5月30日(水) 4日目
●石和〜河口湖〜富士山5合目〜山中湖〜羽田空港〜旭川空港

 旅行最終日4日目を迎えた今日のメインは富士山5合目からの絶景を眺めることであったが、その思いは今回は残念
ながら曇空のため5合目から山頂を望むということはできなかった。再度来なさいということか?恐らく無理。

 石和温泉を8時過ぎに出発して、間もなく宝石研磨製作所を見学。ここでは甲州商人のうまい口車に乗って、皆さん思
いっきり商品を買わされていた。催眠商法の典型を見た感じである。
 
さすが熱海に次ぐ温泉地であるあ。温泉宿が散在しているのが見えます。
 
         「細腕繁盛記」を思い出しました              女将みずからお見送り

さすが山梨です。あちこちにブドウ畑がありました
 
       川をはさんで桜並木が続きます              映画の舞台にもなった笛吹川

◆石和宝飾研磨製作所

 山梨は石英(水晶)の採掘地であったことから、研磨宝飾を中心とした宝石加工産業や印鑑産業が発達している。昭
和初期には、研磨技術が大躍進を遂げ、パイプ、ブローチ、ペンダント、ネクタイピンなど様々なものがつくられるように
なってきた。現在は、国内最大の宝飾産地として「山梨」 の発展を支える原動力となっています。

 しかし、その原石は現在そのほとんどが外国からの輸入品で、各種の原石を研磨、加工、製造し、我が国における宝
飾品の一大産地として栄えている。ちなみに平成20年の宝飾品の出荷高は477億円で全国シェアの3分の1を占めて
いるという。
 
研磨工場を見学したが、宝飾品の販売がメインのようです。
 
甲州商人の巧みな口上で我先に商品を買い求めていました。
原石は全て輸入品です。最下段の絵はすべて宝飾石のモザイクで作られています。

 ※富士山5合目へ※

 石和から御坂峠を通り、河口湖へ向かい、さらに富士吉田市から富士スバルラインを通り、富士山5合目へ向かう。
この道路は1964年に有料道路として開業し、2005年(平成17年)に料金徴収期間を満了したが、その後は維持管理
有料制度に移行し、現在も引き続き有料での運営が継続されている。

 
        富士スバルラインを目指します            ここから5合目まで有料道路となります

 ※河口湖で昼食※

 
      5合目から山を降りて再度河口湖へ          1950年開業の富士急「河口湖駅」
                                    駅の後ろに富士山が見えるはずですが・・・
 
   河口湖駅前にレトロなボンネットバスが停車中         かすかに富士山の裾野が見えます

河口湖。富士五湖は富士山の噴火による堰止湖で、中でも西湖、精進湖、本栖湖は
かつては「せの海」という一つの大きな湖であった。このため湖は地下の水脈でつながっているらしく、
三湖とも水面の高さがいつも同じたという。
 
湖畔のレストランでは昨夜食した「ほうとう」がまたもや出てきました。
 
       湖畔のボート屋さんは開店休業状態     河口湖天井山公園へ行くカチカチ山ロープウエイ

  河口湖を少しの間、散策しして、次の山中湖へ出発する時、見慣れない人が荷物を抱えてバスに乗り込んできた。な
んとこの御仁は「干しぶどう」を車中で商売するため乗り込んできたらしい。甲州商人らしく口八丁手八丁で次から次へ
干しぶどうを売り始めた。バスが走り出しても降りる気配がない。ついに10qくらい走って完売してしまった。「帰りはど
うするの」と尋ねると「歩いて帰る」という。本当かな内心思ったが、ガイドからバスの後ろにちゃんと車が付いて来てい
るので心配ないという。さすが甲州商人だと感心するばかりであった。

 そこで甲州商人を調べてみたら次のように書かれていた。決して山梨県民をけなしているわけでないので悪しからず。

 勤勉で,謙虚。自分に対するきびしさをもつ。山梨県は北に甲斐駒ケ岳,南に富士山と高い山に囲まれ,そこを水害で
有名な釜無川が流れる。県土は火山灰のため,農業生産性は低い。こうした,貧しい土地と閉塞された盆地という,厳し
い地勢から,自ずと人々には忍耐強さが備わった。
 そのような風土から「甲州商人の通ったあとはペンペン草も生えない」といわれるように,山梨は古来より商人の町でも
あった。商人は大風呂敷に呉服物を包んで肩からかけ,村から村を勤勉にまわった。その商魂を「めちゃかもん」と呼ん
だ。
 「甲州べえと牛の糞には油断するな」というたとえがある。牛糞はうわぺは堅いが,うっかり踏むと中から柔かいので大
変な事となる。うわべと内面は大ちがいという意味である。 また,甲州人自身が「メカチャカモン」と呼ぶほど,利口でず
る賢い,というのである。と書いてあるが、結論としては甲州商人は商売上手というであろう。

