日本科学未来館 
2009年3月21日

 3月22日から27日かけて横浜の大桟橋から出航する「ぱしふぃっくびぃなす」に乗船して「春の小笠原クルーズ」
参加した。この季節は荒れる場合が多いので、用心のため東京で前泊することにした。旭川発のJAL便は予定通り飛ん
でくれたので午後から暇な時間ができた。

 そこでかねてから見学したいと思っていた「日本科学未来館」を訪ねてみた。交通機関は「ゆりかもめ」に乗り、テレコ
ムセンターで下車して徒歩で現地へ向かう。

 「日本科学未来館」は2001年7月9日に開館。館長は宇宙飛行士の毛利衛氏。この館は最新の科学技術の紹介、
社会一般に科学技術者の成果を発表する場所として、また一般社会から科学技術の紹介などを行ったり、展示物をわ
かりやすく解説するインタープリターや多くのボランティアらが展示解説をおこなっている。

  
     ゆりかもめに乗りテレコムセンターで下車       テレコムセンターと羽田へ着陸する旅客機


日本未来科学館の建物。大きな建物でした。

  
 シンボル展示  ジオ・コスモス
「宇宙から見た輝く地球の姿を現在の地球を、多くの人と共有したい」という毛利衛館長の思いから生まれた、球体
ディスプレイ装置。「宇宙から見た今の地球」を約100万個の発光ダイオード(LED)で映し出している。非常に大きなも
のでした。
  
1階から3階へかけて吹き抜けのロビーがありました

  
 世界で最も先進的なプラネタリウムのドーム            案内表示はわかりやすい




     H-IIAロケットのLE-7Aエンジン                      しんかい6500

  
         ゲノムと生物の形や行動                 レインマシン・インターフェイス

  
カミオカンデは小柴 昌俊教授によって、大マゼラン星雲内で起きた超新星SN1987Aからのニュートリノを検出。
2002年「天体物理学とくに宇宙ニュートリノの検出に対するパイオニア的貢献」によりノーベル物理学賞を受賞し
た。
  
医療関係の掲示

  
              宇宙居住棟                       宇宙食のいろいろ

  
             居住区                           トイレも大変らしい

  
           ビークルロボット                       ネットワーク の模型

  
     アシモの実演時間に間に合わず残念             すばる望遠鏡のカットモデル


実験棟では子供達が一生懸命工作中

  
            1F-カフェ                     1F-ミュージアムショプ の骸骨と共に

 ひととおり全館を回ってみたが、体験型の展示物が多く、子供達は結構、面白がって触っていた。しかし、よく見ると内
容的には学術的な高度な展示物も多い。というのはこの館の目的のひとつに科学技術者の成果を発表する場所であ
るということから専門的にならざることも仕方がないことであるが、これらの展示物を全部理解する人達は一体何人位い
るのかなと思ったりしている。感想としてはもう少しわかりやすいものにすれば、もっと親しみやすい博物館になると思う。

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