所沢航空発祥記念館
2008年11月9日
2008年11月10日から「沖縄・アジアク周遊ルーズ15日間」に参加のため、上京した。今日は前泊で夕方まで時 間が空いたため、以前から見学したいと思っていた「所沢航空発祥記念館」へ行ってきた。
羽田から京急で品川まで行き、JRの高田馬場で西武新宿線に乗り換えて航空公園まで約1時間半の道のりである。 駅から博物館まで徒歩で行ったが、なかなかあの大きな建物は駅付近からは見ることが出来なかった。とにかく駅前に YS−11が見えたので、その方向へ歩き出す。あとは地図を頼りに図書館脇を抜けると広い公園が見え、その一角に 大きな建物の博物館が見えた。
公園ではゴム飛行機やグライダー、凧を揚げている光景はさすが航空公園のことはある。建物の中は成田の航空博 物館とよく似たレイアウトであるが、展示物はそれほど多くはなかった。できれば収納庫の航空機も見たいところであっ たが、残念ながら公開日でなかったので見ることが出来なかった。小一時間、博物館を見学して、本日の宿泊場所であ る成田へ向かった。
この博物館は所沢飛行場跡に、所沢航空記念公園を造園し、敷地内に航空をテーマとした博物館を建設。1993年に 開館、公園のシンボル的施設である。近くには米軍基地、東京航空交通管制部などがある。
屋内展示内容 1階実機展示 (吊り下げ展示機体含む) 川崎KAL-2 会式一号機(レプリカ) ニューポール81E2(レプリカ) ノースアメリカンT-6G ヒューズOH-6J HU-1B ビーチクラフトT-34メンター ハイパーL-21 スチンソンL-5E グライダー霧ヶ峰式はとK-14型 ウルトラライトプレーン ハンググライダー シコルスキーS-55・H-19 “H-21B”V-44型バートル 富士T-1B中等練習機 九一式戦闘機(国内で唯一の現存機体。航空遺産認定1号機)
2階展示 「大空」ジャンボジェット機フライトシミュレーター 「管制塔」レーダー・管制装置の紹介 「所沢メモリアルギャラリー」 戦前の所沢飛行場関連資料を展示
別館展示(普段は見られません) Mi-8 ヒップ V-107 バートル F-86D セイバー セスナ170 ベル47 TH-55 オサゲ パイパーJ-3C-65 フォッカー D.VU(レプリカ) スパッドS-XV 東北大学グライダー 日本大学人力飛行機 SAKUZO-IV
平成9年全日空より寄贈を受け、西武新宿線航空公園駅前に展示されているYS-11 垂直尾翼に鳩がズラリと駐機中。胴体は糞だらけです。
大きな建物ですが展示物は思ったより少なかった。
C46中型輸送機 「天馬」
この機で落下傘の降下訓練をしていたような気がする。
航空公園だけあって何人もの人たちが模型飛行機を飛ばしておりました。 皆さん家から持参しているのかと思ったら、ほとんどは売店で販売しているのをその場で組み立てて飛ばして いるようでした。中にはこの飛行機は飛ばないと売店へクレームを言ってる親父さんもいて面白かった。
熱気球の原理と模型を使用した揚力のお勉強ができるコーナー。
ニューボート 81E2のレプリカ
重要航空遺産認定「九一式戦闘機」
富士T−1B練習機(戦後純国産ジェット機第1号機) まるで豚の鼻ですな
パイパーL-21(1940年代の連絡機) バートル44
RB−41ニーン 実用エンジンの ダートMk543-10 YS−11 コンチネンタルO-470-11
原型で世界中に派生型がある に搭載 L19に装備
ライカミングT53-11-A アリソンCT-63-5A 飛燕搭載、液冷エンジンハ40
UH−1Bに搭載 OH−6Jに搭載 ダイムラーベンツ社のDB601
のライセンスエンジン
整備工場を模した中にあるセスナT310Q
シコルスキーH−19 前部にこんな大きな星形エンジンを乗せて冷却、重心位置は大丈夫だったのかな
映画「トコリの橋」を思い出しました HU-1B(ベル204B)(多用途ヘリコプターの傑作機)
ノースアメリカンT6Gテキサン
ビーチクラフトT-34メンター ヒューズOH-6J
カワサキKAL-2(1954年に初飛行した国産機)
プライマリー・グライダー霧ヶ峰式「はと K-14」 スチンソンL-5E
我が町の河原に着陸したことがあります。
パチンコのようにゴムで飛ばしてはず。 所沢飛行場の歴史が掲示してある。
航空管制に関するコーナー
レイアウトはスミソニアンに似ているが規模はミニミニスタイルである。
「会式一号機」(レプリカ)KAISHIKI-No.1 入り口の横にある売店
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