◆花の都公園 山中湖

 標高1000mの高原に、約30万u広大な敷地に季節ごとの花々が咲き誇る公園。園内には、ポピー、百日草、コスモ
スなど50種以上の花が次々と花を開く。清流の里には幅80mの明神の滝三連大水車、溶岩樹型地下観察施設、
全天候型温室フローラルドームなどがある。

  我々は時間の関係でフローラルドーム「ふらら」のみ見学した。この温室は「花と人間」「花と自然」をテーマに、た
花の生態、花に関する情報が満ち溢れていました。

 
      東富士五湖道路で山中湖へ                     花の都公園

 ※海老名SAで休憩※

 花の都公園を散策した後、再度、東富士五湖道路に戻ったため、山中湖を見ることができなかったのは残念であっ
た。その後、御殿場市から東名高速道へ入り、横浜新道、首都高を経由して羽田へ予定より2時間以上も早く到着し
た。

 これほど時間に余裕ができたのかというと、やはり交通渋滞を考えての行程らしかった。確かに今回は渋滞に一度も
引っかからなかったは幸運だった。下車する時、運転手に今回の総走行距離を聞いたら、900qを少し越えたくらいで
千qにはならないという。4日間も走り続けたのだから相当な距離になるのではないかと思ったのだが・・・。

 6県も回って千qに達しないのだから、いかに我が国が狭いかが実感できた旅行でもあった。それに対して北海道は
いかに大きいかということも再認識した。なにしろ東北6県に新潟県を加えた広さがあるのだから・・・・。

 
東名で一番大きなSAです。建物は最近改築したいうことでした。
 
            横浜ベイブリッジ                        鶴見つばさ橋

 ※羽田空港に到着※

 羽田空港では千歳空港組が第2ターミナルのANA、そのほかの道内空港組は第1ターミナルのJALを利用するため、
2組に分かれることになった。しかし、我々をフォローする現地係があまりにも早く到着したため、空港に到着していない
ようで、添乗員が必死になって電話をかけていた。

 それであれば横浜あたりで電話をかけて早着することを連絡すればターミナル入口で30分も待つことがなかったのに
と思うのだが・・・。しばらくして現地係が到着して添乗員とはここでお別れすることになった。その後、係から搭乗券を貰
い、すぐに出発ロビーへ向かう。そこではなんと2時間あまり、たっぷりと飛行機見物を楽しむことができた。飛行機大好
き人間にとってはラッキーな時間であった。

 
         空港誘導路の下をくぐります                第1ターミナル到着
 
       第1ターミナルは開店休業状態             羽田空港の航空機 (画面をクリック)

 ※羽田空港から我が家へ※

 ロビーでたっぷりと飛行機見物をして、18:15発JAL1115便に乗り込む。搭乗橋4本がスカイマークに割り当てられ
ているため、我々はいつものようにバスで当該機に向かう。バス出発ラウンジは旭川行きが最終便らしくゲートはポツン
と旭川行きのゲートのみ照明が点いていました。何とも寂しい限りです。

 夕方の飛行は夕日が沈むのがとてもきれいなので楽しみしていた。今回も離陸する時はすでに薄暗くなっていたが、
高度をとるに従い、空は再び明るくなる。そして次第に暗くなるという時間が最高の見所である。


旭川行きJAL1115便は今秋引退のMD90です。今回が乗り納めかも・・・・。

横に駐機しているのはこ767−300

離陸時の日没は上昇するほど空が明るくなります

巡航高度に到達するとまだ太陽が輝いていて

その太陽も次第に地平線に姿を隠します。
 
    旭川空港は13.5℃で、半袖では肌寒い           全く人影が見えないターミナル

 20時過ぎに旭川空港に到着。外へ出ると寒さが一層身に染みます。一目散に自動車へ乗り、我が家へ急ぎました。
今回の旅行の大半はバスで走り回ったという印象が強く、下車観光にもう少し時間が欲しかったというのが感想です。

《終わり》  
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