10月24日(火) ウクライナ・オデッサ観光 気温18度 曇り
今日は今回のクルーズの折り返し地点、ウクライナのオデッサに朝7時に入港した。 入港風景の写真を取りに行っ たら、イスタンブール入港時と同じく、下船口のタラップ付近でバンド演奏をして我々を歓迎してくれる。しかし、兵士が一 人丸腰で警備に当たっているのを見ると、結構厳しい国であると感じた。
たしかに、この国の入国は厳しくて、あらかじめ税関のカードを提出したり、パスポート携行を義務付けられたり、今ま での寄港地とは大分違う。おまけに下船時のみであったが<、ここウクライナではパスポートコントロールがあり、入国の スタンプを押して下船した。ワーイ!スタンプが一個増えたぞ。
船室のモニターでオデッサに到着したことがわかる ここでもバンドがお迎え
今日もオプショナルツアーに午前中、出かける。最初は本船から後ろ正面からも見える、映画「戦艦ポチョムキン」の 舞台にもなったポチョムキン階段を車窓から見物した。この場所はロシア革命の発端となった場所で、現在も約6分間 の実写フィルムが残っているという。そういえば以前テレビで乳母車が転がり落ちるシーンを見たことがある。
このポチョムキン階段は下から見ると階段ばかりで踊り場は見えないが、上から見ると踊り場しか見えないと言う面白 い構造をしている。
一緒に写真を撮るとシャッター料金を取られる 姉妹都市の横浜まで約8400q
ポチョムキン階段は上から見ると踊り場しか見えないが、下から見ると今度は階段しか見えない
かわいいバイオリン弾きと軍帽を売っているおばさん ここにも日本食レストランがありました
次いで海沿いをにあるプリモールスキー通りの並木道を歩きながら白亜で瀟洒な市庁舎や堂々たる外観のオペラ・バ レエ劇場などを見て回る。
静かな佇まいをみせるプリモールスキーの並木道 市庁舎
文学博物館 近代的な高級マンションもありました
オペラ・バレー劇場 オデッサの建物はさすがにロシア風な建物が多い
ここからバスに乗り込み車窓から外観が立派なオデッサ中央駅を見ながら、少年少女達が儀仗兵のように振る舞う、 無名戦士のモニュメントを見に行く。
オデッサ中央駅 クラッシックなトラム
無名戦士の塔。犬が寝ているのが面白い 近くの中学生が塔を守っています
最後に外観も内部も素晴らしいギリシャ正教の大聖堂を見学し、大聖堂近くの広場にある露天商をひやかして見て回 る。午後1時過ぎに本船に戻り、遅い昼食を取り本日の観光は以上で終了。
ロシア正教の大聖堂 大聖堂横の広場で露天商が開店中
おなじみのマトリョーシカ これも売り物? 美術学校生徒の作品が多い
15時からシアターで「ウクライナの民族音楽ショー」を観賞する。このショーの出演者はあらかじめ乗船していたわ けではなく、現地調達したようだった。公演終了後、下船するのを見たので間違いないと思われる。
ウクライナの伝統衣装でそれは素晴らしい歌と踊りであった。とくにソロを歌ったマトリョーシカに体型がそっくりなおば さんの声量と美声にはビックリものであった。
ウクライナの民族音楽ショーの公演 マトリョーシカに体型がそっくりなリーダー
夕食後、シアターで催されるショーを見に行く予定であったが、ディナーで出されたものを完食したため、満腹で動くこと ができなくなってしまい21時頃に就寝してしまった。ショーは日替わりで毎日開演しているので明日あたり見に行こうか と思っている。
同行の友人は昨晩カジノで大当たりをしたということで、ニコニコであった。大きな紙コップ一杯分も出したということで ある。うらやまい〜〜!。
出航は17時の定刻をやや過ぎていたが、船首側の最高階で写真を撮っていたら、突然近で出航の汽笛が鳴って驚 かせられた。鼓膜が破れそうな音でしばらく耳鳴りがしていた。おまけに目の前でレーダー2基が動作しており、全身に SHFの波を浴びせかけられていて、あまりいい感じのするものではない。タグボートの監視のもと無事港外に出て、パイ ロット船に水先案内人が乗り移り、次の寄港地トルコのクサダシ港を目指し快走し始めた。
10月25日(水) 終日クルージング 気温17度 曇り
今日は終日航海日で、行きと同じ航路を黒海の出口であるボスフォラス海峡に10時半頃に入る。往路は夜間、通過 したので帰りの航路でこの狭い海峡の見物を満悦した。
ただし、通過時は生憎の曇り空で、今にも雨が降りそうな気配。写真撮影には最悪であった。途中イスタンブールの街 並みが見え、我々が停泊していた岸壁にもクルーズ船が2隻停泊していた。
イスタンブールの新旧市街を過ぎると時計はすでに12時半を回っていた。その後、マルマラ海、ダーダネルス海峡を 抜け、20時過ぎには再びエーゲ海に入り、クサダシ港を目指す。
毎日、寄港地で観光して回ったので今日のような終日航海日があるとホッとする。このような日は船室に閉じこもって ゆっくりと体を休めるに限ると思うのだが、やはり今日も船内のあちこちを探検して歩き、午後になってようやく部屋に戻 ることができた。
●ギャラクシー船内のあちこち
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●ボスポラス海峡通過
海峡最初の吊り橋 国際海峡でもパイロットが乗り込みます
この先を回り込むとイスタンブールの市街地です 市街地が見える頃になるとデッキは鈴なり
ブルーモスク アヤソフィヤ寺院 トプカプ宮殿
ドルマバフチェ宮殿 我々が停泊した岸壁にはクルーズ船が停泊中
今日のディナーは2回目のフォーマルである。前回は船酔いのため 面白いゲームをしておりました
欠席したお母ちゃん達も着物を着て颯爽と出席しました。
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