慶州駅の待合室                   改札口からホームを望む
 

 我々が乗る列車は列車番号76ソウル行きのセマウル号である。この列車は浦項を7:50に発車して慶州駅には8:24着、08:30発となっている。

 このため慶州駅では進行方向が変わる。定時に発車して大邱線をたどり、大邱駅で幹線の京釜線に乗る。ソウルには13:03着で約4時間半の列車の旅であった。このコースはほぼ韓国を縦断したことになり、各地の風景を堪能した。

 現在、韓国の鉄道は電化工事と新幹線の工事が同時に行われていた。日本の昭和30年後半から40年代の光景を思い出した。



         慶州駅の時刻表

  
          今では珍しい扇形機関庫           どこの駅もこのようなヤードを持っている

保線に対する手入れは行き届いており雑草1本なかった。おまけに
上写真のように植え込みまでして大事に鉄道を守っているのには脱帽である。

  
建設中の韓国版新幹線
動力集中式(電気機関車)のフランスTGV方式を導入したらしい。

  
車窓から散見できた高層アパート群。韓国財閥系の建物が多い。

  
台風15号で被害を受けた場所。鉄路も被害を被ったらしく、徐行運転をしていた。

  
        土饅頭型のお墓。手入れをしないと     漢江の長い鉄橋を渡るとまもなくソウル駅
        いずれは更地になってしまうのかな

◆車窓から見た韓国鉄道車両のいろいろ

  
          慶州駅に入線するセマウル号             2編成が連結されている。
セマウル号は表定速度約100キロ、最高時速140キロでスーパー宗谷と同じ位のスピード。

  
       いかにもアメリカ的なジーゼル機関車         途中急行列車?とすれ違う

  
       ヨーロッパ的なジーゼル機関車          連結部分をむき出しにしたセマウル号

  
      各駅のホーム端にはこのような表示板が   水原駅構内の電車(地下鉄相後乗り入れ?)
      あり、非常に見やすい。日本も導入すべき

  
   ソウル周辺の近郊電車。電化は相当遅れてい   セマウル号の内部。座席ピッチは広く、まるで
   て、現在各地で電化工事が盛んに行われている。 グリーン車に乗っている感じであった。

  
列車には車掌と女性案内がペアで乗り組んでいた。そのほかに男性による車内販売が
行われていた。入口には日本と同じ案内ディスプレイがあり、CMも流している。
案内放送は韓国語、英語、日本語、中国語と国際色豊かに流していた。

車内のドアは日本のように立てば開くという自動ドアではなく壁に設置してあるスイッチ
を押さなければ開かない仕組みになっていた。

  
主要な駅は新幹線用のホーム作りの真っ盛りである。

  
引き込み線の貨車。有蓋車は日本と同じであるが、無蓋車は枠の高さが日本より高い。
右写真は特殊な貨物を運ぶようだ。迷彩がしてある

韓国では鉄道の写真を撮るには許可がいるらしい。知らないで思い切り写してしまいました。
鉄道施設は準軍事施設ということで、朝鮮戦争が未だ終っていない現実を見せつけられた。

 
慶州駅構内の客車とジーゼル機関車

 
ソウル駅構内


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