7月〜9月
2020年07月01日


今年の高速道路工事A
 今年の土盛り以外の建造物は昨年度より引き継いで続いでの工事のみとなります。これらの建造物が完成するとあとは土盛り工事と舗装を残すのみとなります。土盛り工事にどれだけの予算がつくのか予想は出来ませんが、例年のペースで工事が進むとすれば完成まで恐らく4,5年はかかるのではないでしょうか。

 何しろ土を運搬するダンプがたった10台程度なので如何に工事が遅いかがよくわかります。これは名寄地区の工事が一緒になったため集中的に土盛りに予算が振り向けられないことも原因があるのかも知れません。とにかく少ない予算しか投入されていないようなので仕方がいないと思われます。それでも士別〜名寄間の工事が凍結されたり、休工とならないだけでも有り難いと思わないといけませんね。


C地点とE地点の橋梁はすでに完成済みで
残りのA、B地区の橋梁工事が引き続き今年度も行われています。


ここの現場事務所には人がいるのかいないのか静かなものです。
自動車が数台いつも止まっているので仕事はしてるのでしょう。


この事務所は恐らくA地区の橋梁工事のものと思われます。


 A地点の工事現場

4月30日 昨年は橋梁を架けるための土台作りで終了しています。


6月17日 いよいよ橋梁工事の橋場が設置されました。


橋台に型枠を作る様子もないので、ここの橋梁は鉄筋コンクリート
ではなく鋼橋を架けるのではないかと思われます。


久し振りに迂回路に切り替わりました。
これからは本線の中に種々の建設機械が入ることになるでしょう。


横から眺めた橋脚全景。
片側1車線ですが、斜めに道道を跨ぐため、まるで4車線の幅があるように
見えます。できれば直角の方が費用が掛からなくて良いのですが
ルートの関係でこのような形になったようです。

《続く》         

2020年07月05日


コンちゃんこんにちは!
 先月の下旬、いつもの散歩コース(自動車)で川西付近の農道を走行していたら道路の脇をスタスタと歩いているキツネを発見。数年前にもこのあたりで見かけたことがあるので、おそらくこの辺を縄張りにしているキツネ一家がいるようだ。

 近く寄って停車したら向こうも歩くのをやめてジッとこちらを見ていて。逃げる気はサラサラないように見受けられた。そのうちそこに座り込んで餌をねだっているようなそぶりであった。

 このキツネは母親らしく子ギツネを連れて散歩中であった。シカ・タヌキはすぐ逃げるのだが、この辺のキツネは人懐っこくいつまでもこちらを見ている様子を覗っている感じである。しかし北海道のキツネはエキノコックス(寄生虫)を持っているのが多く、あまり近寄らない方が身のためである。早々にこちらから退散した。

 北海道由来の動植物も青函トンネルが完成して32年になるのでそろそろ本州へ渡るキツネやヒグマが現れるかも知れない。現実にヒグマが利尻島へ泳いで渡った実例があるので、あと何年か後にはヒグマとツキノワグマとの対決が見られるかも知れません。


ちょうど毛替わりの時期らしく冬毛と夏毛が半々になってます。
しっぽがやたらと太いですね。


餌をねだるようにジッとこちらを見つめています。
親の後ろに子ギツネの耳が見えます。



親子そろって記念写真をハイッ!パチリ!

2020年07月16日


今年のお祭りはだ〜れもいない?
 今年の士別神社祭はコロナの影響で3密にならない程度の催しとなった。今年の御神輿担ぎ、音楽行進、稚児行列等はすべて中止となり、神輿をトラックに乗せて町内を走り回るのみで終了した。

 このような寂しいお祭りは士別に住み始めて初めてのことで、近い将来過疎化が一層進むとこのようになるのかと思われる夏祭りであった。皮肉なもので毎年この時期は必ず雨が降るのだが、今年は3日間とも好天気が続きました。

 露天も今年は1軒もなく子供や若い連中の浴衣姿も来年までお預けとなった。それでも神社内では種々の神事が行われているらしく朝夕に5段雷花火が上がっていたようです。


例年は通行禁止ですが、今年は通り抜けが可能でした。


本殿にお参りする人影もなくひっそりとしていす。


いつもは結構な人通りかあるのですが…


神社から市街地を見ると人影は自転車1台のみ、自動車の通行は1台もいない
という寂しさです。それでも5台程駐車中の自動車を見ることができました。
昭和30年代のピーク時は人口5万人から現在の1万8千人という典型的な過疎化が
進む当市はいずれ市から町へ格下げが行われるに違いなさそうです。

