大西洋・地中海・エーゲ海クルーズ20日間



豪華客船 ロッテルダム号で行く

 
 
  2009年9月14日〜10月5日  

大西洋・地中海・エーゲ海クルーズ
 今年2回目のクルーズ旅行に参加してきました。今回は10ヶ月振
りの海外クルーズである。

 今回はオランダのロッテルダム港を出航してドーバー海峡を抜
け、大西洋へ向かい、途中、フランス・ポルトガルの各地に立ち寄
り、ジブラルタル海峡を通過して、地中海に入るというコースであ
る。その後、地中海各地を巡りながらアドリア海に入り、最終目的
地であるギリシャのピレウス港まで正味18日間の船旅である。

 今回は我が家を出て帰宅まで3週間のなが〜い旅行である。出
発するまで、これほど長い旅行をすると体調を崩してしまうのではな
いかと思ったりしたが、その心配は杞憂であった。

 旅行の途中で体の調子が悪くなれば船医に見て貰ったり、船室で
寝ていればよいので、その点、クルーズ旅行は気が楽である。当然、旅行保険に入っておくことが必須であるが・・。
今回の旅行もいつものように日記風にまとめてみた。日程表の写真をクリックするとそのページへジャンプします。

曜 日
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日        程
 9/14
  (月)
士別出発。成田空港のホテルで前泊。
 9/15
 (火)
成田より KLMオランダ航空でアムステルダムへ 。
アムステルダム到着後、ホテルへ移動。
 9/16
 (水)
午前、ホテルからロッテルダム港へ移動。
午後、ロッテルダム港で乗船手続き。 17:00ロッテルダム港出港
 9/17
 (木)
ルアーブル (フランス) パリ市内観光。
フランス屈指の規模を誇る港湾都市。街並みは世界遺産に登録されている。
 9/18
 (金)
終日クルーズ(大西洋)
 9/19
 (土)
終日クルーズ(大西洋)
 9/20
 (日)
リスボン (ポルトガル)
中世の面影を残す街路に囲まれた城、大航海時代を偲ぶ偉大な
モニュメントなどを見ることができます。
 9/21
 (月)
ポルティマオ (ポルトガル)
ムーア人の街シルヴェスがあります。
 9/22
 (火)
カディス (スペイン)
コロンブスが、第2回目と第4回目の航海に出発したのがこの地です。
10  9/23
 (水)
マラガ (スペイン)
スペイン南部に位置し、コスタ・デル・ソルの中心として広く知られている
マラガは、1年中気候がよくヨーロッパ中から観光客が集まります。
11  9/24
 (木)
アルメリア (スペイン)
アルメリア県には、ヨーロッパで唯一の砂漠がある。
12  9/25
 (金)
バルセロナ 1日目 (スペイン)
独特の文化が息づくカタルーニャ地方最大の都市。古くから芸術
活動が盛んで、美術館・博物館が多く立ち並んでいます。
13  9/26
 (土)
バルセロナ 2日目 (スペイン)
ローマ時代の遺跡から中世の都市へ、さらには近代都市へと旅するには
またとない機会を得ることができる。
14  9/27
 (日)
モンテカルロ (モナコ)
都市国家であり、首都モナコ市がそのまま全領土。世界で2番目に小さい国
(ミニ国家)。国連加盟国の中では世界最小である。観光とカジノの街です。
15  9/28
 (月)
チべタベッキア (イタリア)
チベタベッキアはローマへの海の玄関口。ローマ市内観光のために
世界中の客船が、この港に集まります。
16  9/29
 (火)
終日クルーズ
ストロンボリ島活火山、メッシーナ海峡シーニッククルーズ
17  9/30
 (水)
カタコロン (ギリシャ)
ペロポネソス半島のイオニア海に面した港町。ここはオリンピアへの
玄関港として近年、多くのクルーズ客船が寄港するようになりました。
18  10/1
 (木)
サントリーニ島 (ギリシャ)
エーゲ海で最も人気の高い景勝地。火山とアトランティス伝説の島。
どこを写真に撮っても絵になる眺めです。
19  10/2
 (金)
クシャダス (トルコ)
エーゲ海クルーズの寄港地として、20年くらい前から急速に発展し、
ヨーロッパからの観光客に人気があります。
20  10/3
 (土)
ピレウス(ギリシャ)08:00入港
下船後、アテネ空港へ。エールフランス航空にてパリ経由で帰国の途へ
21  10/4
 (日)
成田着後 入国・通関後解散。成田のホテルで後泊。
22  10/4
 (月)
羽田空港〜旭川空港を経て帰宅。


 9月14日(月) 士別〜成田(前泊) 22度 曇り

 今回、このクルーズに参加するのは我々のグループだけでも5組10人の大人数で、楽しい旅行ができそうな予感
がする。全員がリタイア組で平均年齢は67歳位?で、いつまでこのような旅行ができるかは「神のみぞが知る」とい
ったところである。

 出発地は旭川空港から6人、千歳空港から4人の2班に分かれて、前泊地である成田のホテルで落ち合うことにし
た。我々は旭川空港13:10発、JL1104便で羽田空港へ向かい。羽田空港には定時の14:50に到着した。


