7月〜9月
2021年07月01日


コロナ禍の休日
 いつになったらコロナ禍が収束するのかわからないが、緊急事態宣言を出したり、感染者が減少すると外したりして現在は感染者数が第4波と言われる状況になっている。

 いつかは収束するとは思うがその時期は見当もつかない毎日が続いている。最初の頃はお上の言うとおりに自粛していたが最近は慣れすぎたのか自由気ままに行動しているように見える。法的に規制しても罰則規定が甘くて遵守する気持ちはあまりないらしい。外国のように命令するという規制がないため中々感染が収まらないのも原因の一つにもなっている。

 規制が解除されたある日の水郷公園の賑わいである。他市町村の人達の利用は控えて下さいという呼びかけにもかかわらずご覧の通りの賑わいです。これでは3密どころではなく、マスクも掛けている人もいないという有様です。これでも当市では未だ数人の感染者しかいないとは不思議でです。それだけ過疎化が進んでいるとも言えるようです。今月は五輪も開催されるので一人でも感染者を減らしたいものです。


頭の禿げたおっさんが考えごとをしながらオールを漕いでいました。


キャンプ場は近隣からドッと押し寄せてきたようです。密になりすぎです。


テント数はこの倍はありました。


公園内は来訪者で一杯ですが、マスクをかけている人はほとんどいません。

2021年07月04日


久し振りの岩尾内湖
  何年か振りに岩尾内ダム(いわおないダム)へ行ってきた。外出に制限のある期間(不要不急の外出は控える)なので湖畔には誰一人もなく寂しいものであった。行きは岩尾内大橋(高所恐怖症)を避けてダム湖の奥へ回り道をしてキャンプ場に到着した。

 このダムは北海道士別市、一級河川・天塩川本流上流部に建設されたダムで、高さ58メートルの重力式コンクリートダムです。岩尾内ダムを建設するに当たり、朝日町第二の集落である似峡(にさま)を中心に岩尾内、上峡、茂志利(もしり)地区の173世帯にも上る家屋、水田12.5ヘクタール、畑地122.9ヘクタール、山林211.8ヘクタールが水没することになった。当時の同地区には800名の住民が暮らし、小中学校や診療所、農協、交番のほか旅館や映画館もあり、栄えていた。

 同ダムは1965年(昭和40年)に着工した岩尾内ダムは本体工事に5年を費やし、1970年(昭和45年)11月2日に試験的に貯水を行ってダム本体や貯水池周辺の地盤などの安全性を確認する試験湛水(たんすい)を実施した後、1971年(昭和46年)に完成。同年4月より管理業務を開始した。総事業費は当時の額で71億3,000万円であったという。《資料より抜粋》

 この頃は赴任して間もない頃で、バイクに乗って家庭訪問や工事現場の見物に何回か行ったものです。まさかあの大きな集落地がダムの底に沈むとは思いもよらなかった。いざ工事が始まるとそのスケールの大きさに目をむいたものです。現在も渇水期になると当時の建物の土台や水田跡をみることができます。


年に数回は放流するようです。我が家の近くの天塩川にあるサイレンが
鳴るので放流時間がすぐわかります。


ダム堤頂部。昔は自動車が通れましたが現在は立入禁止。


誰一人いない中、寂しく立っています


岩尾内大橋全長380m、高さ60m以上。
工事中に橋の端まで行って腹ばいになって下を覗き込んだりしました。
現在は自動車で満水状態でも足が震えます。完全な高所恐怖症です。

「白樺キャンプ場センターハウス」は誰一人おりません。
熊が留守番をしてたら怖いですね。


キャンプ場からダム堰堤を望む。


渇水時期になると水面の高さは遙か下の方にになります。

2021年07月09日


今年も寂しい学校祭となりました
 昨年はコロナ禍でほとんどの学校が学校祭を中止しましたが、今年は各校とも規模を小さくして学校祭を実施しているところが多いようです。今年は士別市の凌雲高校でも外来者を一切受け入れずに生徒中心のこぢんまりとした学校祭でした。

 今年の翔雲祭テーマは「不撓不屈(ふとうふくつ)〜It's 翔 time〜!」ということであるが部外者にはその意味することが不明です。恒例の行灯行列は市内を回ることなくグラウンドを一周し、展示して終了したようです。

 それでも前夜祭に打ち上げ花火が上がったのにはビックリしました。景気づけには最高ですが市民が学校祭を見に行くことも出来ない状況では興味も半減してしまいます。コロナ禍が収束した後の学校祭に期待したいものです。


