10月1日(木) サントリーニ 24度 晴れ

 本船は8時前にはサントリーニに到着しニューボートでツアー客をテンダーボートで送り出した後、オールドポートへ
移動する。我々はこのサントリーニ島へは一度来ているので、OPの参加はやめにして、9時過ぎにテンダーに乗り
フィラの街をゆっくりと散策して帰船することにした。港からは例の数珠つなぎのゴンドラに乗って、フィラの街へ繰り
出し、12時過ぎに帰船する。

 サントリーニ島は大小5つほどの島々の総称で、一般には最も大きいティーラ島を指す。海抜300m、火山灰の崖
の上に立つ島の中心の街がフィラの街。真っ白な可愛いホテルやブティック、ジュエリーショップ、ギャラリー、レスト
ラン、カフェ、バーなどが所狭しとひしめき合いながら、眼下に広がる青い海と絶妙の調和を保っています。ほとんど
のクルーズ船はフィラの真下、オールドポートに到着します。ここからフィラの街までは、580段の階段を徒歩か、ま
たはロバで登るか、あるいはケーブルカーを使うかの三者択一です。今日はサントリーニ宮殿の遺跡をメインにフィ
ラの街をブラつくことにした。

今航海もいよいよ終盤に掛かりました
   
朝焼けと共にサントリーニ島外輪山の中に入る
  
ネア・カメニ島。現在も活動する活火山

 サントリーに島は紀元前1,400 〜 1,600年頃、海底火山の噴火により地中にあったマグマが噴き出してできた空洞
が陥没して、現在のような三日月型の島になった、典型的な陥没型カルデラ といわれている。この噴火はクレタ文
明に大打撃を与えたという。さらに、アトランティスの伝説はこの噴火による津波の伝説が変形したものと考えられて
いる。 三日月形の中央に浮かぶネア・カメニ島は現在も活動する活火山である。この島にはフィラのオールドポート
やイアから船で行くことができ、さらに噴火口まで歩いて近づくことができるという。


当時の噴火がいかに巨大だったことが、この地層を見てもよくわかる。
この噴火によって世界的な気候変動をもたらしたという。
  
こんな崖下に建物を造って、どうやって買い物をするのかな。崖をよじ登る?まさか
  
ニューボーに到着。ここからテンダーで岸壁まで送迎します。
  
新港からは港から直接バスが発着できるので、OP参加者はここで下船しました。

帆船に見立てた通船
本船に横付けしようとしたが、どういう訳か断られ、空船で離れていきました。
  
その後、ごく普通のテンダーが矢継ぎ早にやってきた
  
ノールダム(左)と本船(右)の大きさを比較すると、断然、ノールダムの方が大きいことがわかる
  
        崖の中腹にある建物                 何故か、機関砲が空を睨んでいます
  
           旧港の賑わい                     5連のゴンドラで崖を登る
  
         頂上駅の出入口              お昼頃にはロープウエイの乗客で一杯になりました
  
外輪部がつながっていればカルデラ湖が生まれたのかも知れません。
フィラ港はこれだけの島に囲まれているので防波堤は不要と思われる。
  
見渡す限り教会だらけです。一体これらの教会の維持費はどのくらい掛かるのか知りたいところです。
  
サントリーニの小学校。黄色い声が聞こえました。
  
   島は小さくとも校庭は十分な広さがあります        学校の塀をたった一人で修理していた

●宮殿の遺跡
  
この遺跡はあまり人気がないようで閑散としている
  
いつ頃の遺跡なのか調べてみても不明でした。看板には確かにパレスという文字があったのですが・・・・

●フィラの海岸寄りを散策
  
     小径の片隅で物売りをしています            とにかく人、人で交差するのも一苦労
サントリーニ島の犬と猫。鳥籠は家の壁に取り付けてあります。

この教会の周りも人並みで一杯

教会がズラリと並んでいます。中央は大聖堂。

コスタ・フォーチュナとロッテルダム

●大聖堂
モザイクの道
大聖堂の鐘楼
教会内部
キリスト像?
マリア像?
あなたは何を懺悔しますか?

●とある教会
  
           教会の中庭                 飼い主に引きずられていた情けない顔の犬
  
これらの遺物は本物?
教会内部はギリシャ正教の様式のように思われる

●とあるアートギャラリー
  
あまりにも花がきれいなので入ってみたらアートギャラリーでした
  
階段をドンドン下りるとその場所があり、まるで穴倉に入った感じです
  
サントリーに島は絵になるような場所がたくさんありますが、ただし、建物の手入れが大変そう。
ここのロープウエイは大定員のゴンドラ2台ではなくて、よくスキー場で見られる6人乗りのゴンドラを6台
数珠つなぎで運用している珍しいロープウエイです。これならば荷重が集中しない利点がありそう。

本船の向かい側に停泊しているのは本船と同じ会社のノールダム。
この船とはほとんど本船と同じコースを航海していてるようで何回もあちこちの港で遭遇しています。
船腹をよく見るとベコベコになっている。テンダーの乗り場のギャングウエイは頑丈そうです
  
今日のゲームは本物のダーツゲームとは違い、マジックテープの付いたボールを的に投げるものです

●本船から見たフィラの眺め

フィラの街の全景。船が停船しているところがオールドポートです。
遠くから見ると雪が積もっているように見えます。
  
つづら折りをロバで上がる道も前回の旅行時と比べると道が随分と整備されているようだった。
  
このような崖を見ると噴火のものすごさがよくわかる

絵はがきでお馴染みの青いドームの教会が見えます

      空を見上げると、ここサントリーニ島は航空路の真下にあるらしくひっきりなしに航跡を見る
     ことが出来た。20度ぐらいの間隔で航路が交差しているので、時には一度に4機の航空機が
     飛んでいるのを見ることができた。空一面飛行機雲だらけである。
  
         月を突き刺す飛行機雲                機影が見えることもありました

●サンセットバーベキュー
 今日のディナーは遠慮して、6時からのセットされている「サンセットバーベキュー」を食べに行く。最近はディナー
のフルコースも食傷気味なので、今日は外での野性味たっぷりのバーベキューでお腹を満たすことにした。外で食事
するのもなかなか気持ちがいい。涼風を受け、太陽が沈むのを見ながらバーベキューを食するのは最高である。

本船の後部甲板一杯に会場がセットされていた
会場はバンド演奏もあって、バーベキュー
会場はとても盛り上がっております
左舷側の賑わい
右舷側の賑わい
皆さん和気あいあいと食事をしています
これだけの分量でもう満腹です
プールには蓮の花の噴水がセット
ゲーム係のスタッフか持ち込んだ筏のヨット

  
   串刺しは日本並みに旨い!           仲良しになったゲーム係のお姉さん達
  
向かいに停泊しているノールダムでもバーベキューをやってるようでした

サントリーニの夕暮れは素晴らしい。絶景です。

飛行雲が幾筋も見える。あと数分で日没。
  
      無風状態でもヨットが進んでいます            今日のタオル折りはカエル

 今日のゲームでダムドルは13枚をゲット。キャプテンログが昨夜から停止している。早く直して貰わないと現在位
置や航行距離がわかりません。早く直して下さい。

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