《追補》
 日記を書いて暫くすると積乱雲の下に士別地方が入ったらしく突如雨が降り始めました。やはりジンクスは破られなかったようです。雨が止んで周囲を見渡すと入道雲が大雪山方向に一杯立ち上がっているのを見ることができました。

雨上がりにきれいな虹が出ました。
道北日報 Face book


2020年07月23日


今年の高速道路工事@
 今年も士別〜名寄間の高速道の工事が5月に現場事務所が3箇所建てられて始まった。ここの高速道の建設工事も2007年から始まり、今年で13年目を迎える。たった12qの工事に13年間一度も休工もなく細々と工事を続けている高速道は全国的に見ても非常に遅い珍しい工事といえるだろう。

 今年の工事も昨年に引き継いで2箇所の橋梁工事と土盛りが行われている。恐らく今年は建造物の工事は全部完成するのではないかと思われます。しかし、途中から新しい工事区間(多寄〜名寄)が追加になり、その工事の完成を待って開通するとなればさらにあと15年〜20年位はかかるのではないかと思われます。まさか国の方針が変わって工事中止ともなれば日本版『万里の長城』となり、観光地として名を馳せるかも知れない?

 今年も工事の進捗状況をレポートしていくつもりです。こうなるとゴマフの命が尽きるのが早いか、道路完成が早いのか見ものです。(笑)


昨年と同様の工事区間となっています。土盛りはA地域、C、D地域近辺りを
ダンプが走り回っています。


土盛りを施工する現場事務所。毎年同じ会社が落札しているようです。


新しい土工方法PRしているようです。


こちらの会社も土盛りを行う現場事務所です。


現場事務所に掲げている路線概要図


この概要図を見ると当初計画していた多寄ICが消えています。
一気に工事区間が12qから24qに伸びた感じです。
もはや多寄ICは幻のICと化した感じがします。


土盛り用の丘も遅々として進まぬ工事のためかあまり丘が変形していません。
いずれここは切り通しの道路になります。


すでに盛り土が終了した道路をダンプが走っています。1車線のみなので
ところどころに交差するス場所を設置しています。


どういう訳かボックスカルバートを渡れない箇所が何カ所かあります。
さっさと土盛りして通過できるようにすれば上がり降りしなくて済むのにな〜?


昨年完成した橋梁をダンプが走ります。暫定1車線です。


土盛りをしている現場。油圧ショベルが主役です。


現場での荷下ろし。すぐにブルドーザで均していきます。


行き交うダンプはどちらかが停車してやり過ごします。
何しろ走行部分は1車線しかありません。

2020年07月24日


天候にも恵まれ生育は順調
 当地方の農作物はまずまずの生育でこの調子が続けば豊作が期待されると思われる。5月当初は一寸心配な気温が続いたが、その後、持ち直して農作物の生育も順調に推移しているようだ。

 ただ気温変化を例年と比較するとそれほど高くはなく、大きく波打っていることがわかる。真夏日も例年より少なく、降水量も多少、少ない感じがするのだが、必要な時に適当な降雨もあり、生育にはあまり悪い影響を与えていないようです。これから秋にかけて好天気が続くことを願いたいものです。


大きく波打っていますが昨年と同じ傾向です。もう少し高く
なって欲しいのですが、こればかりどうしようもないです。


昨年は飛び抜けて暑い夏ではなかったようです。


秋まき小麦は刈り入れを待つばかりとなりました。


春まき小麦は穂がかすかに黄色味が増してきました。


見事に育ったタマネギ。このあと薬剤で枯らします。身体に影響しないのかな?