4つの雲隊なのであんどんはたったの4基のみでした。
以前はクラスごと12基も制作したものでした。
またもや今年は市内パレードは無しでグラウンドで審査したそうです。

ほとんどがアニメからの引用で後期高齢者からは興味を引かれるものはなかった。

寂しくなりました。我が家の花壇
花より団子で゛昔のように花一杯活動は終わったようです。
その替わり毎日が野菜責めにあっています。

2021年07月12日


農作物の生育は順調ですが雨不足が心配
 今年の農作物は一時低温の影響を受けたようですが、その後好天気に恵まれてほとんどの作物は平年並みの作柄となっている。しかし7月に入ってからは高温が続いているのだが、反面降雨量が極端に少なく今まで10oも降っていない有り様です。このため一部に豆類の立ち枯れが目立つようになっているらしい。

 水稲は8月上旬の花が咲く時期にきており、このまま好天気が推移すると今年も豊作が期待される。とにかく当地方では雨が欲しいところです。

アスパラの収穫時期も終了し、現在は来年のために目下養生中。まるで林のようです。


休耕地では緑肥となるキガラシがきれいに咲いています。

秋まき小麦と春まき小麦生育差は歴然。間もなく秋まき小麦の麦刈りが行われます。
春まき小麦も次第に色が変わりつつあります。今年は豊作だという。

2021年07月17日


今年のお祭りは雨降らず!
 昨年はコロナ禍によって士別神社の露店は中止になりましたが、今年は中央公園内に設置されることになりました。出店は年々少なくなってきており、このままだと将来は神社の参道に2,3軒開くのみになるでしょう。

 祭典内容も神輿渡御だけで音楽行進、稚児行列、神輿担ぎ、神楽、カラオケ大会などは軒並み中止となりました。それでも町内に設置された神輿巡行は市内の駐輿所を午前と午後に分け16時過ぎには神社戻りました。

 例年は3日間の祭典中に必ず一度は雨が降るのだが、今年は祭典中一度も降雨がなく、おまけに毎日が30℃を越す真夏日が続きました。このような好天気になったのは非常に珍しい。


鬱蒼たる森の中に佇む士別神社本殿。誰一人もいません。

各町内を巡る神輿渡御
田舎道を十数台の神輿渡御が行われました。


武徳神社前で祝詞をあげる。


次の駐輿所へ出発します。


神輿が去って後片付けに入る自治会の人達


今年から中央公園内に約30店ほどの露店が設置されました。
しばらくはこの場所使用されると思われます。

平日の昼間では中々人が集まりません。やはり稼ぎどきは夜でしょうね。

2021年07月22日


秋まき小麦の刈り取り真っ盛り

 今年最初の大型作物の収穫が始まりました。今年の作柄は豊作と言うことで農家の人達もにこにこ顔です。他の畑作も総じて順調に生育しているという。ただし雨不足のため一部の豆類が枯れてしまうというところもあるらしい。

 何しろ今月13日から連日の真夏日が続いています。この傾向は8月に入ってからも続くらしいので、それこそ気象庁が「かつて経験したことがない」というフレーズが当てはまるほど暑い日が続いています。

 よく暑さ寒さも彼岸までと言うが北海道の場合はお盆までといいます。あと2週間もすれば秋風が吹くようになります。それまで熱射病に気をつけて生活するよりしかたがないようです。


年に一度のコンバインを使用して収穫中。


刈り取った麦わらはその後ロールにしたり、畑にすき込んだりします。
中には火を点けて焼き畑にする農家もいますが、最近はPM2.5の発生源に
なるとからすき込む形が大多数です。

麦わらを焼くと山火事と見間違う程黒煙が上がります。


つくも水郷公園点描

昨年の秋からピョンコ島に渡る橋が老朽化のため通行止めになっていましたが
最近になって新しく橋を作る工事が始まりました。


公園内のキャンプ場は一杯のテント村が出来上がっています。
暑い日差しを避けるため皆さん木陰にテントを張っているようです。


7月の雨量は上旬に22o降ったのみで後は一滴も降雨のないカラカラ天気が
続いています。サッカー場のコートも散水しても焼け石に水といったところです。

2021年07月24日


コロナ禍の中、オリンピック開会式が行われました。
 第32回オリンピック競技大会(2020/東京)が1年遅れの7月23日に開会式が国立競技場で行われました。今回の五輪参加国は日本を含めて206国で前大会と同じ参加国数であるという。

