3月27日(金) 横浜港到着〜羽田〜士別
★横浜港入港
朝5時半頃目が覚めると本船はちょうど大島の沖合を通過中。大島は今まで行ったことがなく、市街地を遠望できると ころまで近づいたのは初めてある。近くで見るとさすが大島というだけあって、想像していたより、大きい島でした。
8時前には今クルーズ最後の食事をとる。今回のクルーズでは日本船らしく和食が多かったので、いつもの外国船ク ルーズのように和食欠乏症にはにはならなかったのはありがたかった。ただ残念なことに朝食のおかずの品数が少な かったので、自分で種類・分量を調節できる和食のバイキング形式にして欲しかったというのが本音。
大島全景 遠くに市街地が見えました
大島を過ぎると間もなく日の出を迎えました 最後の朝食。カロリーはどのくらいなのかな?
富津沖の第二海塁 ベイブリッジが見えてきました
本牧埠頭 横浜港シンボルタワー
間もなくベイブリッジをくぐり、大桟橋に接岸します。
大桟橋に接岸。汐水で窓が汚れています 無事下船して、一安心というところ
★ハナバスで市内観光へ
本船の到着がが遅れるかも知れないということで、飛行機は最終便を押さえてあったが、無事定時に到着したため午 後5時まで余裕ができてしまった。
そこで何十年か振りに横浜の名所を見て回ることにした。現在、横浜市内を移動する観光バスに「あかいくつ」という ハナバスがあり、市内を8の字に回っているのを見つけた。料金もどこまで乗っても100円の格安である。
早速、このバスに乗り「港の見える丘公園」へ向かう。途中、バスの運転手が簡単なガイドをしてくれるが、日本語・英 語・中国語・韓国語を次々と喋るのには驚きであった。とにかく横浜市内を100円で回れるのは観光客にとってはありが たい。おまけに1日乗車券はたったの500円で乗り放題ということで、これからの横浜観光はこれに限ると思った。ただ し時間通りに来ないのが欠点です。
「あかいくつ」バスのパンフレット 横浜開港資料館
横浜には後世に残したい建物がたくさんあります。
★外人墓地
外人墓地は昔も今もそれほど変わってはいないようだが、以前は自由に入れたが、現在は墓地の中には入れないよう になっていた。恐らく観光客がいたずらするので禁止になったのだろう。
以前と比べると柵とか生け垣が増えているようです クルーズ出発前とあまり変化のない桜が咲いています。満開を期待していたのだが、残念でした。 横浜外国人墓地資料館
外人墓地から市内中央部を望む こちらの桜はほぼ満開状態
★港の見える丘
外人墓地に隣接して「港の見える丘公園」があるので、歩いて公園まで行く。昔はこのように立派に整備されていなか ったので最初は別な公園かと思った。おまけに以前は公園の目の前がすぐ海だったのが埋め立てられて建物がビッシリ と建ち並んでいるのには二度ビックリ。50年ぶりの再訪はやはり、今浦島太郎状態だということを再確認。
立派に整備された「港の見える丘公園」
現在はほとんど海を見ることができません
公園の横にある大佛次郎記念館 イギリス館
公園から山下公園を望む大桟橋には大小の船が接岸中でした。
《飛鳥U》
《ゆめはな》 《ロイヤルウイング》 《ぱしふぃっくびいなす》
《氷川丸》 |
★昼食を終えて帰宅へ
「外人墓地」と「港の見える丘公園」を見物して、再び「はなばす」にバス乗り、桜木町で下車すると丁度、お昼になっ ていたので駅近くの中華料理店に入り昼食をとる。この時食べた「唐揚げ焼きそば」は美味しかったが、ボリュームあり すぎで、老人には少々もてあまし気味であった。
唐揚げ焼きそば 17:55発JL1115便で旭川へ
昼食も終わり、後の予定は何も考えていないので、桜木町からまっすぐ羽田に向かうことにした。横浜駅で京急に乗り 換え、各駅停車の電車に揺られながら、外の景色をゆっくりと見物。旅行に出発するときには、ちょうど桜が咲き始めて いたので、帰りには満開の桜見物ができると期待していた。しかし、残念ながら気温が低かったせいか、電車から見る桜 は5〜6分咲きで満開にはさらに時間が掛かりそうな感じであったた。
羽田には14時過ぎに到着し、いつもの航空関係の本を数多く置いている書店へ向かう。ここでは羽田に来たとき、必 ず立ち寄る書店で今回も3冊航空関係の本を買い込んだ。
その後、出発までラウンジで飛び交う飛行機を飽きもせず、何時間も見物していた。JL1115便は定時に出発し、旭 川着も遅れることなく無事到着。後は車を走らせ一路我が家へ一目散。1時間後、寒〜い、我が家に到着した。
今回のクルーズは初めて日本船に乗船したが、スタッフ・乗客のほとんどが日本人ということで外国船とはまた違った 雰囲気であった。また食事も和食が多く温泉旅館に宿泊しているような感じで、日本船ファンが多いのもうなずけた。
日本のクルーズ船もさらに大型化し、もっと隻数が増えればコースも多様になり、価格も安くなると思うので、その時に はまた参加したい。とにかく、もう少し参加費用が安ければ、我々貧乏人には有り難いのだが・・・・・・。
秋にはヨーロッパのクルーズをすでに申し込んであるので、今から足腰を鍛えておかねばならないと思っている。ただ ひとつ気がかりなのは新インフルエンザが再流行しないかが心配である。
《おわり》
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