稲は花が咲き始めたようです。1週間以上早いようです。
今年も美味しいお米が採れそうです。

2020年07月26日


4連休はコロナでも出足順調。大丈夫かな?
 コロナ騒ぎで延期になったオリンピックの開会式は予定では昨日であった。果たして来年こそは開催できることを願っているのだが、全世界が収束に向わないと到底来年も開催は無理なのではないか。副作用のないワクチンが早くできて欲しいのだが、まだ相当な時間がかかるらしい。もし来年の東京大会が中止ともなれば2度目ということで同じ都市が2度も中止なるとオリンピック史上初めてのことになるかも知れない。

 当地でもコロナによる自粛期間が長引いて、なかなか行楽地へ遊びに行けない状態が続いているが、さすが4連休ともなれば我慢できなくてあちこちへ出かける様子がニュースに流れている。

 当地のつくも水郷公園も久し振りの好天気に恵まれて、来園者の訪問が最近にない多さになっている。公園の外からの観察でも市内のみならず地方からの来訪者も多く、駐車場も一杯の状態であった。クラスターにならなければよいのだがと思いつつ帰路についた。


噴水と遊具周りは3密状態です。おまけにマスクを使用している人は
ほとんどいなく、ほんの1割程度でした。なんと心許ない状態でした。感染は大丈夫?


        ボート、ゴーカートも大賑わいの状態です。


残念ながら噴水は故障らしく水たまりで遊んでるのみでした。    


テントは40張り以上設置されています。これも3密状態でした。


少年野球チームがおもしろいゲームを行っていました。
投手は投げる動作のみで打者はホームベースに設置された棒の上のボールを
打つというゲームです。従って空振りはありません。ほとんどが外野まで飛ばして
おりました。これで空振りしたらみんなのひんしゅくを買うことでしょう。


 小麦の刈り入れと稲の開花の様子


秋まき小麦の刈り入れが一斉に行われています。
まるで恐竜が口を開いて何かを食べているような感じです。


稲が開花して穂先が少し白っぽくなっています。


花が咲いたのがよくわかります。

2020年07月31日


7月下旬の寸描
麦刈りが終了すると麦わらロールがコロコロ


麦刈り後にコンバインが散らかしていた麦わらをどのように始末するのかというと最終的には
ロールを作る専用の機械がやって来て麦わらをかき集めて麦わらロールを
作ります。その後、農家はこれをさらに酪農家へ売り渡し、牛やその他の家畜の寝床に
なります。最後にそれをたい肥にして農家へ転売されます。
なんと素晴らしい循環だと思いませんか!?

アメダスのメンテナンス?
 たまたまアメダス観測器の側を通ったら数人職員が観測機器をいじり回していました。よく見ると高所作業車や交通整理の警備員まで配置して本格的な作業でした。

 もしかしたらこのアメダスに未設置の積雪計を増設するのではないかと思い、それらしき機器を捜したが残念ながらありませんでした。今年も市役所の積雪を利用することになりそうです。

4人の職員と警備員が頑張っていました。
この工事で4時間のデータ停止があったことをネットでわかりました。

「このハゲー!」と「そのまんま東の育毛剤」を地でいく風景


雨不足の7月であったが、河川敷の芝生がご覧の通りの有様となってしまった。
もはや手の施しもできない状態でこれでは芝生の植え替えしなければならない
だろうと思うくらい枯れてしまった。しかし、それでも遅きに失したと思える散水作業
が始まりました。これで本当に生き返るのだろうかと半信半疑。


これぞ、そのまんま東の育毛剤?を散水したのだが、焼け石に水のような
感じがしていたところ、驚いたことに芝生が徐々に生き返ってきたのにはビックリ。


見事に息を吹き返したサッカー場。
結論 芝生は枯れたように見えても水をやれば生き返ることがこの歳に初めて知りました。

2020年08月02日


 B地点の工事現場

 B地点の橋台は歩道を一気に跨ぐ形式ではなく道路の両側にある歩道を専用のトンネルを作るという珍しい建造物になっています。左右の歩道の幅が異なるためそれぞれのトンネルの大きさが異なるが、将来の拡幅のことを考えるとあらかじめ広くしておくべきであろう。

 今年のこの地点の工事は橋梁部分を設置するだけではなく橋台部分の横から鉄筋が見えることから恐らく土盛りの擁壁部分を設置するのではないかと思われる。そうであれば昨年の橋台工事の時に一緒に作ってしまえば良かったのにと思うのは素人考えかな?