 今回の大会は新型コロナウイルス感染症の世界的パンデミックで史上初の延期になり。会期は 2021年7月23日(金)から 8月8日(日)までの開催となった。しかし、延期してもコロナ禍の収束にはほど遠い最悪の条件下の開催となった。今のところ無観客方式で大会を進める予定らしいが、チケットの払い戻しは大変な額になるらしい。

 開会式は中継の関係から夜間になったが、延々と4時間も続いたのには見る方も飽きてしまったのが残念です。前回の東京オリンピックの方が断然良かったように見えた。末期高齢者にとってはあまりにもダラダラしすぎで閉まり気のない開会式のように思えた。
ブルーインパルス、 国立競技場上空に五輪描く
午後0時40分に入間基地を離陸して間もなく会場上空へ到達
会場上空に達すると5色のオリンピックカラーのスモークを引き喝采を受ける。
今回のスモークは少し薄めな感じした。
五輪の輪は軌跡は正確なのだが雲が多く、スモークも薄かったのは残念。
気圧や湿度が関係してるのかも知れない。



開会式が行われた国立競技場


国立競技場内部。
見事だったのは観客席のいろをランダムに塗り替えられているので
遠くから見ると観客席が満席のように見えるのは見事。


ドラクエ、FF、モンハン−日本から生まれた有名なゲーム音楽のオーケストラに合わせて、
選手たちが入場。国名のプラカードはマンガの吹き出し風のデザインが施された。
私的には前回の東京大会が素晴らしく思えてしまいます。

 今月23日の東京オリンピック開会式では驚くほどのショーや感動的な場面はなく、「重苦しくてつまらない」といった感じです。しかしその中でも素晴らしかった場面が一つあった。開会式の最後に登場したピクトグラム・ショーだ。ピクトグラムに登場した二人が全50種目をウィットに富んだ形で演じたのだ。2人のパフォーマンスが素晴らしかった。

 これ以外に印象に残ったもの次に会場上空で演じたドローンは「平昌の二番煎じ」ということであったがそれなりの効果はあったように見受けられます。しかし、1800機余のドローンの制作や演技のプログラムは全てインテルに丸投げしていたいう。技術大国の日本としてはあまりにも情けない話ではないか。


ピクトグラムは日本人の発明によるもので一目でわかるという

パフォーマーが50種類の競技を体で表現する人間ピクトグラム演じられました。


どこかの居酒屋の衣装みたいでダサい感じを受けました。
おまけにサンダル履きとは…。

2021年07月29日


雨不足で作物の品質・収量が心配です
 毎日30℃を超す日が続いていますが今年の農作物については低温被害がないため順調な生育を示しているようです。しかし、今農家が一番頭を悩ましているのは雨不足のようです。

 水田は何とかなりそうですが畑作は干ばつの兆候が見え始めいるらしい。中にはトラクターを用水路に設置して散水している農家もいるようですが焼け石に水でしょう。散水装置を設置することになると大変な物入りになりますので実現不可能と思われます。来週はようやく雨が降りそうなので予報が外れないことを祈るしかないでしょう。


稲の花は1週間以上も早く開花したようです。


緑肥となるひまわりは今が見所です。


たった1本の散水では焼け石に水です。


大豆もサヤが大きくなっててきています。

2021年08月04日


今夏は高温・少雨の異常気象
 今年の夏は例年にない非常に高い気温が続いている。6月頃から30℃を超える日がちらほら見えていたが、それでも最高気温が6月20日には13℃まで下がり朝方にはストーブを一焚きする日もありました。

 しかし7月に入ると中旬の13日頃から毎日30℃を超える真夏日や酷暑日が続いている。今日まで23日間一度も30℃以下にならないというのは今まで経験したこともない暑い夏を送っている。予報では今週一杯はこの暑さが続くという。おまけに降雨量が2日間でたった23oしか降雨がなかったことも暑さの原因と思われます。

 北海道の住宅は今までエアコンは不要と考えられていたが、この気象現象が来年も続くようであれば涼しいといわれる北海道でもエアコンは必須となるかも知れない。なにしろ扇風機を回しても熱風をかき混ぜている状態なので、熱射病で救急車を呼ぶのも最近はごく普通になっているようです。

