9月23日(水) マラガ 28度 晴れ
昨夜は一旦ベットに入ったが、0時頃から本船はジブラネタル海峡にさしかかったので、海峡の通過を見物。その
後、ベットに再び入ったが、なかなか寝つかれなかったので、今朝は少し寝不足気味である。それでも眠たい目をこ
すりながら入港風景を見物。本船は午前7時過ぎにはマラガ港に接岸したが、桟橋にはすでにロイヤル・カビリア
ン社(RC)の「VISION OF THE SEAS」が接岸していた。
マラガは紀元前千年頃にフェニキア人が現在の地に「マラカ(MALAKA)」という都市を建てたのが始まりとされて
いる。マラカの名前はフェニキア語の「塩」という単語から派生したものらしく、港で魚を塩漬けにされたことが由来と
されている。この地は6世紀にはカルタゴの領土だったイベリア半島の他の地域と共にローマ人に征服されたり、ア
ラブ勢力による支配が幾度となく代わった、古い歴史のある街である。
人口は55万5千人。旧市街にはランドマークとなる城があるが、これは16世紀から工事が始まったが、資金不足
ののため右の塔が未完成になっている。ピカソは1881年にこの地で誕生したという。その関係からかピカソ美術
館がこの地にあります。
我々は仲間と離れてシャトルバスで港の入り口まで行き、4番乗り場から大枚16ユーロを奮発して、例の屋根のな
い赤い色の2階建て観光バスで、市内の主な観光施設を見て回わり、13時頃、本船へ戻る。
午後からはいつものように2回のゲームに参加し、ダムドル稼ぎをした。今日の競技はダーツとバレーボールのゲ
ームで、いつものメンバーが集まり、和気あいあいとゲームを楽しんだ。
早いもので今航海も7日目になり、約半分の行程を航海したことになる。
本船は7時過ぎにはマラガ港に接岸
日の出まではまだ小一時間くらい掛かりそうです
空港並みのブリッジが設置されていました
悪戯する輩のため、アザラシの髭が何本か引っこ抜かれていました
やはり船は煙突がシンボルのようで、クルーズ船はこの煙突を見ると一目で会社名がわかります
acciona社のフェリーは高速船が多いようです
本船から見たカテドラルとアルカサバ
珍しくロシアの調査船が入港していました 特徴のある煙突です
係留されているカラベル船。すべてが模造品という帆船で、中は恐らくレストランと思われます
港外で停泊中のパトロール艇 丘の斜面に見えるヒブラルファロ城
港近くの街並み。まだ夏の服装です 観光馬車が暇そうにたたずんでしました
●観光バスでマラガ市内見物
世界中の観光地でよく見かける屋根無しの二階建て観光バスで市内見物をしてきた。切符は建物で販売している
のではなく、バス乗り場で係のお姉さんから直接チケットを購入します。そうするとチケットとイヤホーンを呉れます。
このバスは有り難いことに日本語の案内がイヤーホーンを通じて聞くことができたのは有り難かったが、時々景色
とずれた放送をしていたのはご愛敬でした。なおイヤーホーンはおみやげで持ち帰ることができました。ラッキー!
バスは旧市街から新市街地を約1時間あまりかけて、マラガ市内を駆けめぐりました。しかし、どこが見所なのか、
わけもわからずに、ただひたすらバスに乗って市内を駆け巡っただけで終わってしまったという感じである。もう少し
事前勉強をしておけばよかったと思ったときは後の祭りでした。
今回はこの二階建てバスで市内を見て回りました 切符は道端で販売。一人16ユーロも取られました
観光コースの地図。バスでは日本語のガイド付きで、イヤホーンは記念に持ち帰ることができた
プラザ・デ・マリーナ アンダルシアにある大聖堂の中で、一番高い
大聖堂とされている
アルカサバとヒブラルファロ城は続いています
民家は圧倒的に白色が多いのですが、ピンク系の家も多く見られます。
新しい家が多いようで、金持ちの家は庭が広い。
ヒブラルファロ城とそこへ至る坂道は、大変な混雑振りでした。この丘から城の中を
見物しながら下りようとしましたが、あまりにも急坂なのでやめにしました。
ヒブラルファロ城がある丘の上からの眺望
城からの帰り道で見かけた住宅群(右)。Google Earthからも見ることができます
旧市街地だけあって古い建物が並んでいました
屋根のないバスは結構、風当たりが強いです
大聖堂は下車して内部を見たかったのだが・・・・・・。
川一つを境にして新旧市街地が広がっております
新市街地はビルが多い
街角でヌードの看板を見てビックリ
新市街地は計画的に作られたのか、道幅がとても広く感じられました
次の観光バスを待つ人達。奧に切符売りの娘さんがおります。 本船を往復するシャトルバス
ターミナルでは商店が並んでいて、ここでは土産品を買い求める人でごった返していた
本船クラスになると桟橋からはみ出しているのがわかる
昼食をとっていると本船とよく似たブルー・デ・フランスがRC社のビジョン・オブ・ザ・シーズと本船の間に接岸し
た。この時間に到着するということは今晩は一泊するのか、または夜遅くの出航になるのか、人ごとながらちょっと心
配である。
サイドスラスターを効かせて2隻の間に接岸するブルー・デ・フランス。
クルー会社によってそれぞれ特徴のある煙突を立てている。右ブルー・デ・フランス号
●本船から見た街の風景
似たような城壁であるが丘の上側がヒブラルファロ城
丘の下の建物がミニ・アルハンブラ宮殿といわれるアルカサーバ
マラガ市街地
今日のゲームはコート内へシュートすればダムドルをゲットできる簡単なものでした
●本船の離岸風景
本船は定刻の20時にはマラガ港を離れ、次の寄港地であるアルメニアへ進路をとった。海上は今まで荒れたこと
が無く、一度も白ウサギ(白波)を見たこと無い静かな航海が続いている。
おまけに天候にも恵まれ、いままで雨に当たったことこともないという運の良さである。このままの状態でこの航海
を無事に終わりたいものだと思いつつ、船室に戻る。
モヤイ綱が解かれ、サイドスラスターで船を転回させ、港外でパイロットを降ろすという、一連の出港風景です
メインディッシュはどれをとってみてもボリューム一杯です
今日はトランペット中心としたスタンダードナンバーの曲ばかりでした これは一体何?恐竜?
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