5月15日 今年の工事はここから始まります。
B地区の橋台は遠くから見るとローマ時代の遺跡のように見えます。


4月30日 ここの橋梁は現在は手つかずですが、橋台の周りで作業をしているのを
散見しているので恐らく今年中には橋を架けると思われます。


7月23日 今年の工事が始まりました。
最初は予想通り擁壁を作るための足場作りから工事が始まりました。


擁壁の構造は羽根を少し広げたような形をしています。


たった一人で細々と作業を行っています。


あとは鉄筋コンクリートの型枠作りの工事を行う予定と思われます。

《続く》          

2020年08月03日


 D地点の工事現場
 
 この地点の橋台はうろ覚えだが5,6年前にすでに出来上がっており、いつ橋梁工事を開始するのか楽しみにしていたのだが、残念ながら今年も橋を架ける工事は望み薄となったようです。

 ここの橋梁は灌漑溝を斜めに横断するため幅、長さ共結構な大きさとなっています。士別〜多寄間の構造物この工事のみ来年回しになる予感がします。

D地区の橋台にはいつになったら橋が架けられるのか皆目見当もつきません。
橋台の周りでは盛り土の工事を行っている様にも見えるのですが、今年度は
恐らく橋を架けられることはないでしょう。


その替わりに橋台周りの土盛り工事が行われています。


土盛りが工事が終了してから橋を架けるのでしょう。


土盛り工事がほぼ完成したようです。

 おまけ画像

すでに出来上がったボックスカルバート30数基のうち、数基はご覧の通りすでに
構造物に破損が出来ています。開通時の完成時までどれだけ壊されているのか
心配なところです。さらに大きい破損は修理して鉄板を張ってあります。
《終わり》         

2020年08月17日


そろそろ出来秋のシーズンに入りかけています。
 お盆も過ぎると道北地方は一気に秋めいてきます。暑さ寒さも彼岸までと言いますが、道北では本州の残暑がほとんどないのでお盆を過ぎる頃から一気に気温が下がり始めます。何しろ来月には初霜の頼りを聞くような土地柄です。先日まで夏蝉がうるさく鳴いていましたが、今日はピタッと鳴き止んでいます。トンボが飛び交い始めて、当地ではすでに夏も終わったように見えます。それでも今日は29℃まで上がりました。今年はなかなか真夏日にはならない日が多かったような気がします。

 それでも農作物は好天気に恵まれて順調に収穫期に向かっているようです。7月下旬に花が咲いた稲も現在は水も抜かれ、少し黄色気味になって稲穂がお辞儀し始めております。今後このまま風水害に遭わなければ豊作は間違いないでしょう。他の旗作物も順調に生育しているのが素人目にもはっきりとわかります。

 この調子では旭川周辺の米作農家では8月中に稲刈りを始めるのは間違いないと思われます。毎年稲刈り第1号として新聞に載るのが自慢らしい。当地方では9月の半ば過ぎには稲刈りが始まるのではないかと予想します。とにかく今後の天候具合が収穫に影響を与えるのでこのまま好天気が続くことを祈るばかりです。


かすかに黄色く色づき始めた水田。


実るほど頭を下げる稲穂かな


当地方の畑作物はビート・豆類・タマネギが主要な作物となっている。


ビートも大きく成長しています。寒暖差があると糖度が増すらしい。
奥の稲も黄色く色づき始めています。

2020年08月26日


きれいな夕焼けが続いています。
 お盆が過ぎるとお天気はすっかりと秋の様相に模様替えしつつあります。日中は25℃以上の夏日になっても朝夕はめっきりと冷え込む毎日が続いております。

 このような季節の変わり目は夕焼けがとても美しくなる時節でもあります。日没前後の風景はいつ見ても見飽きることなく見入ってしまいます。今年は自室に引きこもることが多いので、せめて日没時には外の空気を吸いながら夕暮れ見物をするのも一興でしょう。

日没寸前で太陽がかすかに見えます.。
日没直後の空模様。空の色が次々と変化するのが楽しい。
これは別な日の夕暮れです。これが海辺であると一層美しいものです。

2020年08月27日


多寄〜名寄間の高速道の工事状況

 国土交通省北海道開発局による士別〜名寄間の高速道の建設計画に下記のような説明があります。
 
 《北海道縦貫自動車道は函館市を起点とし、室蘭市、札幌市、旭川市、士別市、名寄市等を経由して稚内市に至る延長約681キロメートルの高速自動車国道です。
  このうち、士別剣淵〜名寄間は、高速ネットワークの拡充による道北圏と道央圏の連絡機能強化を図り、地域間交流の活性化及び物流効率化等の支援を目的とした、士別剣淵ICから名寄IC(名寄美深道路)に至る延長約24キロメートルの事業です。

