丘珠ページェント



 2年に一度の「2002丘珠航空ページェント」を見物するため9月15日朝4時半に士別を出発。和寒から高速道に
乗り、一路丘珠へ向かう。朝早いので濃霧が立ちこめ視界が悪いが、それでも速度規制は無し。和寒−旭川間は行き
交う自動車はほとんどなく、1台もすれ違いはないという新記録がでるかも?と期待したが残念ながら途中3台とすれ違
った。しかし、熊とは出会うことはありませんでした。

 札幌市内で息子と合流して、7時半には丘珠駐屯地に到着し、8時の開門を待つ。早く並んだおかげでエプロンの一
番前をゲット。折りたたみの椅子を広げて15時までページェントをゆったりと見ることができた。

    
スキあらば横入りしようと向かいの歩道で、並んでいる歩道の脇で虎視眈々と狙う輩がいる。公徳心は何処へ?

●当日展示された航空機一覧
 海上保安庁の航空機はサロマ湖の海難事故のため展示とデモ飛行は取り止めになった。

 ◆民間機
 これほどの民間機が一堂に展示されるページェントは丘珠くらいかも知れない。一応、機種名は記載したがあまりにも
多くて間違っている可能性があります。ご容赦のほどを・・・・・。

YS−11
SAAB2000
ビタラスPC−12
セスナ560
セスナ525
セスナ525
グロブG109B
ムーニーM20C
セスナ172
ビーチA36
モールMXT−7
ロバンDR400
MDM−1
EC−135
ベル430
SA365N2
アグスタA109C
ロビンソンR44
SA365N2
AS355

 それほど大きくない丘珠飛行場だが、よくこれだけの航空機を集めたものだと感心する。費用も大変な額になったの
ではないだろうか。管理はJGDFといっても全くタダということはないと思うが、一度関係者に聞きたいものだ。

 面白かったのは滝川から飛んできたグライダー。軽飛行機に曳航されて丘珠まで飛んできて、また曳航されて帰って
いった。まるでノルマンジーのDデイの再現である(古い!)。グライダーのスタントを久し振りに見たが、低空飛行時の
風切り音はすざましいものかある。無動力のためかループはなかなか真円にならないのも模型グライダーも同じ。なに
しろ頂点でほとんどのエネルギーを使い果たしているので落下エネルギーを待つより仕方がないので、どうしても航跡
が卵形になってしまう。

  当日、丘珠上空をフライパスをした航空機は軍民はいうに及ばず、その種類もヘリから4発機まで多種多様のデモ
飛行であった。中でも米軍機による低速飛行から急にアフターバーナーを点火
して急上昇するときの轟音ときたら周辺住民から苦情の電話がくるのもわかる
ような気がする。

 軍用機は千歳の方角から進入してくるので、札幌市内を飛んでくることになる。
今回の行事を知らない市民は相当、驚いたらしい。軍用機が「どうしてこんなに
低く飛んでいるのか誰か教えて」という掲示板の書込が相当あった。

 興味のない人たちにとっては迷惑千万な話であるが、われわれ「飛行機大好
き人間」にとってはまたとないチャンスである。その点、自衛隊機の方は控え目
に飛んでいたのは、ひいき目かも知れない。
    ABを点火して急上昇

 ◆軍用機
C−21
E−2C
LR−1
C−12
C−2
USNS−3
UH−60J
SH−60B
OH−6D
女性パイロット?
帰還準備中
ホームベースへ離陸

 米軍機はキティホークの艦上機と横田基地?からの空軍機が来ていた。米軍機の連中はこのような催し物があると
必ず商売を始める。昔、横田の記念日ではテントを張って売っていたのを思い出した。

 中でもH60シリーズはこれからの標準機になるヘリであるが、塗装の仕方でがらりと様子が変わるのものも面白い。
今回、参加していなかったハリヤーを是非見たかったが、騒音が大きいので参加が難しいのかも知れない。

 ◆スタント機
 今回、二つのチーム4機が参加の豪華版である。エアロック複葉機レッドバロン単葉機とそれぞれ機体も違
い、演技もそれぞれの機体の特徴を生かしたもので、甲乙つけがたい飛行を見せてくれた。複葉機は小回りが利き単
葉機は大きな演技が得意と見たが、切れの良さはレッドバロンかなと思った。(あくまでも素人目)

  
           ピッツS−2C           Su−26           エクストラ300

 今回、二つのチームが見事な演技を見せてくれて、会場を沸かせた。エアロックチー
ムは元F15のパイロット氏とその弟子のピッツ2機(型式は違う)で参加し、見事なスタ
ントを見せてくれた。よくあれだけクルクル回って目が回らないものだ。

 レッドバロンチームはそれぞれ異なる単葉機での参加であったが、性能の違いうまく
カバーしてこれまた見事な飛行を見せてくれた。機体の登録番号を見ると米国になっ
ているで普段は米国で活躍しているのだろうか?

