5月11日(火) 終日航海 驟雨後曇り 20度

 昨夜はあんなに遅く寝たのに、いつもの習慣で朝4時半には目が覚めてしまった。もう少し寝ていればいいのにと
思ったが長年の習慣は恐ろしいものです。

 朝食はいつものごとく9階にあるウィンジャマー・カフェでビュッフェ形式で食事を摂る。食事後は船内をぶらついて
時間を過ごす。この食事の時に見かけたおばさんが料理を取るのを見てビックリ。取り皿に山のように料理を積み
上げて、最後に取った果物を一つ一つ手で押さえつけて品定めをしていた。外人の女性がそれを見ていて苦笑いを
していた。スーパーの買い物と勘違いしているようであった。あの料理の山は絶対に残すと確信した。

 9時半から旅行社の説明会があり、シアターへ出かける。さすが250人という大きな団体なので添乗員も5人乗船
していた。説明会が終了した後、引き続き船内案内が行われたが、お母ちゃんだけ参加した。

 今日は2日目にして最初のフォーマルであったが、4分1の船客はカジュアルのままで過ごしていたようだ。まあカ
ジュアル船なので許せるかなと思ったりしている。今回のフォーマルで目立ったのは和服が多かったようで、中には
袴を着用していた御仁もおりました。ほとんどが外国人であれば目立つのだが、今回の船客はほとんどが日本人な
のであまりもてなかった風に見えました。

部屋のテレビにはブリッジ・リポートという放送が24時間流れています。
シャッター優先がありませんのでテレビ画面を撮るのが難しい。(とくにブラウン管)

  
朝食風景。ビュッフェ形式です。品数が少ないのとメニューが変わらないのはいただけない。

プールサイドで行われているバンド演奏
  
昼食はいつものバイキングとプールサイドで行われるバーベキューがあります
  
9Fの室内プール。泳いでいるのは外国人ばかりです。
  
 フィットネスセンター。利用者はほとんどおりません。    プール脇にある卓球台。日本人向きなのか
                                    結構賑わっておりました。
●船長主催ウエルカムパーティー
 19時から恒例のウェルカムパーティが「アンカーズ・アウェイ・ラウンジ」で開催されたので出席する。今日はフォ
ーマルの日と重なっているので皆さん着飾って出席していたようです。

 内容はいつものように酒を飲みながら(無料)、船長挨拶、スタッフ紹介やバンド演奏でダンスをしたりして時間を
過ごす。その後、流れ解散となり、ディナー会場の方へ移動し始めた。

 出口では船長と一緒に写真を撮るコーナーがあり、一枚千円?以上で販売していたようです。最初のクルージング
で購入したことがありますが、あまりにも高くて、その後の船旅では買うのは止めることにしました。
  
       アンカーズ・アウェイ・ラウンジ         会場内は満員の状態で立っている人もいました
  
              船長挨拶                      スタッフの紹介

●フォーマルでのディナー
フォーマルの日だから料理も特別メニューかと思ったら、変わり映えはしなかった。
前菜のエスカルゴはどの船に乗っても美味しい。メインの肉は意識的に避けている。
理由は分厚く、大きさも草履くらいあるのでもてあますからです。


5月12日(水) 終日航海 晴れ後曇り 20度

 朝起きて海を見ると未だに荒れ気味で、所々白波が見えるが、本船はほ
とんど揺れを感じることなく、一路上海に向かって航行中。

 終日航海2日目になると陸地が恋しくなる。本船は夜中に鹿児島沖を交わ
して、東シナ海に入ったようだ。

 沖合を見ると時々貨物船が行き交うのが散見され、韓国の漁船らしい船
も本船のすぐ側を通り過ぎていった。

 本船は日付が変わる頃、長江(揚子江)に入り、さらに長江の支流である
黄浦江に入り、浦東の新しい港「上海国際客運埠頭」へ4時には到着する
 リポートCHの初期画面が面白い

●船内あちこち探検@
 今日は終日航海なので、とくに何もすることがないので船内探検をして終了。今回の船は7万トンクラスなので、そ
れほど歩かなくても済むので楽である。以前に乗船したプリンセスクルーズ(サファイヤ・ダイヤモンド)では11万トン
クラスなので結構歩かされたのを覚えている。
   
朝の東シナ海。前日と比較すると波は穏やかになりました。
  
         韓国の漁船を追い抜きました              食事の後はここで一服
  
   気温が低いためかプールは開店休業状態          プール脇にあるモニュメント

中央にあるアトリウムのピアノバーで演奏が始まると各階共鈴なりになります。
  
     チャイドルルーム横のゲームコーナー                本船の模型
  
10Fにあるバイキング・クラウン(展望台)。前方を見物するには最高の場所です。
    
  バイキング船。スターボードに舵が見えます     各階の踊り場には見事な壁画がありました
  
          スクーナー・バー                    本船のカジノは結構広い
  
最近の客船の船檣は柱を使用しなくなりました
  
これでもかというくらいアンテナが各種の林立しています
  
  この船にも誰でも見られるコンパスがありました     この窓は室内プールの採光窓になっています
  
    この船は投揚錨装置があるため船首まで       ルールも知らずにゲームを楽しんでいます
    は行けないようです。
  
後部甲板にはミニゴルフのコースがあります
  
       このオジさん鐘を鳴らすことに成功          アシストのコントロールはさすがプロ

 ロイヤル・カリビアンのクルーズ船には必ずロッククライミングの壁があります。よじ登って上の鐘を鳴らすとTシャ
ツがもらえます。本船のコースは難易度によって3コース設けられています。

 アシストの女性は優に70キロ以上もありそうです。これであれば重石としてはぴったりです。ロープを緩めず、引っ
張りすぎず、絶妙のコントロールをしているのには感心しました。下りるときはロープにぶら下がって降下するのです
が、つま先が地上に着くか着かない位のところで止めて、つま先でバタバタさせるお茶目なこともやって、笑わしてい
ました。
  
       奧に写真コーナーが見えます               5階からピアノバーを望む
  
野菜、果物を使用した飾り物は素晴らしい

●中国漁船と鉢合わせ
  
本船の航行を邪魔する中国漁船
  
どういう訳か一隻の漁船が本船に向かってきます。何回も警告の汽笛を鳴らすのですが、
進路を変更しません。右側優先をフルに使って近づいて来ます。本船もたまらず進路を変更。
よく見たら仕掛けた網が近くにあるらしく、切られたら大変とボンデンに向かっていたようです。
  
      こちらは集団で操業しています              終日航海2日目も無事経過しました

●本日のショー
本日のショーは歌と踊りの「スウィング・シティ」でした
本船は22:27現在、長江の河口まで到達し、支流である黄浦江の港まであと30マイル

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