2009年9月25日
ロッテダム号に乗船して「大西洋・地中海・エーゲ海クルーズ20日間」というクルーズに参加したとき、
バルセロナにも寄港したので、港近くにあるバルセロナ海洋博物館へ行ってきました。
ヨーロッパの大きな港町には必ずと言っていいくらい大きな海洋博物館があることは不思議ではない。バルセロナ
海洋博物はランブラス通りのつきあたりにあります。この海洋博物館は王立造船場として1378年に建設され、何度
も改装がありましたが、ヨーロッパで数少ない残っている中世の工業の貴重な建造物です。1941年に博物館として
オープンしました。まさにこの博物館はその建物そのものが展示物でゴシック建築の王立造船所なのです。
館内に入ると、地中海で使われていた小船、大航海時代の世界地図、航海の器具、船首像のコレクションなどや
船の模型がずらり展示されています。中でも一番人気は、レパントの海戦で使用された、レプリカのガレー船です。
全長60メートルの実物大で、まずはその船の大きさ、装飾の豪華さに驚きます。船の上に登ると、スクリーンに当時
の奴隷たちの手漕ぎのイメージが映写されています。漕ぎ手は200人以上で1本のオールを4人で漕いでいるシーン
を見るといかに大きな船だったということがわかります。

館内の入口。エジプト展が開催されていました。 片隅に漁船のブリッジと錨があります。

世界初の潜水艦の複製。まるでマンボウそっくりの形で、おまけに木製とは驚きです。
●博物館の建物も必見です

建物そのものが歴史的な価値があることに感心させられます。

建物は古くても内部は近代的な作りに改装しております

館内は意外と閑散としていました

見事なアーチ状の建物です。この位の大きさがあれば大きな船も建造可能だったのでしょう。

建築当時の造船所のミニチュア

ロープを編み上げているミニチュア

帆船時代末期のバルセロナ港。帆船に混じって機帆船があるので19世紀頃?

これから漁に出かける風景のジオラマ
●各種の船舶模型

この時代はまだ帆柱があります
各種の船舶模型が所狭しと展示されています。
趣味で船舶模型を作っているので、随分と参考になりました。

サンタマリア号の模型 コロンブスの塔に立っているものと同じものです
●実物大のガレー船
ガレー船とは古代から中世にかけて地中海で主に使用されていた、帆、もしくはオールを使って推進力を得る艦
艇。通常は帆を揚げて進み、戦闘時や逆風時などにオールを使った。
展示されている船はレパントの海戦で使われたガレー船です。複製品ですが、とくに船尾の際だって目立つ、飾り
は素晴らしい。また船体を一周して見ることができる通路があり、展示用の橋からは船体上部全体を見渡すことがで
きるようになっている。
《レパントの海戦》
1571年10月7日にギリシャの海岸で行った戦い。ドン・フアン・デ・アウストリア(Don Juan de Austria)が指揮して
いたカタルーニャ、ベネチア、マルタ島、ナポリ、シシリア島の連合海軍はオスマン帝国と立ち向かい、ヨーロッパの
カトリック同盟が勝利した海戦。この戦いで地中海でのオスマン帝国の征服が終わりました。

敵船を打ち壊すために船首には衝角が装備されています


船尾の形や装飾は帆船時代に引き継がれた感じがします

吃水の浅さと舷側の張り出しを見ると、これでよく安定を保っているものだと感心します。
帆船のように船底に石を敷き詰めていたのかも知れません。

船の中央には露天の「かまど」がありますが、これでは雨の日は食事抜き?

人と比べると建物の大きさがよくわかります
●港の風景(ジオラマ)

漁師の写真。ネコの仕草がかわいい 当時の貨物の荷姿

荷物を計る天秤

この樽の中身は葡萄酒? 香辛料の数々

荷物の積み込み風景
●航海用具

昔も今も航海用具はあまり変化が無いようです

航海用具の必需品。時計、六分儀、望遠鏡。

天球儀と地球儀
●船首像

沈船から引き上げられた船首像もありました
●実物の船

これらはすべて漁船と思われる

レース用モーターボート

ヨットのいろいろ

初期の船は筏に帆を立てていました 奧に見えるのがコンパス

漁船か通船かわかりません
●造船所のジオラマ

このコーナーは造船所を模した展示と漁具なとが展示されています

巨大な滑車が展示されてます コーナーの部屋は船の設計室になっいる

建造中の船。人が乗っていますが、人形です。
●博物館のショップ

レストランの隣に船に関するショップがあります。

欲しいものがたくさんありましたが、荷物になるのであきらめました。

船に関する各種の模型はとても精密ですが、価格がとても高いです。
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