは足腰が悪いので元気母さん一人で除雪しています。感謝感激!

 今夏は昨年同様、酷暑が続きましたが、冬の風物詩の降雪がこれほどの大雪になるとは思いもしませんでした。夏が暑かったので冬も暖かいのでないかと期待していましたが、最近の気候は夏はより暑く、冬はより寒くとダイナミックに変化するようです。いずれこの雪も時間は掛かりそうですが全部消えてしまうことでしょう。

 
10日はこの程度で10p程度の積雪でしたが・・・・・。


11日は夜半からの雪が昼間もたゆまなく降り続け12日はご覧の通りの豪雪となりました。

 
車庫の屋根には自作のスケールを毎年設置していますが今回の豪雪で
ご覧のような50pを優に超えるような有り様になりました。


灯油高でめったなことでは融雪機を稼働することはないのですが
さすがに今回の降雪では使用せざるを獲ませんでした。シーズン中3,4回程度の使用
いつもは業者に片付けて貰っています。
2023年11月20日

あれッ!木蓮に花芽が出た?


木蓮の木に花芽が出てきました

 12日に降った大雪も1週間以上かけてようやく消雪となりました。50p以上の積雪だったので融けるまで1週間も掛かりました。近郊では最後まで積雪が残っていた士別もようやく世間並みの姿になりました。それでも予報では雪マークが表示されているので間もなく銀世界へ戻る気配です。

 おまけに今日雪の無い景色を写真を撮ってよく見たらいたら木蓮の木に白い花芽が出ているのを発見した。果たして本当に花の狂い咲きか見ものである。もし花か咲いたら本州の桜の狂い咲きと同じ現象となる。

 もし花が咲いたら新聞社へ電話して記事にして貰うつもりでいる。本当に花が咲くのか咲かないのか気がかりですが、これから楽しみが一つ増えました。
2023年11月30日

残念!木蓮の開花は見られずに真冬に突入
 20日の日記に季節外れの木蓮の花芽が出てきたことを日記に書いてその後、開花を楽しみに毎日観察していましたが残念ながら急激な気温の低下と降雪によって開花を見ることができませんでした。

 もう少し好天気が続けば確実に季節外れの木蓮の花を眺めることができると思ったのに残念至極でした。とにかく最近の天候は異常としか思えない気候になっているようです。これも温暖化によるものか一時的なものかは不明ですが何かしら地球規模で天候がおかしくなっているのは確かなようです。

 当地の降雪は全道でも上位に入るくらいの量で今冬も除雪で明け暮れする毎日が続きそうです。年金にも豪雪地帯には除雪手当が欲しいところですが、これも住めば都で我慢のしどころでしょう。


11月22日今にも咲きそうな気配です


気温は23日をピークに一気に下がり始めて真冬日になってしまいました。
これでは開花まで望むべくもありません。


11月23日 この日をピークに一気に気温が下がり始めました。

 
11月23日                         11月25日


11月27日 遂に真冬日となり降雪もご覧の通りです。
これでは開花を望むのは無理な話です。
2023年12月24日

今年もやって来ましたHOHOHO!
 毎年flightradar24ではクリスマスイブにサンタクロースがトナカイの橇に乗って世界中のよい子にプレゼントを配り始めています。今年も北極を飛び立って世界中を駆け巡っています。何とお茶目な催し物です。

 現在飛行している航空機にも気の利いた機長であればこの画面を流していることでしょう。近くに飛んでいる飛行機の乗客は窓からサンタを捜すかも知れません(笑)。何しろ6万ftの上空では現実だとしてもあまりにも高すぎて見ることは不可能でしょう。

 毎年世界中の子供に夢を与えくれるflightradar24の会社に「ありがとう!」の一言を添えたいと思います。

北極点を出発し、クリーンランドを南下してシベリア方面に向かっています

9頭立てのトナカイの橇にサンタさんが乗っています。

《追加》  21時過ぎには日本の中央部を横断し朝鮮半島へ向かったようです。

  



サンタの橇も最初は時速28q/h程度でしたが、その後、次第に速度を
上げていき日本横断の時は1346q/hという音速を超える速さになってい
るのにはビックリ。

次々と在来機を追い越しているのはさすが作り物です。





2023年12月28日

今冬は本当に暖冬なの?
 今日は官公庁の御用納めで明日からお正月休みに入ります。遙か20数年前の在職中は給料の差額(あの当時は毎年ベースアップがありました)をもらい正月用品の軍資金に充てていたのを思い出します。現在は年金生活に入って何の楽しみもなくなりました。おまけに薬代が2割負担となって懐も少々軽くなり、あまりめでたくもない正月を迎えることになります。

 さて気象庁では今冬は暖冬傾向と予測しましたが、どうも道北地区では予想が外れているような今日この頃のお天気です。500億円以上の人件費やスーパーコンピューターを使っても気象予想というのは中々当たらないようです。

 最後の判断を人間が行うのが外れる原因なので裏庭で下駄を放って占ってみたり、AI技術に頼った方が良い結果が生まれそうな感じがます。(冗談です)それでも地域によっては暖冬傾向が顕著に表れてるところもあるので一部アタリ、一部ハズレというのが結論です。


昨年と今年の12月の気温変化を見ると確かに前半は高かったが
後半は歴然と低いことがわかります。


積雪量も昨年より少ないようですが遂に27日から昨年度を超える積雪量に
なりつつあります。現在80p程度で道内でも上位に位置する量になりました。
何しろあの豪雪地帯の朱鞠内の隣に位置する士別なので仕方がないことと
諦める他はないでしょう。これからは冬至も過ぎて日が長くなる季節になるのが楽しみです。

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