10月29日(日) ナポリ市内・ポンペイ遺跡観光 気温26度 晴れ

 時計を1時間遅らし、欧州時間となった。日本との時差は8時間であるが、うっかり修正するのを忘れて1時間早く起き
てしまった。

 本船は夜明け少し前の7時にナポリ港に接岸した。ここからの眺めはさすが世界三大美港の一つに数えられている
だけのことはあると感じた。ヴェスヴィオ火山の方から登る朝日とナポリの街並みが美しい。

   
  ナポリの朝。かすかにヴェスヴィオ火山が見える        午前中にヴォメロの丘迄行きます

   
     ナポリ港には多数のフェリーが停泊              この桟橋は高くて怖かった

 今日は午前中ナポリ市内を見て回り、午後からポンペイの遺跡に行くことにした。ナポリ市内は単に市内を走り回るだ
け。途中写真ポイントで3回下車したのみであった。ボッタクリもいいところである。それでもナポリ市内の街の雰囲気を
見ることができたのは収穫であった。結局2時間くらい市内を走り回った後、一旦本船に戻り、昼食を取ってすぐ午後か
らのポンペイ遺跡の観光に出発するという慌ただしさであった。

   
ヌオーヴォ城

   
        ウンベルト1世のガッレリア                    サンタ・ルチアの海岸


サンタ・ルチアの卵城

●ナポリ市内あちこち
  

  

  


ヴォメロの丘からナポリ市内を眺める。ここからの夜景が素晴らしいのだろう。

   
   ヴォメロの丘に建つサンマルツィーノ修道院              本船からの眺め

   
     航空機のブラックボックスと同じ装置?          誰もいない甲板でひなたぼっこ中

 ポンペイはバスで高速道を約30分ほど走ると遺跡に到着。この遺跡はヴェスヴィオ山のすぐ近くかと思ったら山は
結構遠くに見えた。噴火したときは3千メートル級の富士山型の火山であったが、噴火によって中央部が陥没して現在
の二つの山を形成する姿になったという。確かに二つの山の稜線を見ると富士山のような山であったことがわかった。

 ポンペイは当時1万人を越す都市でヴェスヴィオ山の噴火によって火山灰をかぶり一旦は歴史から消えたが、遺跡の
発掘によって再び注目を浴びることになった。溶岩ではなく火山灰を被ったのが当時の姿をそのまま現代に伝えること
になったという。

 恐らく噴火によって逃げる間もなく火山灰に埋もれた苦痛に満ちた人達を見るとちょっと哀れな感じがする。しかし、よ
く建物や施設がこれほどまで、よく残っていたとは驚きである。ポンペイの遺跡は今まで何回となくテレビで見ているが、
本物を見るとまた感じが違ってくる。ローマ人が歩いた同じ道を2千年経った我々がまた歩いているという不思議な感覚
に陥ってしまう。約1時間半ガイド付きで歩いて回ったが、この遺跡の歩きにくさには参った。もう少し整備してほしいの
が本音である。

●ポンペイ遺跡

ヴェスヴィオ火山は元は富士山のような形であったが噴火によって現在の山容になった


火山灰の中から姿を現したポンペイ遺跡

        
              スタビアーネ浴場                        横断歩道

   
           石柱の遺跡群                        フォロ(公共広場)

   
バジリカでは、裁判や商取引が行われていました


38×157mの広さがあるフォロ

   
ジュピター神殿

   
苦悶の表情を見せるポンペイ市民

   
            居酒屋                         アッボンダンツァ通り

   
      現在でも見かけるような街角です                  グランド・パレス

パン屋の釜跡
壁画が素晴らしい
現在の宅配便
娼館の看板(モッコリ)
娼館の壁画1
娼館の壁画2
共同水道
壁画1
壁画2
壁画3
壁画4
これはいったい何なんだろう

   
円形劇場

   
現在も発掘作業が行われている

   
    遺跡の出入り口には土産物屋が一杯               最終寄港地に向かって出航


ナポリ夜景

 17時には本船に戻り、シャワーを浴びてから18時の出航に合わせてナポリの夜景を見物する。よく「ナポリを見て死
ね」というので夜景はさぞかし、きれいなのかと思ったらそれほどではなかった。恐らく夜景は丘の上から眺めるのが一
番なのだろう。私的には長崎や函館の方がよほどきれいである。とても死ぬわけにはいかないと思った。

 本船に戻ってから明日の下船準備に入る。一度、荷物を広げてしまったので後始末が大変である。しかし、荷造りは
すべてお母ちゃん任せである。ぐうたら亭主の典型である。午前0時までの荷物出しを余裕で部屋の前に並べることが
できた。

 今回の長い船旅も今夜で終了。明日の早朝には出航港のチベタベッキアに戻り、帰国モードに入る。いつも思うのだ
か、旅行中は長く感じるのが、終わってしまうと一瞬の出来事であったように思われるのが不思議である。とにかく無事
帰国できることが一番のお土産であると自分勝手な結論。

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