5月17日(月) 終日航海 22度

 目が覚めて外を見たら本船はすでに四国と九州の間にある豊後水道を航行中であった。九州側の山がうっすらと
見ることが出来た。帰りは関門海峡を通過したので、是非とも海峡見物をしたいものだと思っていたが、通過が夜中
の2時頃だったため、つい寝過ごしてしまったのは残念であった。豊後水道の航路は結構行き交う船舶が多いので
見ていて退屈しない。

 今日は下船の説明会に出席した後、2時間待ちのタグをもらった。下船順番はグレードの高い方から下船するた
め我々は遅いタグを貰う羽目になった。これでは飛行機に間に合わない可能性もあるということで(本当は十分に間
に合う)、下船順番を上げてもらう交渉したら3番目のタグをゲットできた。

 今日のショーは最後なので最後まで見ることにした。演し物は「お別れショータイム」「ロス・パンパス・ガウチョ
ス」の2本立てであった。我々と同じテーブルの人が舞台に引っ張り上げられて曲芸の手伝いをさせられいたのには
笑えた。

●豊後水道通過

こちらは四国愛媛県辺り?

九州大分県辺り?
  
カツオドリが水面すれすれに乱舞していました
  
大きなコンテナ船とすれ違いました

球形タンク形のLNGタンカー

  
       下船説明会             シアターのVIP席            最後の昼食
  
13時現在、本船は室戸岬東南東60q沖を航行中。横浜まであと300マイルを残すのみとなりました。
  
船内のあちこちでは最後の演奏に熱がこもっています

●お別れショータイムとラストディナー
  
ロス・パンパス・ガウチョス(メキシコ)
 
スタッフによる「お別れショータイム」
 
最後のディナー。ロイヤルカビリアンはどの船に乗っても「オーソレミヨ」の合唱から始まります。

日本人が9割もいたので、歌詞を見ながら海援隊の「贈る言葉」を熱唱してくれました。
最後のデザートは豪華版でした

 本船も明朝には出発地の横浜・大桟橋へ戻る。全行程9日間、2000マイルほどのクルージングであったが、クル
ーズとしては比較的短期間であったので、それほど疲れなくて、この位の日程がちょうどいい感じである。

5月18日(火) 横浜港到着 27度 羽田〜旭川 帰宅

 目が覚めると本船はすでに大桟橋に接岸していた。随分と早く到着したらしい。後で調べてみたら、まだ夜も明けき
らない4時には接岸していたという。予定時間より2時間も早い。恐らく午後から次のツアー客が乗り込んでくるので、
できるだけ早く下船させたいのだろうと勝手な想像をする。

 朝食を摂ってから、部屋にいても退屈なので、4Fのシャンパンテラスで時間を潰す。9時にはシアターに集合し、下
船順番を待つ。予定より早く下船できた。

 下船後CIQの手続きに相当時間がかかるかと思ったら、意外とスムーズに通り抜けることができた。また荷物の宅
配手続きもさぞかし時間がかかるのではないかと覚悟していら、ここもあっという間に手続き終了。もし、時間がかか
るようであれば荷物をタクシーに載せて近くのコンビニまで行く予定をしていたのだが、杞憂に終わったようだ。

 おまけに横浜市が大桟橋から桜木町まで無料のシャトルバスを用意してくれたのは有り難かった。横浜市の観光
事業に対する力の入れようがよくわかった。
この時間にはすでに本船は桟橋に接岸していた。総距離2163マイルのクルーズも無事終了。
  
   喫煙するためこの場所に何回通ったことか           マリンタワーと氷川丸を望む
  
朝早くからタグボートがめまぐるしく動き回っています

本船からみなとみらい地区を望む。手前は大桟橋。

みらい地区の倉庫群

海保の岸壁にはPLH31「しきしま」が停泊中。
この巡視船はタイのレムチャバン港で一度見たことがあります。

下船前、最後の朝食は横浜港を見ながらの食事でした
  
          これらの像とも今日でお別れです                   下船口です
  
下船してこれから入国手続きと荷物の託送に向かいます

もう少し大きな看板にすると見栄えもいいと思うのだが・・・
  
大桟橋から桜木町駅まで無料のシャトルバスが出ました。
横浜市営のラッピングバスは面白い。
  
           JR桜木町駅                         京急横浜駅

●京急蒲田駅で迷いました
 羽田空港へはリムジンバスで行くのが時間的には一番早くて良いのだが、京急の高架工事が前から気になってい
たので、横浜から京急の品川行きに乗り込んだ。

 久し振りに京急蒲田駅に着くと構内は様変わりしていて、羽田行きのホームを探すのに一苦労した。ホームにはそ
れぞれ方面別に色分けしたラインが引かれているので迷うことはないのだが、こちらはエレベーターなので、まずエ
レベーター探しから始まる。ようやく探して乗ったら2FからB1へ持って行かれた。今度は別のエレベーターに乗り換
えてようやく1Fの羽田行きのホームにたどり着くことができた。高架工事が終了するまで蒲田駅での乗り換えはでき
るだけ避けた方が無難で、できるだけ直通電車を選ぶべきだと思った。
  