 それでも人間の身体は不思議なもので当初は30℃を超えると熱射病になるのではないかと危惧していたが、次第に暑さに慣れてくると30℃程度では涼しいくらいに思えるのは何でかなー?というところです。しかし35℃にもなるとさすがに身の置き所もなくなり窮余の一策しとて頭に保冷剤を入れたべしょ濡れのタオルを載せて暑さをしのぐという始末であった。元々汗をかかないので熱が体内に籠もって危なく熱射病になる寸前が2,3回ありました。それでもあと1週間くらいでこのくそ暑い夏ともお別れになる感じがします。


よくぞここまで気温が上がりました。
グラフの目盛りを見ると10℃〜40℃まで表示しています。この寒暖の差はやはり
北海道特有の気候を表しているようです。一日で冬から夏までの気温を体験
出来るのは北海道だけです。

コロナ禍と酷暑の五輪大会
 五輪大会も半ばを過ぎて来週の日曜日には閉会式が行われる。よくぞコロナ禍の中でここまで競技が進んだものだと感心するばかりである。このような大会は歴史に残る出来事であることに間違いない。

 五輪参加者はプレイブックで禁止されいる外部との接触をほどよく守り、それほど多くの感染者が出なかったのは幸いだった。大会は全ての競技で無観客形式で実施されたが、その結果経済効果がいかほどであったかを考えるといかに税金の無駄遣いが多かったことがいずれ論争の種になるに違いない。

 今回の大会が1年延長したのが正解だったのかについては「後悔先に立たず」ではないが予定通り2020年に実施すべだったと思われます。下図のように感染者数のデータを見ると昨年の7月の第1波から現在の第5波までの波はあるものの予定通り2020年7月の五輪実施が一番感染者が少なかったことから予定通り昨年開催した方が良かったということがわかります。コロナ感染者がこれほど多くなることを誰も予想でなかったのが残念です。

 しかし、当時は世界的には大流行中でたまたま日本が少なかったのに過ぎないことから1年延期も仕方がなかったと推察される。大会は予定通り順調に行われ8日終了するが、今後、新型コロナは一体どのようにして収束していくのだろうか。

 当初は国、地方公共団体が出す緊急事態宣言やまん延防止等重点措置等の制限を繰り返し実施しているが、あくまでもこれらはお願いであり外国のようにロックダウン宣言を私権の侵害にも当たるため実施できない状況にある。しかし、最近は閉鎖している海水浴場に大挙して来場して酒盛りをしたり、居酒屋が閉店のため路上でどんちゃん騒ぎしているのを見るとこれでは感染者が減少するとは思えない行状である。これからさらに増えるに違いない。

 ワクチン接種も強制ではないので接種をしない人達も結構いるらしい。副反応を恐れているらしいが7割以上の接種が終われば集団免疫で感染しないらしいのでそれを狙っているらしい。随分と自分勝手な人達です。他人のふんどしで相撲を取るなと言いたい。このままでは際限なく感染していくので一部私権を奪うことになるがロックダウンを進めるべきでしょう。


現在は第5波の真っ最中、どれだけ伸びるか見当もつかない。


オリンピック開催に向かって第5波の波が押し寄せてきました。
これから夏休み、お盆の休みに入るので一層感染者が増えることでしょう。

2021年08月09日


一晩で真夏から晩秋へ
 今夏の異常気象は終了するのも劇的でした。7日は今夏最高の37℃も気温が上がり、遂に午後には自動車に逃げ込んでしまいました。我が家には未だにエアコンは未設定なので窮余の一策として自動車へ乗り込んで真夏のドライブに出かけました。

 小1時間程度田舎道をドライブして身体を十分に冷やして部屋に入るとまるで蒸し風呂に入った感じでした。それが夕方になると雷がゴロゴロと鳴り響いたと思ったら雨が降り始め、急激に気温が下がり始めました。17時30分頃には30℃を切り20時過ぎには20度近くまで気温が下がり寒いくらいの夜になりました。その後一気に秋の趣になり、翌朝の最低気温はなんと16℃という気温でした。これでは身体がついて行けません。助けてー!

 予報を見ると夏から秋へはっきりと入れ替わるようで、おそらくこれからは30℃を超える真夏日は期待薄と考えられます。また雨不足の農作物には慈雨であったことには間違いないようです。しかし、農家としてはもう少し早く雨が欲しかったところで、遅きに失したというところでしょう。その後の8日、9日は寒いくらいの日が続いています。よくこのような天気で身体が持つものだと我ながら感心するばかりです。


このような温度格差は歴史に残ることでしょう。


37℃の気温でも元気よく育っているようです。


今年も実入りはよく、すでに穂は黄色に変化しつつあります。
稲刈りも早まりそうな予感がします。


真夏を終わらせる積乱雲。夕方には雷鳴とともに大雨になりました。
この後一気に20℃以下まで下がりビックリ!


