上海・韓国クルーズ
レジェント・オブ・ザ・シーズで行く横浜出発 上海・韓国クルーズ
昨年6月頃にある旅行社のweb siteに表題のような船旅が載ってい
た。すぐには埋まることはないだろうと高を括っていて、8月になってから
ようやく旅行会社に申し込みをするとすでに満席という返事が返ってきた。
このクルーズは横浜発着と格安料金がうけて、すぐに埋まったらしい。
一応2社に200人目のキャンセル待ちということにして、放置していたら1
月になってOKの返事が来た。旅行近くなるとキャンセルが多くなるが、ま
さか200人も繰り上がるとはビックリ。
我々が申し込んだ旅行社は250人以上の参加者いるという大所帯。ミ
キツーリストが幹事会社になって8社以上の旅行会社が参加しているらし
い。こんなことは今まで経験したことのない。外国船でありながら、9割近く
が日本人乗客という珍しい船旅となった。旅行社のウェブサイトには次のような宣伝文句が並んでいるのを見ると日
本人参加者が増えるたのもうなずける。
このコースのおすすめ!
横浜発着の外国船海外クルーズ横浜発着でありながら、日本船とは一味違った陽気で煌びやかな外国船海外クル
ーズを満喫いただけます。
アジア最大級のアミューズメント・クルーズ
「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」は、“アミューズメント・クルーズ”をコンセプトとするアジア最大級のカジュアル船です。
魅惑のコストパフォーマンス!
8泊9日、もちろん全食事付で98,000円〜259,000円。今回は、ポートチャージや船内チップも含んでおります。アメリ
カン・カジュアルシップならではのうれしい価格設定です。
上海万博開催中の上海に1泊停泊
添乗員、日本人コーディネーター乗船
船内新聞やメニューの和訳など、日本語のサービススタッフが乗船します。お言葉の心配も不要です。
日本語の寄港地観光を設定
各寄港地では、日本語の寄港地観光を設定予定。上海では、もちろん万博見学ツアーも設定予定です。
なるほどこのような宣伝が効いたのか、乗船してみると定員1700名中1500人が日本人乗客であった。どこかし
こも日本人ばかりで欧米人を捜すのが大変な状況であった。今回もいつもの通り日記調の旅行記をまとめてみた。
日 程 表
日付をクリックするとそのページへジャンプします
5月10日(月) 士別〜旭川〜羽田 横浜港出港 晴れ 20度
半年ぶりの船旅へ出かけた。今回のコースは横浜を出航して上海・済州島・釜山を巡り、横浜港へ帰港すると
いう8泊9日のショートクルージングである。
今回もいつものように旭川空港からタダ券で羽田へ向かう。朝一のJL2100便はがらがら状態で、やはり倒産し
た会社という感じである。飛行機は定刻より5分ほど早く出発し、羽田にも10分早く到着するという素晴らしい定時運
行であった。(決して皮肉ではありません)。
旭川空港は5.9度 閑散としているJALのカウンター
朝一番はJAL・ANA・ADO・SKYの4社がそろい踏み状態になります
A300−600Rの横をかすめて交差する旅客機
A300−600Rも数ヶ月後には退役して737に変更になるらしい。
おそらく今回の搭乗でこの機の乗り納めになるかも知れない。
羽田で元とウォンの両替をしてからYCATで「みなとみらい」行きに乗車。このバスは大桟橋で停車してくれる、と
ても便利なバスですが、玉に瑕なのは1時間に1本しかないので乗り遅れると集合時間に遅れてしまう結果になる。
今回はすべてがスムーズに移動できたので予定していた時間より、1時間早い12時20分のバスに乗ることが出来
た。羽田空港から大桟橋までたった20分で行けるとは思わなかった。
初めてYCATの「みなとみらい」行きに乗車 ベイブリッジからレジェンド・オブ・ザ・シーズを見る
バスがベイブリッジを渡る頃から大桟橋に接岸している「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」が見え隠れし始める。大
桟橋の停留所は少し離れたところにあるので(シルクセンター前)、クジラまで大分歩かされた。途中で隠れ喫煙所を
見つけたので、そこで一服して大桟橋へ向かう。(ラッキー!)
到着した大桟橋の場内はチェックインを受ける人達で大混雑であった。それでもこちらは杖を持っているので優先
的に手続きを終わらせることが出来た。無事CIQも通過して本船の我が家に到着。
一旦乗船しても用事があれば一時的な下船が出来るのかと思ったが、それは出来ないということで出港まで船内
をブラブラするよりしようがない状況となった。それでも出航前には説明会があったり、避難訓練があったりして、結
構、追われる感じで時間が経過していった。
大桟橋迄エッチラオッチラ歩いてクジラのお腹に入っていきます
レジェンド・オブ・ザ・シーズのデータ
総トン数 |
69,130トン |
就航年 |
1995年5月 |
全長 |
264.2m |
全幅 |
32.0m |
喫水 |
7.3m |
主エンジン |
Diesel(40,200kw) |
巡航速力 |
25ノット |
乗客定員 |
1,800名 |
客室数 |
900室 |
乗組員数 |
720名 |
メインダイニング |
2回制・固定席 |
船籍国 |
パナマ |
タイプ |
カジュアル |
デッキ |
11層 |
パナマックス船より一回り小さい
乗船手続きは比較的簡単に終了。CIQを通過したのでここはもう外国です。
氷川丸はいつ見ても優雅な姿を見せています
先程通ってきたベイブリッジ。今度は橋の下をくぐり抜けます。
本船の向かい側には「にっぽん丸」が停泊中
見送り、見物人がチラホラ見える 水上警察署のボートがパトロール中
幹事会社の説明会 ピアノバーでは歓迎演奏会
本船中央にあるアトリウムは4Fから11F迄吹き抜け構造になっています
本船は定刻の19時に横浜港を出航し、2日間の終日航海に入った。ちょうどこの時間は夕闇が次第に迫って来る
時間で、ベイブリッジをくぐるあたりから、真っ暗闇となった。本船から見る横浜の夜景は素晴らしいもので、しばらく
見とれていた。
夕食は今回初めて2回目に当たったため、20時からディナーが始まるというやたら遅い時間となった。従ってショ
ーを見終わったのは23時となってしまった。こんな夜型の生活はリタイアしてから経験したことが無い。とてもこんな
生活には付き合っていられないのでショーを見るのはカットするほか無いだだろう。今までの船旅でのショーは1回目
の食事中に見られたのだが、今回はこのような時間設定があったのは2回ほどであった。
●出航風景
Jun/Sさん提供の素晴らしい出港風景写真。さすがプロです。
19:00定刻に本船は静かに岸壁を離れました 見送りの人はまばら
本船に乗船したときのボーディングブリッジは階段が多いのが欠点です
本船の4Fに繋いだので高低差があったためと思われます
次第に大桟橋から離れていきます
船上から見る横浜港の夜景は美しい
ベイブリッジを通過し、一路東京湾を南下し太平洋へ向かいます。
●今夜のディナーとショー
肉も魚もボリューム多過ぎです デザートもこの位が適量です
本日のショーは手品と踊りでした。会場では写真撮影禁止なのでキャビンテレビからの撮影。
著作権からいうとこれも禁止かな?
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