  平成15年12月25日の国土開発幹線自動車建設会議(以下国幹会議という)において「抜本的見直しが必要な区間」とされ、平成18年2月7日の国幹会議への報告により士別市南町から士別市多寄町間の延長約12キロメートルが「緊急に整備すべき区間」として整備に着手し、平成26年8月8日の整備計画変更により士別市多寄町から名寄市間の延長約12キロメートルで整備に着手しています。》

 以上の経過を見ると当初の計画では士別〜多寄間(12q)の建設を早急に整備し、多寄〜名寄間(12q)は凍結するということで建設が始まりました。整備当初は他の高速道と同程度の建設スピードでしたが、平成26年(2014年)に突然多寄〜名寄間の整備が凍結からゾンビのごとく生き返りました。

 この頃から士別〜多寄間の工事は休工まではいかないまでも整備の進捗率が極端に遅くなり始め、予算の関係?から現在もチビチビと休むことなく建設が継続しています。恐らく士別〜多寄間の完成は多寄〜名寄間の工事完成を待って開通するのではないかと予想しています。そうなるとこの24qの高速道の完成はあと10年程度は開通を待たなければならないという日本一工事期間が長いという記録を作るのではないかと思われます。恐らく今の建設ペースだと現在の私(ゴマフ)の寿命と高速道の完成時期のどちらが早いかという競争になっています。完成前に逝ってしまったら、あの世からの見物になるのが悔しい。残念・無念!!


当初は多寄ICが終点であったが、その後、名寄まで延長することになって、この多寄ICの
必要性がなくなった感じである。しかし、すでにICを設置する用地は地ならしまでが終了しているので、
設置しても簡易なものになると思われます。何しろ国道へ出るには4q以上の道のりがあります

 先日名寄へ出かけたついでに名寄〜美深間の接続付近の工事を見てきました(A地点)。ここの工事も田んぼや畑が多いところなので結構な構造物を整備しなければならないようです。風連の山間部に入れば切り土工事の連続なので工事が早く進むのではないかと思われます。現在はA地点辺りが工事の中心となっています。

宗谷本線と国道40号線を跨ぐ跨線橋設計図。相当長い橋になりそうです。


実際の跨線橋付近の写真ですが今のところ工事が始まる気配は
ないようです。工事が始まると国道の迂回路の切り替え工事が最初になるでしょう。


イメージ的にはこのような跨線橋になるのかな?
上記写真は宗谷線と国道40号線を跨ぐ3号道路です。


普段の川幅は10m位の小川に毛の生えたような川だ゛が堤防は意外と
幅が広いのでこのように大がかりな橋梁になったようです。


すでに土台となる橋台は完成しているようなので、あとは橋桁を架ける
工事が控えています


橋台も完成してから2年以上経ちますが桁を架ける様子はありません。


このほか農道を渡るボックスカルバートが5,6基完成しています。

2020年08月28日


今月中(8月)の稲刈りはアリかな?
 今月入ってからの天気は風水害もなく秋の収穫前の好天気に恵まれて農作物は元気よく育っている。稲の方も順調に育っていて、稲穂はすでに黄色に染まり、頭を深く垂れています。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」意味ではなくそのままの風情です。

 まだ新聞には報道されていませんが近々稲刈りの一番乗りが現れるかも知れません。この田んぼも9月の上旬には稲刈りが始まるでしょう。農家の今年の大博打は大もうけになることは間違いなさそうです。あと一踏ん張り頑張って美味しい酒を飲み交わして下さい。


見事に実った水田。将来的には北海道が米作の主産地になるのは
間違いない。本州では気温が高くなりすぎて米作は不可能になるは間違いないでしょう。


実入りも良く、穂先が深く垂れています。


タマネギも収穫時期を迎えました。大玉が揃っています。


ここが北見地方であれば臨時のタマネギ列車を走らすところですが
残念ながら宗谷線から貨物列車が走らなくなって相当な年数になり、当地方の
輸送はもっぱら自動車輸送になっています。


ところでタマネギを入れるコンテナは誰のもの?
もし農家の所有であれば帰りの畳んだコンテナの輸送費は個人負担なのかな。


この時節になると市内のあちこちにある小さな神社の秋祭りが一斉に始まります。
ここは武徳神社の秋祭りで人影は、一人も見当たりません拝殿に氏子さんが一人おりました。
♪村の鎮守(ちんじゅ)の 神様の
今日はめでたい 御祭日(おまつりび)
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
 ドンドンヒャララ ドンヒャララ
朝から聞こえる 笛太鼓♪
昔は歌の通りの風景でしたが現在は過疎化で形だけの村祭りなりました。さびし〜い!

