5月29日(火) 3日目
●白馬〜安曇野〜上高地〜諏訪湖〜石和
今日の観光地のメインは上高地です。しかし、実際に行ってみたら北海道の風景とあまり変わりがなかった。植生も似 ているし、気候もよく似ている。このような環境であれば、わざわざ北海道旅行をするまでもないと思うのだが、それはそ れで、ところ変われば品変わるように、きっとその土地の良さがあるに違いない。
しかし、東京から新幹線を利用しても、時間的には北海道の方が断然近そうだ。近頃はLCCの進出で航空運賃も安く なっているので、是非皆さんにも北海道旅行をお勧めします。ただ今回、北海道にいない動物が上高地の道路を歩いて いました。それはバスの前を猿の親子が散歩?していたのにはビックリ。さしずめ北海道では熊、エゾ鹿、キタキツネ、 タヌキあたりがこれに該当するのでしょうか。
もう一つ驚いたのは白馬から新潟県の糸魚川まで直線距離でたった36q程度しかなかったことです。意外と長野県 は日本海に近いことを認識しました。今まで長野県というのはもっと内陸に位置しているとばかり思っていましたので、こ ればかりは実際に旅行してみないとわからないことが一杯あるようです。
8時にはバスに乗車して最初の観光地安曇野へ向かいました。右手に見える北アルプスの雄大な山を次から次へと 見とれながら、退屈せずに安曇野へ向かうことができました。
 この辺のホテルはヨーロッパ調のホテルが多い。右は一ランク上のホテル。左は普通料金のホテル。
 しばらく姫川沿いに大糸線と平行して走ります。右写真は青木湖。
 大町市から望む北アルプスの山々
 この山の懐に黒四ダムがあるという
◆大王わさび農場
大王わさび農場は北アルプスからの湧き水を利用した、安曇野わさび田湧水群の一角にありました。資料によると日 本最大規模のわさび園であり、年間約120万人が訪れる安曇野随一の観光スポットである。わさび田に引かれる湧水 は一日12万トンで、水温は年間通して12℃。収穫は年間通して行われる。直射日光に弱い為、4月から9月末まで黒 い遮光紗でわさび田を覆っています。
また、ここの農場近くには朝の連ドラ「おひさま」のセットが作られ、ロケが行われたという。当初は観光客がそちらに 集中して、農園の入場者が減ったということで、ロケがの終了と共にさっさと更地にしてしまったというが、真偽の程はわ かりません。
売店で名物のわさびソフトクリームがあったので、食べてみたら確かにわさびの味がしまた。なお、この農場の「大 王」という名は敷地内にある大王神社に由来したもので、この神社は民話に登場する八面大王の胴体が埋葬されている という。
 観光農園としては成功した部類に入るのでないかな?
 直射日光を避けるため遮光紗で覆っていました

わさび田は結構な広さがあります わさびは順調に生育しているようです

きれいな湧き水です この辺に「おひさま」のセットが組まれていたという
※安曇野から上高地へ※
松本から梓川に沿って奈川まで国道128号を登って来たがこの道路は別名「野麦道路」とも呼ばれ、奈川のトンネル で野麦峠と上高地へ分かれる分岐点がトンネル内にある。野麦峠はこの後、県道26号線、39号線を経由して飛騨高 山へ至ります。
この道路は小説でも有名な「あゝ野麦峠」の舞台になった道路である。この小説は実話を元に書かれていて、当時の 女工哀史として涙なしでは語れない物語です。
実際に当時の姿を見ることは、伺い知れないが、それでも整備の整った現在でも、大変な思いをして飛騨から岡谷ま で行き来していたことを周りの風景を見て当時を垣間見ることができた。なお現在の野麦峠には『あゝ飛騨が見える』と 言い残して死亡した政井みねの像が立っているという。

安曇野から上高地へ向かいます 梓川は犀川、千曲川、信濃川を経て日本海へ

松本電鉄の電車 新島々駅で松本駅へ折り返します

水力発電用の稲核ダム 奈川渡ダム手前のトンネル内で
野麦峠方面と上高地方面へ分岐します

奈川渡ダム 梓湖
◆上高地

ここからは一般車両は入れません ようやく焼岳が見えてきました
(写真をクリックすると上高地へ)

帰りの釜トンネル入口 ここで交通規制が行われています
釜トンネルは11%の急坂トンネルです。全長1,310m
 これだけの深い谷があればダムがあちこちに建設される理由がよくわかります。
※諏訪湖で休憩※
上高地で昼食をとってから、今度は来た道を松本まで引き返し、高速道で本日の宿泊地、山梨県の石和温泉へ向か う。途中で諏訪湖SAで休憩を取る。
諏訪盆地は糸魚川〜静岡構造線と諏訪から九州まで続く中央構造線が交わる複雑な地質で13万年ほど前の火山活 動によって諏訪湖ができあがったという。諏訪湖周辺は昔は絹糸工場、現在は精密機械工業が盛んです。これも豊富 にあるきれいな水と空気が関係しているのかも知れません。

諏訪湖SA SAから諏訪湖眺望む
 諏訪湖全景。諏訪湖は岡谷市、諏訪市、下諏訪町に三分割されています。
 諏訪湖SAから諏訪市を望む
◆石和温泉
諏訪湖で休憩とを取った後、さらに高速道を走り続け、一宮御坂で下道へ降り、笛吹市の石和温泉へ向かう。石和(イ サワ)という地名は一寸した難読地名に入るのではないかと思う。地名の由来は、多くの川が流れる荒地で藺〔い〕が一 面生えていたので藺の沢からとか、陽成天皇の時代に見事な栗が献上され石禾〔いさわ〕の字を賜ったなどの説があ る。
この温泉の開湯は比較的新しく、1961年に果樹園の中から突如として温泉が湧出、青空温泉と称した。温泉街の規 模は熱海に次ぐともいわれ、宿泊施設は大小合わせて120軒を超える。団体客向けの大型宿泊施設、家族向けの旅 館、純和風の高級旅館など様々。また、温泉病院も多く、保養、療養温泉としての一面も持っている。
 本日の宿泊地である石和温泉へ向かう。

笛吹川 今日の宿泊は石和温泉 「千石」
 本日の夕食は甲州名物「ほうとう」でした。
甲州「ほうとう」は、説明によると数多くの野菜類、カボチャ、じゃが芋、里芋、白菜、ねぎ、ごぼう、にんじん、しいたけ 等の植物繊維が豊富に含まれており、美容健康食にはもちろん、ガンの予防食としても最適の食品です。と宣伝してい るのだが・・・・。
「ほうとう」は禅僧の手により中国から日本にもたらされた「饂飩(はくたく・はうたう)」が語源と言われ、武田信玄が野 戦食として用いたことから甲州地方に広く根付いたと言われています。「ほうとう」はいわば、山梨の誇りともいえる郷土 料理であり、その味の中に甲州の長い歴史が息づいています。
 「ほうとう」以外の料理はごく一般的なものでした。
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