構内は新しくて気持ちはいいのですが、ここで迷いました。
  
歩くときはラインに沿って行くと目的ホームへ行けます   しかし、エレベーターはこんなところにあります
  
未だに工事中なので仮ホームの下から渡り線が飛び出していたのにはビックリ。
 
●羽田から旭川へ
  
  いつも立ち寄る本屋さん。航空関係の本が多い。      ここもよく立ち寄る中華料理店

 今回は往復とも経営破綻したJAL便のマイルを利用したが、主にJALが利用している第1ターミナルは閑散として
いたのには驚いた。いつもチェックインは窓口のお姉さんと話をしながらチェックインするのが楽しみであったが、一
般の窓口はすべて閉鎖してしまっていた。開いているのは上級会員の窓口だけという有様。仕方がないので自動チ
ェックインで搭乗券をゲット。おまけに今日の搭乗機はA300からMD90になっていた。さらに何年振りかでバスで沖
止めの搭乗機に向かうという、破綻航空会社の現実を見た感じである。

 14:35発JAL1113便はガラガラの乗客を乗せて定刻に旭川に向けて離陸。久し振りのMD90は強い加速力と
上昇力でたちまち巡航高度に達する。この機もこれで乗り納めになるかと思うと涙がチョチョ切れます。旭川便はこ
の秋からすべて737に機種替えになるらしい。JALもそれだけ小さくなるということか。他の航空会社は虎視眈々と
増便を狙っているに違いない。「祇園精舎の鐘の音・・・・」を絵に描いたようなJALよ!、再生に向かって頑張れ!

  
JALのPBBがスカイマークにとられてしまったようです。その影響で、こちらはタラップ使用になったのかな?
  
 派手な塗装のSNJ737
  
           JAL767                           航空局サーブ2000
  
     JAL747売れなかったら砂漠行きか              JAL777のグリーン塗装
  
バスラウンジは1113便の乗客のみ。寂しい限りです。
  
バスに乗り込むと目の前に搭乗機が駐機しています。いっそ歩いた方が早いかも。
  
搭乗機はMD90機なのでもう一度、後部タラップから搭乗したかった。

こうしてみると鉛筆みたいな機体です。
  
関東地方は視界も良く、下界がよく見えました。
  
     所々に人が座っているという感じです          1万メートル近くなると空がきれいです
  
高速回転してるエンジンを初めて間近に見ることができたのは最高!エンジンはV2500かな?

●桜満開の旭川到着
 旭川空港へは定刻の15:15より少し遅れて到着した。恐らく着陸方法がいつものと違うコースをとったためと思わ
れる。富良野上空ではスピードブレーキを使用しないで、プラップを下げてスピードを相当落としたようだ。その後フラ
ップを閉じて飛行を続ける。すると機は美瑛の手前から左旋回しないで逆方向の右旋回し始めたのには驚いた。眼
前に十勝連峰の山々がどんどんと迫ってくるのを見るとちょっと恐怖心をおぼえる。高度は山より低く飛んでいるの
で、このまま行けば山に激突か、なんて思っていたら、深い左バンクをとってランウエイに正対し、無事着陸。

 この原因は恐らく離陸機がいたのでタワーが迂回させたのかも知れない。レーダーがない時代は8千フィートでホ
ールディングさせられるケースなのだが、現在は旭川レディオから大雪タワーに変わったので、タワーがコントールし
ていたものと思われる。

 今日はいつものように空港から我が家まで一直線に帰らずに途中、道草をしながら帰った。最初は取り立てのフキ
を食べたいということで旭山動物園近くの川岸でフキを探すと休耕田に美味しそうなフキが一杯あったので、2キロぐ
らいを黙っていただくことにした。また近くの農家で花を売っていたので4鉢ほど購入。

 さらに桜が満開で、きれいに咲いているお寺の庭先に入って写真撮影。お母ちゃんが住職の奥さんに断りもなしで
境内に入ったことを一生懸命に詫びていた。亭主はどこ吹く風で写真に没頭中。おかしな夫婦である。士別には寄り
道をしたお陰で17時過ぎに到着。夕食代わりに回転寿司に寄って、お腹を満たし、ようやく帰宅することができた。

  
    空港の温度はこの時期としては暖かい        2台もバスがお出向かい。5、6人乗ったかな
  
      当麻のお寺の桜は見事でした                 士別の桜も満開でした
 今回のクルーズは横浜発着ということで、比較的楽な旅行でした。クルーズも日本発のコースが多数あるといいの
だが、こちらの希望と一致するコースは中々見つからないというのが残念である。もっと外国船による格安料金のク
ルーズが就航してくれないかと思うのは誰しも考えていることと思う。

 今回、旅行中から足が引きつる感じがして、2,3回こけてしまった。とくに左足の調子が悪く、整形でMRIを撮って
貰うと神経が潰れているらしい。今は100mも歩けない状態になってしまった。恐らく旅行は今回で打ち止めになっ
てしまった可能性があるが、手術しても歩けるようにしたいと現在もリハビリ中である。
《おわり》 2010/07/24
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