ピョンコ島の橋も完成しました。


37℃もある中で日中は大変な暑さだったでしょう。
その後、雷が鳴ったり20℃以下に下がったりして、さぞかしキャンプも大変だったでしょう。


あまりにも暑くてそれほど噴水近くには多くはいませんでした。

2021年08月14日


廃止される駅もあれば新設される駅もある
 今年3月のJR北海道の列車時刻表の改正に合わせて大量の廃止駅を発表した。赤字続きのJRとしては利用者の少ない駅は費用がかさむということで大鉈を振るったものです。当初は29駅も廃止する予定だったが、そのうち17駅は自治体が管理費を負担するということで生き残り、実際に廃止する駅は12駅に絞られました。なかでも宗谷線の廃止駅は大変多く、道内路線で一番多くの廃止駅が決まった。廃止される駅は次の12駅です。

南比布駅、北比布駅(比布町)、東六線駅、北剣淵駅(剣淵町)、下士別駅(士別市)、北星駅(名寄市)、南美深駅、紋穂内駅、豊清水駅(美深町)、安牛駅、上幌延駅(幌延町)、徳満駅(豊富町)《士別駅の両隣駅も廃止》
 いずれも乗降客が0人か10以下という経営上の足かせとなっていたことに間違いがありません。それにしても大胆によくここまで削ったものです。残念というしか言葉がありません。

 それでも当初JRが廃止する予定であった17駅は自治体管理にすることで何とか存続することが出来た。しかし、管理費は市町村負担でいつまで保つか心配です。ちなみに管理費は一駅250万円から500万円(除雪費)程度の負担になるという。中には幌延町のように5駅も面倒を見なければならない市町村もあり、果たして何年保つか心配です。

自治体管理になる駅 17駅
蘭留駅(比布町)、塩狩駅(和寒町)、日進駅、智北駅(名寄市)、恩根内駅(美深町)、天塩川温泉駅、咲来駅、筬島駅(音威子府村)、佐久駅、歌内駅(中川町)、問寒別駅、糠南駅、雄信内駅、南幌延駅、下沼駅(幌延町)、兜沼駅(豊富町)、抜海駅(稚内市)

 これらの駅もいずれ各自治体が管理費を負担できなくなると次々と廃止されていくことでしょう。元々これらの駅は国鉄時代に乗降場として利用され簡易なホームを設置したものであるが、中には列車交換や駅員が配置されていた立派な駅もありました。

来年廃止される駅 東風連駅
 名寄・風連間に東風連駅がありますが、この駅は士別・風連方面から名寄へ行く下り方面から通学する生徒は名寄駅よりも近いので(1.5q)よく利用します。ちなみに名寄駅から学校まで2qもあり、通学するには結構遠いので名寄市の要請によって東風連駅を廃止して名寄高校前に新駅を建設することになりました。

 JRもこの新駅で上下線の通学生を増やそうと目論んで工事が始まりました。しかし、来年度の学校再編成(2校から1校へ)で現在の名寄高校が元の市街地へ戻ったら新駅を設置する意味がなくなるという危ない橋を渡ったものです。道教委では新学校は現在地で増改築するらしい。


現在の東風連駅。名寄高校へは名寄駅よりもこの駅の方がほんの少し近い(500m)。


名寄高校横に昨年より新駅を建設中。簡易ホームを作るのに3年越しとは
誠にゆったりとした工事です。来年使用予定。

時刻改正でようやく新型電車?が走り始めました。
 昨年の05月25日に川崎重工・兵庫工場から、旭川運転所にDECMO・H100形が完成して旭川まで甲種輸送されいよいよ道北地方にも最新式の車両導入されました。今回は12両という長い編成の輸送だったということです。

 その後、幾ら待ってもH100形の本線運用には使用されずに旭川運転所に放置状態が続いていました。新しい構造の車両なので完熟運転に時間がかかったのかなと思うが、それにしても10ヶ月も本線運用が棚上げされていたのは何故なのだろうか?