2020年08月30日


サブ〜イ!! 急に秋が来た

29日の夜半に前線が通過したことが急激な温度低下でわかります。

 イヤ〜びっくりしました。先日まで真夏日が続いていたが、28日の31.8℃をピークに気温が徐々に下がり始め、さらに29日は午前0時を過ぎからさらにどんどん気温が雨を伴って下がり続けて、今日まで続いております。今日の最低気温は12.3℃で10月上旬並みの気温となりました。

 28日の夜は熱帯夜(我が家には扇風機のみでエアコンはありません)であまりにも暑くて寝苦しい夜でしたが、今朝はあまりにも寒くて一瞬ストーブでも焚こうかとも思うくらい気温が下がりました。これでは身体の調子がおかしくなるのも頷けます。

今回の台風も8号と同じコースを取るらしい。また一段と寒くなりそうです。

 天気図を見ると今回の低温の原因は台風8号のなれの果ての低気圧が秋雨前線を伴って南下してきたのがその原因でした。この低気圧が樺太付近にいた頃は南風が吹き上がって真夏日になったのが28日で、その後前線の北側に入ると一気に冷気がなだれ込んだのが今回の低温になった原因でした。

 15時現在は18℃程度まで上がり始めましたが、今日はこの温度が最高気温になるのではないかと思われます。今週の後半には台風9号が8号と同じコースをたどるようなので再び一時的に気温が上がり、その後急激に下がるという今回と同じな天気模様になるのでないかと思われます。

 このように北海道では台風が来るたびに気温が下がり秋らしくなっていくようです。今回の悪天候によって楽しみにしていた稲刈り風景は稲が乾くまでおあずけでしょう。8月の稲刈りを期待していたのですが、残念な結果になりました。

2020年09月03日


道央で稲刈り始まる。他の農産物は平年作以上らしい。

 本日の道新に羊蹄山麓の田んぼで稲刈りが始まったというニュースが載っていた。例年だと旭川近郊の農家が稲刈りの一番乗りをするのだが、今年は未だにニュースに出てこない。間もなく稲刈りのニュースが写真入りで掲載されるでしょう。士別の稲刈りはあと10日ほどで始まるのではないかと思われます。

 我が家の向かいにあるビート畑もはすこぶる元気が良いようである。近くに寄ると丸々と太った大根が顔を出し始めているを見ることができました。これでこれから朝夕が冷え込めば一層糖度も上がることでしょう。

 農業試験所の報告によれば今年の農産物の生育はすこぶる良く、すべての作物は平年を上回る出来だという。とくに秋まき小麦は豊作だという報告がなされている。あとは台風被害がなければ万々歳というところです。


見事に育っているビート畑。

  
尻別管内蘭越町で稲刈り始まる。            丸々と太ったビートの大根。  

2020年09月11日


本格的な秋に入ったらしい。
 今年の夏の気温はダイナミックに変化してたようだ。真夏日は例年より若干少ないように見えるが、25℃以上の夏日はグラフを見てわかる通り、道北としては結構な日数があるように見える。このため農作物は春先の低温と長雨の影響を夏場の天候によって挽回し、総じて平年を上回る作況となっている。

 しかし、グラフを見ると最低気温が10℃を下回ったり、最高気温が20℃を下回るという上下の激しい気温であったことがわかる。9月も上旬が終わり、秋の彼岸まであと10日あまりなるが、これからは気温がどんどん下がり始める時節となった。

 今回の急激な温度の下落は台風10号がへたって普通の低気圧に変わった影響によるもので、寒冷前線の通過前は南風が入り込み真夏日となったが、通過後は一気に気温が下がり始めたのが原因である。いずれこの停滞前線が本州まで南下すれば本州の酷暑もいくらか涼しくなると思われます。