総ガラス張りの旭川空港。
  アシアナ航空も11月で終了    我々が搭乗するA300−600R      エアドウの逆噴射
  
  燃料補給は2本のホースを繋いで給油していた。      AS365N2とセスナ208(キャラバン)。
  
  離陸して間もなく札幌の市街地が見えました。        洞爺湖や室蘭市も雲間から見えました。

羽田が近くなりスピードを落としていています。

前泊はいつもの管制塔前のホテルに宿泊。

 羽田空港到着後はいつもの飛行機関係の本が一杯置いてあるB1階の本屋に立ち寄り、その後、京急で成田に
向かう。京急の蒲田駅周辺の高架工事は3月以来見てから半年しか経っていないが、工事は順調に進行しているら
しく、電車はまるでトンネルの中を走っているような感じになっている。高架工事を見ていて気がついたのだが、工事
が完成して電車が上を走るようになったら高架下の空き地はどのような利用方法を考えているのか、それを考えると
夜も寝られなくなるのではないかと心配です。(古い漫才のネタ)。

 乗り換えが巧くいって佐倉で乗り換えて、ちょうど2時間で到着。ホテルでは先着の仲間がすでに夕食を摂ってい
た。我々も部屋に荷物を置いて、すぐにホテルレストランに向かい合流。夕食後は風呂に入ってさっぱりして、明日
からの旅行の英気を養うためぐっすりと眠りについた。

9月15日(火) 成田からアムステルダムへ 成田23度 曇り

 朝4時半頃に目が覚め、しばらくボケーッとしながら空港内の働くおじさん達を見物して時間を潰す。今日の6時か
らの着陸機は最初の2,3機が見えただけで、意外と少ないように見えた。いつもは6時を待って金魚のウンチのよう
に連なって降りてくるようなことはなかった。恐らく風向きが変わって16Rから着陸していたかも知れない。

 朝食はホテルのバイキングで済ませ、9時少し前のバスで第1ターミナルへ向かう。Gの団体受付でチェックンイン
を終わらせ、そのまま出国手続きへ。途中、例のごとく免税店でタバコを購入して15番ゲートへ進む。本日の搭乗
機はKLM862便で777から747へ機材が変更されたようだった。

 その関係からか知らないが、出発時間が10分も繰り上がり11:05になった。早くなったのはいいけれどボーディ
ング開始は15分前から始まったので案の定、予定の時間になっても乗客が続々乗り込んでいた。結局ブロックアウ
トは11時20分で定刻より5分も遅くなった。今回は運良く窓側に座れたが、残念ながら途中の景色はほとんどが雲
に隠れて見ることが出来なかったのは残念。それでも雲間に見えるシベリアの降雪はまだ無いように見えた。

   
      ホテルから見える地上用管制塔                  前泊したホテル

 ホテルから第1ターミナルまで歩いて行けるホテルはここだけ?
朝方は同時間に2台のバスが第一、第二ターミナルへ向け、運行しています。

出発時刻を早めて果たして乗客は間に合うのか心配。

●成田空港からスキポール空港へ
 機内はほぼ満席状態。主翼の少し前の席で、動翼がよく見える位置でなくて残念。機内では若いクレーマーがCA
に盛んに文句を付けていた。雰囲気としてはトイレでのタバコ喫煙を注意されたのが頭に来たらしい。

 当機はモスクワの北側をかすめ、スエーデン、バルト3国、ドイツ、デンマークを通過し無事オランダに到着した。途
中キール運河らしきものも見ることが出来た。スキポール空港へは予定より早く15:20に到着。その後、1時間あま
りターミナルのスーパーで買い物(夕食の買い出し)をして空港近郊のホテルへ向かう。

 ホテルに到着後、早速風呂に入り長旅の疲れを癒す。時差の関係で一日が35時間のなが〜い日がよう
やく終わり、21時過ぎにベットへ滑り込む。時差に関係なく、ぐっすりと寝ることができた。

  
     帰りはこの会社の飛行機で帰ります。     ジャンボが続々撤退する中、これが最後になるかも。
  
シベリアはまだ雪は降っていないようです。大きな川と湿地帯が続きます。
  
ヨーロッパに入ると幾筋もの航跡を見ることができます。(右)
  
ビールを注文するとご覧通りのコップを刺してくれます。      もしかしてこれがキール運河?

●スキポール空港到着

我々が搭乗したスキポール空港のKLM B747−400。
KLMもAFと合併して胴体にはエールフランスと書いてありました。

久し振りのスキポール空港
  
        スキポール空港の管制塔                ターミナル前はとても賑やかです

早く煙草が吸いたくてターミナルを一旦出て一服してから、
再びスーパーに戻って、今夜の食事を買いました。
●ホテル到着
  
このような風景を見るとヨーロッパに来たなという感じになります。
  
ホテルは例のビジネスホテルで畑の横にありました。
空港に近いため、朝早くから遅くまで客の出入りが激しいホテルのようです。

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