 それでも今年3月の時刻表改正によって颯爽と宗谷線を走り始めました。最近線脇でH100の走りっぷりを見てきました。やはりディーゼルとモーターの違いがわかる走り方でした。一言で言うと軽快な走り方で電車を彷彿させるものでした。

 構造的にはDF200形の機関車と同じ構造ですが、コストはかかるが電池を積んで欲しかった。そうすればキハ85のようにアイドリングストップや加速性能が向上したのにな〜と思うのだが…。基本設計がJR東日本なので仕方がないか。JR北海道独自で開発するとキハ285の二の舞になるかも知れない。まるで人のふんどしで相撲を取るような感じです。最近のJR北海道はJR東のお荷物に成り下がっているようです。

 これにより廃止駅の増加とH100形の運用で時間短縮が可能になり、宗谷線の旭川〜名寄間では、H100形投入で約11分の短縮効果があります。さらに、5駅廃止の効果で12分の短縮効果があり、ダイヤ調整とあわせて、最大31分(平均13分)の速達化が図られるという。


颯爽と走り去るディーゼル電気式H100形気動車

2021年08月15日


士別天塩川源流まつり「おうちDE花火」


 毎年この時期に「士別天塩川まつり」が開催されるが、コロナ禍で人を集めることができないので「おうちDE花火」ということで、いつもの天塩川河畔で行われていた花火大会を今年は旧士別高校跡地で花火を揚げることにしました。

 当然無観客なので近くまで自動車で出かけて行き見物するという手段もあるが、たかだか20分程度の打ち上げなのでWEBで見物することにした。結構きれいに見ることができたので来年もWEB中継をして貰いたいものです。


もっと大きな画面であれば迫力があったかも知れません。


夜の士別市はなんと寂しい街なんでしょう。これでも市を掲げているのは恥ずかしい。

休憩も入れて30分程度の花火大会でした


 今日は終戦記念日ですが、あの日はたまたま風連の叔母の家で敗戦を聞きました。当時は戦争という意味も知らない5歳児でしたので何が終戦なのかはわかりませんでした。

 しかし、時が経つにつれて食糧難に悩まされジャガイモ、カボチャで腹を満たしていました。未だにこの二つの野菜は嫌いなままです。
 お盆も今日で終わったのでご先祖様も茄子に乗ってあの世にお帰りになったようです。《合掌》

2021年08月24日


酷暑から一気に晩秋へそして今は残暑の毎日

 今年の天候は異常です。7日にかって経験したことのない37℃という気温を記録したと思ったたら翌日は23℃さらに10日は15℃まで下がり12日の最低温度に至っては5℃いうストーブを焚きたくなるような日になりました。

 このような温度変化に後期高齢者はついて行けそうにもありません。おまけに第5波のコロナ禍の真っ最中なので外出もままならず暑さ寒さをジッとこらえていなければならないという生活を送っています。それでも最近は30℃を超える真夏日もあり残暑の候と言える今日この頃です。

 この暑さで稲の生育は順調で、よく高温少雨の中、生育したものだと感心しています。すでに旭川近郊の東川では例年と比較して10日も早い稲刈りが始まったらしい。高温被害を生じないよう水の管理に大変苦労したらしい。士別地方も、もしかしたら8月中の稲刈りを見ることができるかも知れません。楽しみです。他の農作物は少雨の影響を受けて少し生育が遅れているらしいが、これからの天候次第で一気に豊作模様に変わるかも知れません。


上旬と中旬の温度差は異常です。


8月19日現在の稲穂。すでに穂が垂れて黄色く色づいています。


8月中にこのような黄金色になるとは珍しい。間もなく稲刈り?


夏休みも終盤になり公園の噴水も少し寂しそうです。

2021年09月04日


♪む〜らの鎮守の神様の〜今日はめでたいおまつりび♪
いつ稲刈りが始まってもおかしくない程実っています。
今年の米価は豊作のためか大分下がっているようです。

 
今年のタマネギは例年より小粒が多いようです。気温は十分でしたが水分不足が
影響したのかも知れません。

 今年も9月に入って農作物の出来具合が心配なところですが、総じて平年作はいけそうな感じがします。中でも米作は昨年に引き続いて豊作が期待されています。ただし米価は下がり気味で豊作貧乏の気配があるようです。

 
上士別神社                        中士別神社
村祭りの歌の通り農作物の収穫時に農村のあちこちの神社ではお祭りが始まっているようです。

2021年09月06日


待望の稲刈り始まる!
 最北の大地でも昨年より10日も早く稲刈りが始まりました。近々始まるだろうと予想はしていましたが、遂に上士別で一番乗りの稲刈りが始まりました。今年は少雨でしたが好天気に恵まれ実入りも相当良さそうな感じがします。