 9月下旬なると霜注意報が出たり、10月には初雪の便りを聞くようになります。これから来春まで続く憂鬱な日が目の前まで来ています。出来るこことなら沖縄あたりに避寒したいものです。しかし、暇があっても先立つものがない貧乏人なので、ジッと部屋に籠もる巣ごもり状態を続けることになるでしょう。


これほど上下の温度差がある夏も珍しい。


高速道路の盛り土工事。今年はあちこちで工事中ですが、規模は小さいです。
手前の畑の作物は緑一色から次第に黄色くなってきました。

2020年09月16日


ようやく稲刈りが始まりました。
 稲刈り時期についてネットには次のように記述されています。『稲刈りの時期は穂が出てから約40〜45日、黄金色の稲穂が垂れ下がると稲刈りの時期となります。 早く刈りすぎると未熟粒が多くなり、収穫量が少なくなります。 逆に、遅れると収穫量は増えますが、籾が熟れすぎて米の色や、つやが悪くなり、品質や食味が低下します。』という

 説明に当てはめるとちょうど開花が7月25日頃なので、それから40日を足すと9月上旬が稲刈りに適していることがわかった。しかし穂が垂れ黄金色になった9月上旬から毎日のように雨が降り続いて稲刈りのチャンスを逃している感じがするようで、ついにしびれを切らして今日の稲刈りを迎えたようです。

 昨夜も一時的に降雨があり、起床すると道路が濡れているので今日もだめかと思ったが、日中は降雨もなく気温も上がり絶好の稲刈り日和となった。午前中に大型圃場を偵察に行ったら2,3軒の農家がすでに稲刈りを始めていた。とにかく9月に入ってから天候が不順なのでチャンスを逃さない稲刈りを心がける必要があるでしょう。タイミングが悪いと10月まで稲刈りが続くと思われます。

大型圃場なので片道で籾が一杯になります。もう少し大型のコンバインが
必要なのかも知れません。


籾を運ぶ専用の軽自動車が籾を受け取るため近づいて行きます。


象の鼻のようなアンローダを伸ばしてトラックに積み込もうとしています。


今年の出来具合は間違いなく豊作でしょう。
奥さんが流れる籾をジッと見つめています。


そして、ついにアンローダから流れ落ちる餅を手に取り、出来具合を確かめています。
にっこりと笑っているようにも見えます。

2020年09月22日


この雨では収穫作業できない?


 9月の中旬から秋雨前線の影響なのか連日雨が降っている。秋晴れにはほど遠いお天気で農家の皆さんも気が揉んでいる毎日だろうと察します。作物の収穫期は雨は欲しくないのですが、これでは作柄がいくら良くても品質に影響するのは確実でしょう。稲刈りも今頃は最盛期と思われるが、この雨ではコンバインもヌカルミにはまって稲刈りもままならないのではないかと思われます。1週間くらい降雨がなければ収穫作業も一気に片付くと思うのだが……。

 それでも今日は秋晴れの良い天気でしたが、しかし、この好天気も長続きは不可能のようで、このあと台風12号の影響を受けるのかも知れない。泣きっ面に蜂とはこのこというのかな。

 話は終わるが今年の長期予報は暑い夏ということで予報通りであったが、台風も海水温が高いため超大型の台風が襲来し、個数も多いと予報していたが、残念ながら台風に関しては外れたようだ。個数も現在12号が北上中で昨年よりずっと少ない個数である。台風9号もかって経験したことない大型台風であるということで、警報をずーっと出し続けていたが、これも本土に近づくと急激に勢力が弱まった。

 原因は8号と同じコースだったので海水がかき混ざって海水温が低くなったためであったと通過してからの言い訳であった。コースが同じであれは衰弱するということを予想できないとは何とも情けない気象庁である。

 台風の実際の気圧・風速は米軍では目の中を飛行して観測しているが、日本も写真で判定するのではなく、実際に航空機を飛ばして目の中に入らずともゾンデを降下させて観測すべきでしょう。昔はこの方式を取っていた時代があったと思うのだが、記憶違いかな?とにかく実測が一番信頼出来るデータのはずなのだから。はたして海水温が高いのにも関わらす、今年の台風の発生数が少ないのはどのように言い訳をするのか楽しみである。