 願わくば零戦ムスタングの飛行を見せてもらえば言うことなしであった。息子は阿
見でこの飛行を見たらしい。うらやましい限りである。飛行している零戦?は昭和20年
に湯河原(吉浜)の海岸へ主翼から火を噴きながら不時着したのを覚えている。ちょうど、波打ち際で火は波で消え、そ
の後、暁部隊の兵隊がロープで引っ張り上げているのを強烈な印象として今なお記憶に残っている。(当時は5歳でし
た)

 ◆ページェントおもしろ風景
 千歳の航空祭と比較すると入場者は相当少ない。市内の航空祭なのでもっと集まる
かと思ったが拍子抜けである。

 今回は駐車場を確保すべく相当早く丘珠に到着したため、見物席も一番前をゲットで
きた。おまけに息子が折りたたみ椅子を用意してくれたので楽しく見物することができ
た。しかし、目の前に空自のUH60がデンと腰を据えていて一部見づらい場面もあっ
たが、これでよしとした。

 息子が「父ちゃんが知っている機長が店開きをしているよ」というので、席を立って探
しに行く。いました。YSの近くで盛んにポスターを販売しているM機長(ハンドル名ダー
トMK)を発見。まさかこのような場面で再会できるとは思いもよらなかった。機長とは「さよならYS11フライトツアー」
以来で、忙しそうなので挨拶のみで終わったが、その話の中で「掲示板で当HPを紹介しておきました」ということでし
た。道理で最近カウンターが急激に増えた理由が判明しました。おかけでいろいろの方からメールを貰うことができ、機
長に感謝!!。

 15時のページェント終了後、今度はエプロンの反対側のタマネギ畑に場所を移し、展示機の帰りの離陸を見物す
る。このときも結構な自動車が止まっており、つくづく「好きなんだナー」と思いながら見送る。中でもE2C早期警戒機
がエンジンを回し、しばらくして折れ曲がっていた主翼を展張するのを初めて見ることができた。

 あとはファミリーレストランで晩飯をとり、帰路に着いたが、このページェントも騒音問題で「もうなくなるかも」という噂を
聞くが、オタクとしては是非継続して開催して欲しい。確かに地域住民には多大の迷惑を掛けることになるが、2年に一
日だけ「勘弁して」という気持ちである。

 明日は紋別へ!

●スカイフェスタ2002 in 紋別

 9月16日、昨日に引き続いて、今日は「スカイフェスタ2002 in 紋別」を見物すべく8時過ぎに自宅を出発。上
紋峠を通過するとき、このコースは「さよならYS11
フライトツアー」で上空から見た道だったことを思い
出す。

 オホーツク紋別空港へ到着して、何とか駐車場へも
ぐり込めたが、いざエプロンに入って見物場所を確保
しようとしたら、入場はセキュリティの関係で一般の
見物客は入場禁止ということである。この日は模型飛
行機大会もあり、その参加者達も警官の前でチェック
       空港全体             丘珠からのDHC-8の着陸    を受けて入場する。ピーピー鳴るたびに身体検査を
受けるという厳重さである。

 千歳とか丘珠のようにロープで区別をすれば解決するのにと思ったが、このような催しは紋別では初めてであり、また
管理も違うのでこのような対応になったものと思われる。いかにもお役所的発想である。

 それでは一般客はどこから見物するのかと聞いたらターミナルの送迎場か、エプロンの柵越しに見なさいと言うことで
あった。われわれは動物園の熊ではない!。すでに送迎場は二重三重の人だかりでとても入り込める状態ではなさそ
う。
 
 そこで、さよならYS11フライトツアーのときの空港案内を思い出し、エプロンの反対側道路に空港全体を見渡せる場
所があることを思い出し、見物場所を移すことにする。この場所は模型飛行機は双眼鏡を覗かないと、よく見えないの
が残念である。まぁ、ローカル大会なのであまり興味がないのでここで椅子を持ち出し見物場所と決め込んだ。

 本日のメーンイベントのレッドバロンのスタントであるが、昨日の丘珠よりは少し難度を落とした飛行であった。ただ
し、障害物が何もないのでスタントする空域も大きく取れたらしく、思い切り大きな演技をしていたような気がする。何しろ
一日2便しかスケジュール便がないのだから・・・・。

 午後からもう一回の飛行が予定されていたが、この程度であれば、これで十分ということで、「帰ろうか」ということにな
った。お母ちゃんと道路脇で催物会場で購入した焼きそば焼き鳥で昼食を摂ってから、近くの「日の出岬温泉」に寄
り、旅の疲れを癒して帰路に着いた。

 今回の紋別行きは丘珠を見れば行く必要はなかったかも知れないが、なにしろ暇だけは十分にあるので機会があれ
ばまた見物したいものです。
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