 恐らく今週中にはあちこちで一斉に稲刈りが始まる思われます。農家のニコニコ顔が目に浮かんでくるようです。しかし豊作を目の前にして心配なのは米価で、昨年に引き続いての豊作で供給過多になっていることから折角の豊作も収入減というガッカリモードにならなければよいがと思うのは私一人ではないと思います。

 試算によると1俵あたり2500円以上も下がるらしい。これに反してモチ米の価格は上がる一方だという。モチ米は名寄以北で耕作されているので士別と名寄で明暗が分かれるところです。ただし士別でも多寄地区はモチ米を作っている農家が結構おり、いつもこのモチ米はご相伴にあずかっています。ありがとうございます。


稲刈りはコンバインと籾コンテナがあればたった一人でも稲刈り作業が
出来ます。今回も一人であの広い田んぼの稲刈り作業をしていました。
コンテナの運転手がいないと大変な作業になりますので、恐らくこの後奥さんが
出場すると思われます。


穂は黄金色でも茎は未だ青いですね。昔は稲架(はさ)掛けをして自然乾燥してから
脱穀していました。中学生の頃興味半分で手伝いに行ったことを思い出します。


我が家の近くのビート畑は近くに寄って見るとあまり出来が良くない感じがします。
一番の原因は雨不足と高温であったためと思われます。


葉も小さく大根も小ぶりで果たしてどの位の収量があるのか心配なところです。
豆畑では放棄して草の方が多くなっている畑も見受けるようになりました。


今年の大豆はもろに少雨の影響を受け平年作を下回るかも知れません。


間もなくも葉が落ちる頃になると収穫が始まります。近くで見ると実入りも十分
見えるのは素人目なのかな?

2021年09月09日


猛暑が去って秋冷の候となりました
 9月7日の37℃という猛暑日から1ヶ月経った北の大地では朝夕がめっきりと冷えてきました。今年は季節が巡るのが早いような感じがします。残暑という期間がほとんどなく一気に秋めいてしまいました。

 農家もこれから農作物の収穫で大忙しというところですが、果たして出来秋がどのようなものか気になるところです。最近はにコロナ禍でどこにも行けずにずっと家に巣籠もり状態が続いています。一体いつになったら自由に行き来出来るようになるのか皆目見当もつきません。不要不急の外出は控えましょうといくら叫んでもコロナに慣れた連中が自由気ままに移動していてるのを見ると永久に制限が解除にならないのではないかと危惧していてます。

 これから冬に向かって収束に向かうのか気になるところです。おそらくはロックダウンを実施する羽目にならなければよいのだがと思う今日この頃です。おまけにワクチンは気休め程度の効果らしいのでマスクは必須です。


いつの間にかに緑一色の色が抜けてきた感じがします。


公園の一部の木々はすでに赤く染まりつつあります。
今年は季節の変わり目が早く感じます。初雪は早いぞ?


我が家のカンナの花に止まっているトンボ。
ここ2,3年トンボの飛来が激減しています。何か不吉な予感がします。
その替わり春ゼミのうるさかったことが思い出されます。

2021年09月16日


高速道、多寄〜名寄間の工事土盛り工事始まる
 士別〜多寄間の土盛り工事は今年度も土盛り工事がチビチビと続いているが、恐らく今年中には何とか終了する感じがするのだが、それでも一部は来年度へ繰り越されるでしょう。

 多寄〜名寄間のボックスカルバートの構築は平野部ではあちこちに建設されているがB地区の箇所では本格的に土盛り作業が始まっているのを見つけた。切土は士別のいつもの丘から運んでいるようで、どうして近くの丘を削らないか不思議である。士別の切土が行われている丘は現在相当掘り出されていますが、果たして士別〜多寄間の盛り土用の土は十分なのか心配なところです。当初は士別〜多寄間のみの工事設計でV字形に丘を削ったのですが、風連までその切土を持って行くとは士別〜多寄間の盛土は大丈夫なのかなと思うのは素人考えなのでしょうか?