2020年09月23日


一夜にしてコースが大幅変更?
 今回21日に発生した台風12号のコースは久し振りに大きく変更された珍しいケースのお話。21日・22日の台風12号予想進路コースは両日とも大きく変更することなく若干スピードが遅くなる傾向を示していて、両日とも関東地区へ上陸する右にカーブするコースであった。

 ところが今朝起きてビックリしたのは今まで右にカーブするコースが全く逆の左回りのコースに大きく変更されたのである。関東上陸予定が本日の予想進路では関東の遙か東寄りの海上を通過するらしい。このコースを取れば関東地区の台風被害はそれほどの影響はなくなったのではないかと思われます。

 しかし、右カーブでも左カーブでも本道への影響は変わらずに温帯低気圧として多少の影響はあると思われます。今回のように一夜にして大幅なコース変更はどうして発生したのであろうか?スーパーコンピュータのデータ不足、予報官の判断ミスなどいろいろな原因が考えられるがこれほど大きくコースがずれたことは珍しい。

 今回のケースは気象現象の解析がいかに難しいことであるかを如実に表したのが今回のコース大幅変更の原因であろう。《当たるも八卦当たらぬも八卦》では困る人達もたくさんいると思われるので、より慎重であってほしいものです。また昨日も話したとおり衛星に頼ることなく航空機による気象観測も是非復活してもらいたいものです
 
21日・22日の進路予定コースに変更はなく、速度が少し遅くなった感じであった。


一夜明けたコースは前日とは全く違ったコースになった。
いずれのコースでも北海道には多少の影響が出るのは間違いないようだ。

2020年09月27日


道北では今が稲刈りの真っ最中!
 稲刈り時期になってから毎日のように雨が降る中、晴れ間を見つけて一斉に稲刈りが行われています。すでに25日現在3割以上の稲刈りが終了したようです。この調子でいくと10月上旬にはほとんどの稲刈りが終了する感じです。

 少しは雨で湿っているかも知れませんが近年は強力な乾燥機が導入されていますので、あっという間に玄米まで仕上げてしまうようです。今年の米作りは最近にない良い品質の米の収穫になるかも知れません。農家にとっては万々歳といったところでしょう。

 また秋まき小麦も元気よく芽を出し、畑一面オールグリーン状態でまるでサッカー場を見ているような感じです。これから深い雪の下で春になるまでぐっすりと冬眠状態に入ります。これからの農作業は豆類とビートの収穫作業が控えています。どちらも作柄は良好であると感じました。


畑一面オールグリーンの麦畑。


大豆も葉が落ちてサヤのみになりました。間もなく刈り入れが始まります。

一斉に始まった稲刈り作業
各農家とも立派なコンバインを所有しているようで、1台いくらぐらい
するのか気になるところです。ネットで調べたら上記のコンバインはいずれも1千万円以上も
することがわかった。それも一箇所に3台も置いてあるのを見るととても個人で所有するのは
難しいことがわかった。そのためこの辺の大型水田はいずれも法人経営になっているらしい。


脱穀した籾を籾摺りで玄米にしたあと籾殻を送風機で外へ吐き出して籾殻が
うずたかく積み上げられます。その後、火を点けて灰にして肥料にしています。
しかし、最近はあまり燃やさないようなのでどのような後始末をするのかな?

2020年09月30日


早っ!ビートの収穫始まる。
 昨年も早かったビートの収穫が今年はさらに1週間も早まって28日から始まりました。今年の生育は昨年に続いて生育が良く、大根も丸々と太った大きなものになりました。稲刈りも未だ相当残っているのにビートの収穫が始まるとは驚きです。

 我が家から見えるビート畑にもハーベスター2台が持ち込まれ今日亜から収穫作業が始まりました。果たしてどの位の糖度があるのか気になるところですが、これほど早く収穫出来るということは、恐らく農家を喜ばせる結果が出るのではないかと予想されます。


士別地方のハーベスターはこの中型タイプが多いようです。


ダンプ中のハーベスター。コンテナには4〜7立米の容量がある。


まるで石垣を作っているような感じです。


今年の大根の大きさはご覧のような大きなものです。
  付録 アスパラと大豆

アスパラは来年のため現在養分を吸収中。このまま枯れるのを待ちます。
手前の作物は大豆でまもなく刈り取りが始まると思います。



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