 いずれにしても土砂を運ぶダンプ屋さんは片道20qも運搬するのでにこにこ顔であるに違いありません。それにしても台数はそれほど多くありませんので儲けはあまりないのかも知れません。風連地区の大工事はA地区に隣接する宗谷線と国道40号線を跨ぐ橋梁が一番の工事になると思いますが今のところ手つかず状態です。


AB地区では5,6基程度のボックスカルバートがでています。
また風連川を渡る橋台もすでに完成して2年になりますが橋梁を
架ける様子は今のところありません。どんな橋が架かるのか楽しみです。


B地区の土盛り工事の全体です。近くのモチ米の稲刈りもすでに終了しています。


重機は数台で盛り土を行っています。


畑を横切るとあちこちにボックスカルバートを作らなければなりませんので
費用も大変ですが、土地を分断される農家はもっと酷い目になりそうです。

 
士別の切土現場から風連までダンプで運送しています。

2021年09月22日


昨日は中秋の名月

満月とススキは合成画面。これに団子をお供えすれば満点です。


 昨日は中秋の名月でした。「中秋の名月」とは、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことを言うらしい。中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあります。中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています

 今年の中秋の名月は満月と同じ日ですが、実は、中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こります(例えば、2024年は、中秋の名月が9月17日、満月が9月18日と日付がずれます)。これは以下の理由のためです。
 中秋の名月は太陰太陽暦の日付(新月からの日数)で決ま
     カメラTX2 手持ち     るが、満月(望)は、太陽、地球、月の位置関係で決まる。しかし、月の公転軌道が楕円形であり、新月(朔)から満月(望)までにかかる日数が13.9日から15.6日と大きく変化するため新月から15日目に満月になるとは限らないという。それが15日に一致するのが今年から3年間続いて2024年にはずれるという。
 昨日の夕方にはあいにく満天曇り空で名月を観賞するのは諦めていたが、21時頃お母ちゃんがきれいな満月が見えると言われて慌ててカメラを月に向けることが出来ました。あちこちに雲がありましたが、それでもうまく撮すことが出来ました。この時期は月の近くに木星と土星が輝いておりましたが、見とれている間に寒くなりましたので早々に家の中へ引き上げました。何しろその時はパンツ1枚の姿だったので、危なく風邪を引くところでした。

2021年09月25日


北の大地は晩秋の趣に入りつつあります。
 9月も下旬になると高い山には初雪が降り始め、平地でも紅葉が増えつつあります。今年は非常に暑い夏だったので特に秋の寒さが身に沁みるようになりました。37℃もあったのが一ヶ月でストーブを焚くとは信じられない年でした。

 農家は秋の収穫期を迎えて大忙しというところですが、全てはお金を収穫していると思えば元気も出ることと思います。これで凶作となったら目も当てられません。総じて今年の収穫は平年作を上回るらしい。ただし豊作貧乏にならないことを願うばかりです。


この時期なると半分以上の稲刈りが終わっています。


現在収穫を待っているのは豆類とビートくらいになりました。
水田のあちこちでは籾殻を焼いていますので近くを通ると燻製になりそうです。


シルバーウィークの水郷公園
コロナによる緊急事態宣言中の最中でも公園は結構な人出がありました。


キャンプ場も30数張り設置されキャンプ場は大賑わい。
不要不急の外出は控えましょうという掛け声がむなしいく聞こえます。

2021年09月29日


今年最後の収穫作業は大豆とビートでした。
 今年は少雨でしたが気温が高めに推移したため農作物の収穫も例年と比較して早くなったようです。我が家から見られるビート畑も昨日から収穫作業が始まりました。昨年と同じ日から始まったので結構早い時期の収穫となったようです。

 収量はビートを積み上げた山を見ると素人目には豊作に見えましたが。ビート大根は小粒なものも結構混じっているようで結果が楽しみです。ビート収穫に伴って大豆の収穫も始まりました。これで当地方の畑作の収穫は全て収穫中で、この後畑を耕して来年に備える準備に入ります。

 10月には初雪が降り始め、畑には秋子(秋まき小麦)の青さだけが残ります。いよいよ北の大地も冬の準備に入りつつあるようです。果たして今冬の降雪は如何ほどになるのか心配です。小雪を願うばかりです。

ビートのハーベスターは毎年ピタロウ君です。
ダンプを作動させて集積場に山積みされます。
今年の大根(ビート)それほど大ぶりなものはあまりないが、問題は
糖度がどの位あるかで価格が決まるので検査結果が気になるところです。
我が家の隣にあるビートの山。これで何トン位あるかは素人にはわかりませんが
工場でトラックごと計量して、洗浄した時の土は持って帰らせます。



大豆用のハーベスターで一気に脱穀まで終了してしまいます。


秋まき小麦の芽も出てきました。この状態で雪の下で春を待ちます。
本州のように冬期間は成長しません。じっと堪えるのみです。



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